坂木司さんの「和菓子のアン」シリーズは、主人公がデパ地下の和菓子屋で活躍する人気作品です。和菓子への愛が垣間見える、お仕事&グルメ&ミステリー小説。
そんな坂木司さんの「和菓子のアン」シリーズの読む順番を紹介いたします!
坂木司「和菓子のアン」シリーズ読む順番
3作が光文社から刊行されています。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。
1.『和菓子のアン』(2010年)
<あらすじ>
デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。
謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?
読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー。
こちらが第一作です。
とにかくキャラクターたちの個性が強く、和菓子に対する熱量も高め。かつミステリー仕立てになっているので、ストーリーも飽きさせない。
和菓子を食べながら読むと、至福の時間を過ごせます。
2.『アンと青春』(2016年)
<あらすじ>
アンちゃんがデパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めて八ヶ月。販売の仕事には慣れてきたけど、和菓子についてはまだまだ知らないことばかりだ。でも、だからこそ学べることもたくさんある。
みつ屋の個性的な仲間に囲まれながら、つまずいたり悩んだりの成長の日々は続きます。今回もふんだんのあんことたっぷりの謎をご用意。
待ちに待ったシリーズ第二弾!
こちらが続編になります。
アンの成長、そして新たな謎……続編も読み応え充分です。
3.『アンと愛情』(2020/10/21発売)
最新作
<あらすじ>
デパ地下の和菓子屋「みつ屋」のアルバイト店員・アンちゃんが成人式を迎えます。大人になるには、まだ早すぎる気がするけど……。
さらに深くなる和菓子の謎と、少しずつ経験を積むアンちゃんの日常が楽しい、大ヒットシリーズ第3弾。
最新作の3作目です。
アンも成人式を迎え、大人への階段を上っていくことに。
『和菓子のアン』番外編
『和菓子のアンソロジー』(2014年)
「和菓子」をモチーフに、短編を一作書いていただけませんか?
読書家としても知られる『和菓子のアン』の著者・坂木司が、今いちばん読みたい人気作家たちに執筆を依頼。
日常の謎を描くミステリーから、壮大な世界観を展開するSF、心温まる優しい怪談まで、さまざまな読み味の作品が揃いました。
疲れたときに読みたくなる、宝箱のような一冊。
「和菓子のアン」と直接の関係はありませんが、坂木さんが人気作家に「和菓子」をモチーフに執筆を依頼。
じつに美味しい一冊です。
漫画版「和菓子のアン」シリーズ
猪狩そよ子さんの絵で漫画版も刊行されています。
まとめ
それではおさらいします。
坂木司「和菓子のアン」シリーズの読む順番は以上のようになります。
甘いもの好きで、かつミステリーな作品を求めている方にぴったりのシリーズ。
それでは、良い読書体験を!
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