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畠中恵さんの「しゃばけシリーズ」は、江戸時代。体の弱い若だんなと、若だんなに仕える佐助と仁吉を始めとする妖(あやかし)たちが協力して事件を解決する大人気シリーズ。
そんな畠中恵さんの「つくもがみシリーズ」の読む順番を紹介いたします!
畠中恵「しゃばけシリーズ」の読む順番
現在、外伝を含む24作が新潮社から刊行されています。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。
それでは、あらすじも含めて順番に見ていきましょう。
1.『しゃばけ』(2001年)
<あらすじ>
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う……。
愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。
2.『ぬしさまへ』(2003年)
<あらすじ>
きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。おまけに難事件もめいっぱい。幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、新品の布団から泣き声が聞こえたり……。
でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。ちょっとトボケた妖怪たちも手下となって大活躍。
ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚して、シリーズ第二弾、ますます快調。
3.『ねこのばば』(2004年)
<あらすじ>
お江戸長崎屋の離れでは、若だんな一太郎が昼ごはん。寝込んでばかりのぼっちゃんが、えっ、今日はお代わり食べるって? すべてが絶好調の長崎屋に来たのは福の神か、それとも……(「茶巾たまご」)、世の中には取り返せないものがある(「ねこのばば」)、コワモテ佐助の真実の心(「産土」)ほか全五篇。
若だんなと妖怪たちの不思議な人情推理帖。シリーズ第三弾の、始まり始まり!
4.『おまけのこ』(2005年)
<あらすじ>
一人が寂しくて泣きますか? あの人に、あなたの素顔を見せられますか?心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味わい深く登場です。
鼻つまみ者の哀しみが胸に迫る「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。
じっくりしみじみ、お楽しみ下さい!
5.『うそうそ』(2005年)
<あらすじ>
若だんな、生まれて初めて旅に出る!相変わらずひ弱で、怪我まで負った若だんなを、両親は箱根へ湯治にやることに。ところが道中、頼りの手代たちとはぐれた上に、宿では侍たちにさらわれて、山では天狗に襲撃される災難続き。
しかも箱根の山神の怒りが原因らしい奇妙な地震も頻発し――。若だんなは無事に帰れるの?
妖たちも大活躍の「しゃばけ」シリーズ第5弾は、待望の長編です。
6.『ちんぷんかん』(2007年)
<あらすじ>
「私ったら、死んじゃったのかしらねえ」長崎屋が大火事に巻き込まれ、虚弱な若だんなはついに冥土行き!?三途の川に着いたはいいが、なぜか鳴家もついてきて――。
兄・松之助の縁談がらみで剣呑な目に会い、若き日のおっかさんの意外な恋物語を知り、胸しめつけられる切ない別れまで訪れて、若だんなと妖たちは今日も大忙し。
くすくす笑ってほろりと泣ける「しゃばけ」シリーズ第六弾。
7.『いっちばん』(2008年)
<あらすじ>
兄の松之助が長崎屋を出て所帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修業へ。普段から病弱な若だんなは、さらに寂しそう。妖たちは若だんなを慰めようと、競って贈り物探しに出かけるが。長崎屋と商売がたきの品比べに、お雛をめぐる恋の鞘当て、果ては若だんなと大天狗の知恵比べ──さて勝負の行方はいかに?
シリーズ第七弾は、一太郎の成長が微笑ましく、妖たちの暴走も痛快な全五編。
8.『ころころろ』(2009年)
<あらすじ>
ある朝突然、若だんなの目が見えなくなってしまったからさあ大変。お武家から困ったお願いごとを持ち込まれていた長崎屋は、さらなる受難にてんやわんやの大騒ぎ。目を治すための手がかりを求め奔走する仁吉は、思わぬ面倒に巻き込まれる。
一方で佐助は、こんな時に可愛い女房をもらっただって!?
幼き日の一太郎が経験する淡い初恋物語も収録された、「しゃばけ」シリーズ第八弾。
9.『ゆんでめて』(2010年)
<あらすじ>
お江戸は日本橋。大店・長崎屋の一人息子である若だんなこと一太郎には秘密があった。大妖の血を引く彼には、鳴家や猫又といった妖(あやかし)が見えるのだ。しかも若だんなを支える手代、仁吉と佐助も、その正体は人ではなく妖なのである!そんな病弱だけど、心優しく頭のきれる若だんなが、妖たちとともにお江戸の難事件を解決。
読めば気持ちがほっこりすること間違いなし、累計840万部突破の人気シリーズ「しゃばけ」の世界へようこそ!
10.『やなりいなり』(2011年)
<あらすじ>
偶然みかけた美しい娘に、いつになく心をときめかせる若だんな。近頃通町では、恋の病が流行しているらしい。異変はそれだけに止まらず、禍をもたらす神々が連日長崎屋を訪れるようになって……。恋をめぐる不思議な騒動のほか、藤兵衛旦那の行方不明事件など、五つの物語を収録。
妖たちが大好きな食べものの“れしぴ”も付いて、美味しく愉快な「しゃばけ」シリーズ第10作!
