時代小説の名手で「しゃばけシリーズ」等、数々の人気作品を生み出している畠中恵(はたけなか・めぐみ)さん。
そんな畠中恵さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
畠中恵の単行本新刊情報
1.『いつまで』(2023/7/20発売)
最新刊
新潮社
<あらすじ>
長崎屋から妖が消えた! 最初は噺家の場久、次は火幻医師。彼らを探すため、影内に紛れ込んだ病弱若だんなは、すべて西から来た妖・以津真天の仕業だと知る。大事な友を救うため、果敢に悪夢に飛び込んだ若だんなだが、目覚めた先はなんと五年後の江戸。鍵を握るのは、以津真天なのか、それとももっと大きな力なのか……。
単行本はこちらが最新刊になります。
「しゃばけシリーズ」最新刊。
関連記事>畠中恵「しゃばけシリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ
2.『おやごころ』(2023/5/10発売)
文藝春秋
<あらすじ>
妻のお和歌が子を宿した麻之助。子どもの名前を考えながら、今日も町の揉め事に立ち向かう!大好評「まんまこと」シリーズ第9弾。
3.『忍びの副業』(2023/3/22発売)
講談社
<あらすじ>
滝川弥九郎は甲賀忍びの末裔。かつて戦国の世では、伊賀者と並び勝敗の鍵を握る者だったのに、今や日がな一日、江戸城の警護をするために番所に座っているだけ。忍びの技はひっそりと伝えられているが、それを使って何かをなす機会もない。
おまけに上がらない禄を傘張りの内職などで補わなければならぬ始末……。
4.『こいごころ』(2022/7/21発売)
新潮社
<あらすじ>
感涙必至の初恋に胸キュンが止まらない! 「しゃばけ」シリーズ最新刊!!剣呑なお願いをする妖狐(ようこ)・老々丸と笹丸が現れて、またもや若だんなは頭を悩ましているってぇ! しかも笹丸は妖(あやかし)としての力が尽きかけているようで、兄(にい)やも長崎屋の妖たちもいつもと様子が違う……。
あまりに切実な、“また会いたい”という願い、永遠の命を持つはずの妖にとっての最期とは――。シリーズ第21弾。
5.『御坊日々』(2021/11/5発売)
短編集
朝日新聞出版
<あらすじ>
明治20年。僧冬伯のもとへは困り事の相談に日々客人が訪れる。本日は店の経営不振に悩む料理屋の女将で……。僧侶兼相場師の型破りな僧侶と弟子の名コンビが、檀家たちの悩みを解決しながら、師僧の死の真相を追う。
連作短編エンターテイメント!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
畠中恵の文庫本新刊情報
1.『もういちど』(2023/11/29発売)
文庫最新刊
新潮社
<あらすじ>
〝天の星の代替わり〟に巻き込まれた若だんなは、なんと赤ん坊に戻ってしまった。大慌ての長崎屋の妖たち。だが、小さくなっても頭脳は同じ! 赤子姿で、やんちゃな5歳の姿で、たくましい12歳の姿で、若だんなは次々と事件を解決していく。おまけに、ずいぶんと体の調子もいいようで……。そして、もういちど成長していった先に待っていたものとは?
驚きとやさしさにあふれるシリーズ第20弾。
2021年刊行作品の文庫版です。
2.『さくら聖・咲く 佐倉聖の事件簿』(2023/7/21発売)
実業之日本社
<あらすじ>
大学三年生の佐倉聖は弟を養うため、就職を決意。元大物政治家・大堂剛の事務所でアルバイトをしながら、コネに頼らずシューカツに励んでいる。秘書三人連続退職、当落を予想する“神”の正体探し等、奇妙な謎を軽やかに解決する聖だが、インターン先を突然クビになるなど、悪戦苦闘。ところが、エントリーしていない会社から五通の「内定」通知が届き……。
ベストセラー「しゃばけ」の著者が贈る、ユーモア青春ミステリー!
当シリーズ誕生秘話を盛り込んだ文庫版あとがき「主人公・聖と物語の始まり」を特別収録。
2016年刊行作品の文庫新装版です。
3.『あしたの華姫』(2023/7/21発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
両国の見世物小屋で真実を見抜くと評判の姫様人形・お華と、人形遣いの月草。一帯を仕切る親分・山越も、娘のお夏と仲良くしてくれている二人に一目置いている。しかし山越が病に臥せり、跡取り問題が持ち上がった。自分こそ山越の息子だと言い張る怪しげな人物が現れたり、お夏の婿取り問題も持ち上がって、両国の人々の生活がかかった大騒動に――。
仲良しのお夏を守るため、二人で一人、月草とお華の新たな冒険劇が始まる!
2020年刊行作品の文庫版です。
4.『アコギなのかリッパなのか 佐倉聖の事件簿』(2023/6/5発売)
実業之日本社
<あらすじ>
政治家事務所の日常は、難問・奇問・珍事件だらけ……その実態は、妖よりも、もっと怪しい!?佐倉聖は21歳の大学生。異母弟を養うため、元大物政治家・大堂剛の事務所でアルバイトをしている。後援会幹部殴打の謎、立候補者のダイエット騒動etc.
――大堂を頼って持ち込まれる種々雑多な陳情や難問珍問を、元不良で負けん気は強いが機転の利く聖が、鮮やかに解決する姿を描く! ベストセラー「しゃばけ」の著者が贈る、ユーモアお仕事×ミステリー!
実業之日本社文庫版刊行記念として、著者デビュー直後の現代ミステリー短編「思い出した……」を文庫初収録。
2001年刊行作品の文庫新装版です。
5.『猫君』(2023/2/17発売)
集英社
<あらすじ>
茶虎で金目銀目の猫、みかんは江戸・吉原で髪結いをするお香のもとで可愛がられて育ち、まもなく二十年が経とうとしていた。病の床についたお香は、尻尾が二叉に分かれ、言葉を操り始めたみかんが、やがて人に化ける猫の妖怪「猫又」になる特別な存在だと告げて、この世を去る。
飼い主を取り殺したと疑われ、追われるみかんを助けたのは、先輩猫又の加久楽(かぐら)だった。妓楼の一室に匿われたみかんは、同じ新米猫又の白花(しろか)らと出会い、猫又のあれこれを教えられる。
花のお江戸に隠された六つの陣地に分かれて、陣取り合戦を繰り広げていること。代々の徳川将軍のはからいで、江戸城の中には新米たちが修業する学び舎「猫宿」があること。猫又史にその名を刻む英雄「猫君」の再来が噂されていること……。
加久楽に連れられ猫宿へやってきたみかんは、「猫宿の長」と呼ばれる謎の人物をはじめ、様々な師匠のもと、仲間とともに数々の試練に挑んでいく――『しゃばけ』の著者が贈る、お江戸ファンタジー開幕!
2020年刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
■文庫本新刊
- 『もういちど』(2023/11/29発売)
- 『さくら聖・咲く 佐倉聖の事件簿』(2023/7/21発売)
- 『あしたの華姫』(2023/7/21発売)
- 『アコギなのかリッパなのか 佐倉聖の事件簿』(2023/6/5発売)
- 『猫君』(2023/2/17発売)
しゃばけシリーズも順調に発表されています。
それでは、良い読書体験を!
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