11.『ひなこまち』(2012年)
<あらすじ>
長崎屋へ舞い込んだ謎の木札。『お願いです、助けて下さい』と書かれているが、誰が書いたか分からない。以来、若だんなの元には不思議な困りごとが次々と持ち込まれる。
船箪笥に翻弄される商人、斬り殺されかけた噺家、売り物を盗まれた古着屋に、惚れ薬を所望する恋わずらいのお侍。さらに江戸一番の美女選びまで!?
一太郎は、みんなを助けることができるのか? シリーズ第11弾。
12.『たぶんねこ』(2013年)
<あらすじ>
若だんな、そんなに頑張ってだいじょうぶ?両国を仕切る親分の提案で、大店の跡取り息子三人が盛り場での稼ぎを競うことに。体の弱い一太郎は、果たして仕事を見つけられるのか。
妖と恋人たちが入り乱れるお見合い騒動、記憶喪失になった仁吉、生きがい(?)を求めて悩む幽霊……兄やたちの心配をよそに、若だんなは今日もみんなのために大忙し。
成長まぶしいシリーズ第12弾。
13.『すえずえ』(2014年)
<あらすじ>
若だんなの許嫁が、ついに決まる!? 幼なじみの栄吉の恋に、長崎屋の危機……騒動を経て次第に将来を意識しはじめる若だんな。そんな中、仁吉と佐助は、若だんなの嫁取りを心配した祖母のおぎん様から重大な決断を迫られる。千年以上生きる妖に比べ、人の寿命は短い。
ずっと一緒にいるために皆が出した結論は。謎解きもたっぷり、一太郎と妖たちの新たな未来が開けるシリーズ第13弾。
14.『なりたい』(2015年)
<あらすじ>
誰もがみんな、心に願いを秘めている。空を飛んでみたくて、妖になりたいという変わり者。お菓子を作りたいがため、人になりたがる神様。弟を思うがゆえ、猫に転生した兄。そして、どうしても子を育てる親になりたい女─。
それぞれの切実な「なりたい」を叶えるために起きた騒動と、巻き込まれた若だんなの本当の望みは?
願いをめぐる五つの物語がつまった「しゃばけ」シリーズ第14弾。
15.『おおあたり』(2016年)
<あらすじ>
長崎屋にまたまた事件が。金次がもらった富札が百両以上の大当たりだったのだ!噂を聞きつけた人々が金の無心に寄ってくる一方で、当たり札が偽物ではないかという疑いも出てきて──。
栄吉の新作菓子の成功が招いた騒動に、跡取りとしての仕事を覚えたい一太郎の奮闘、場久が巻き込まれた夏の怪異、
そして小僧時代の仁吉と佐助の初々しいお話も堪能できる、めでたくて晴れやかな第15弾。
16.『とるとだす』(2017年)
<あらすじ>
若だんなの父、藤兵衛が倒れた!長崎屋の大黒柱の危機に、妖たちも大慌て。一太郎は、父の命を救うため、薬種屋たちのいさかいに飛び込み、蜃気楼のなかに迷い込み、恐ろしい狂骨の怨念につきまとわれながら、ついには神が住む常世の国を目指すことになるのだ が――。
八面六臂の活躍を見せる若だんなは父を助けることができるのか!? 不思議と怪奇に彩られたスリル満点のシリーズ第16弾。
17.『むすびつき』(2018年)
<あらすじ>
若だんなは、前世でどんな人だった? 若に会いたい、とつぶやく玉の付喪神。見覚えがあるという貧乏神の金次は、合戦の時代に出会った“若長”のことを語り始める。鈴彦姫は、縁のある神社の宮司が、一太郎に生まれ変わったのでは、と推理する。さらに、三百年前に前世の若だんなに惚れていたという麗しい鬼女まで現れ――。
輪廻転生をめぐる5話を収録、人と妖との絆が胸に沁みる第17弾。
18.『てんげんつう』(2019年)
<あらすじ>
若だんなの前に「天眼通」を名乗る男が現れた。過去に未来、人の心まで見通せる能力のせいで嫌われる、と助けを求めてきたのだが。一方、仁吉に惚れた天狗の姫が、無謀にも祖母のおぎんに勝負を挑み、許嫁の於りんの実家、中屋には次々災難がふりかかる。
気が気でない若だんなはなんと場久の手を借り夢に潜入⁉ 仲間の為、許嫁の為、危険に飛び込む一太郎の決意が光る、急展開の第18弾。
19.『いちねんかん』(2020年)
<あらすじ>
江戸の大店長崎屋の主夫妻が旅に出かけ、父から店を託された若だんなは大張り切り。しかし、盗人に狙われたり、奉公人となった妖が騒ぎを起こしたり、相変わらずのてんやわんや。おまけに江戸に疫病が大流行!
長崎屋に疫病神と疫鬼が押しかけてくるし、若だんなは無事に長崎屋と皆を守れるの~? 波乱万丈なシリーズ第19弾。
20.『もういちど』(2021年)
<あらすじ>
わ、若だんなの御身に、かつてない事件が!?不思議な十ヶ月間の幕開けだ!酔っ払った龍神たちが、隅田川の水をかき回して、長崎屋の舟をひっくり返したってぇ! 水に落ちた若だんなは200年ぶりの天の星の代替わりに巻き込まれて……。
「しゃばけ」シリーズ第20弾!
20.『こいごころ』(2022/7/21発売)
<あらすじ>
感涙必至の初恋に胸キュンが止まらない! 「しゃばけ」シリーズ最新刊!!剣呑なお願いをする妖狐(ようこ)・老々丸と笹丸が現れて、またもや若だんなは頭を悩ましているってぇ! しかも笹丸は妖(あやかし)としての力が尽きかけているようで、兄(にい)やも長崎屋の妖たちもいつもと様子が違う……。
あまりに切実な、“また会いたい”という願い、永遠の命を持つはずの妖にとっての最期とは――。シリーズ第21弾。
22.『いつまで』(2023/7/20発売)
<あらすじ>
長崎屋から妖が消えた! 最初は噺家の場久、次は火幻医師。彼らを探すため、影内に紛れ込んだ病弱若だんなは、すべて西から来た妖・以津真天の仕業だと知る。大事な友を救うため、果敢に悪夢に飛び込んだ若だんなだが、目覚めた先はなんと五年後の江戸。鍵を握るのは、以津真天なのか、それとももっと大きな力なのか……。
23.『なぞとき』(2024/7/18発売)
<あらすじ>
あの屈強な佐助が血だらけになって、犯人は小鬼の鳴家だってぇ?菓子職人・栄吉の新作あられの味見会は見合い話を摑む場になっちゃうし、若だんなと妖は摩訶不思議な怪異に遭遇、おまけに若だんなは独立する奉公人の世話をしろと命じられちゃった!
若だんなと長崎屋の妖達はすべての謎を解けるの~? シリーズ第23弾!
「しゃばけ」シリーズ外伝
1.『えどさがし しゃばけ外伝』(2014年)
<あらすじ>
時は流れて江戸から明治へ。夜の銀座で、とんびを羽織った男が人捜しをしていた。男の名は、仁吉。今は京橋と名乗っている。そして捜しているのは、若だんな!?
手がかりを求めて訪ねた新聞社で鳴り響くピストルの音! 事件に巻き込まれた仁吉の運命は――
表題作「えどさがし」のほか、お馴染みの登場人物が大活躍する全五編。「しゃばけ」シリーズ初の外伝、文庫オリジナルで登場!
2.『またあおう しゃばけ外伝』(2021年)
<あらすじ>
お江戸は日本橋。長崎屋の跡取り息子、若だんなこと一太郎の周りには、愉快な妖たちが沢山。そんな仲間を紹介しようとして楽しい騒動が起きる「長崎屋あれこれ」や、屏風のぞきや金次らが『桃太郎』の世界に迷い込む「またあおう」、若だんなが長崎屋を継いだ後のお話で、妖退治の高僧・寛朝の形見をめぐる波乱を描く「かたみわけ」など豪華5編を収録。
文庫でしか読めない待望のシリーズ外伝。
漫画版「しゃばけシリーズ」
2017年から月刊コミックバンチで連載しています。
まとめ
それではおさらいします。
■「しゃばけ」シリーズ本編
- 『しゃばけ』(2001年)
- 『ぬしさまへ』(2003年)
- 『ねこのばば』(2004年)
- 『おまけのこ』(2005年)
- 『うそうそ』(2005年)
- 『ちんぷんかん』(2007年)
- 『いっちばん』(2008年)
- 『ころころろ』(2009年)
- 『ゆんでめて』(2010年)
- 『やなりいなり』(2011年)
- 『ひなこまち』(2012年)
- 『たぶんねこ』(2013年)
- 『すえずえ』(2014年)
- 『なりたい』(2015年)
- 『おおあたり』(2016年)
- 『とるとだす』(2017年)
- 『むすびつき』(2018年)
- 『てんげんつう』(2019年)
- 『いちねんかん』(2020年)
- 『もういちど』(2021年)
- 『こいごころ』(2022年)
- 『いつまで』(2023年)
- 『なぞとき』(2024年)
■「しゃばけ」シリーズ外伝
- 『えどさがし しゃばけ外伝』(2014年)
- 『またあおう しゃばけ外伝』(2021年)
畠中恵「しゃばけシリーズ」の読む順番は以上のようになります。
それでは、良い読書体験を!
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