時代小説の名手で「しゃばけシリーズ」等、数々の人気作品を生み出している畠中恵(はたけなか・めぐみ)さん。
そんな畠中恵さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
畠中恵の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
■文庫本新刊
- 『おやごころ』(2025/4/8発売)
- 『こいごころ』(2024/11/28発売)
- 『いわいごと』(2024/3/6発売)
- 『もういちど』(2023/11/29発売)
- 『さくら聖・咲く 佐倉聖の事件簿』(2023/7/21発売)
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それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
畠中恵の単行本新刊情報
1.『ああうれしい』(2025/4/9発売)
最新刊、短編集
文藝春秋
<あらすじ>
「ふじのはな」
高利貸しの婚礼話。めでたい席の前に各所が荒れ模様に――「おとうと」
“町名主見習い”の義弟を手伝う麻之助は猫探しを相談されて「ああうれしい」
“ああ嬉しい”と思わせて欲しい――って、それ町名主の仕事!?「縁談色々」
縁談の相手探しを次々頼まれる麻之助。ふと見つけた妙案とは「むねのうち」
与力の屋敷の台所で高価なかんざしが消えた。盗人はどこに?「だいじなこと」
友人の家で病に倒れた麻之助は“何か”を忘れてしまった気が……
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『なぞとき』(2024/7/18発売)
新潮社
<あらすじ>
あの屈強な佐助が血だらけになって、犯人は小鬼の鳴家だってぇ?菓子職人・栄吉の新作あられの味見会は見合い話を摑む場になっちゃうし、若だんなと妖は摩訶不思議な怪異に遭遇、おまけに若だんなは独立する奉公人の世話をしろと命じられちゃった!
若だんなと長崎屋の妖達はすべての謎を解けるの~? シリーズ第23弾!
「しゃばけシリーズ」最新刊。
関連記事>畠中恵「しゃばけシリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ
3.『いつまで』(2023/7/20発売)
新潮社
<あらすじ>
長崎屋から妖が消えた! 最初は噺家の場久、次は火幻医師。彼らを探すため、影内に紛れ込んだ病弱若だんなは、すべて西から来た妖・以津真天の仕業だと知る。大事な友を救うため、果敢に悪夢に飛び込んだ若だんなだが、目覚めた先はなんと五年後の江戸。鍵を握るのは、以津真天なのか、それとももっと大きな力なのか……。
4.『おやごころ』(2023/5/10発売)
文藝春秋
<あらすじ>
妻のお和歌が子を宿した麻之助。子どもの名前を考えながら、今日も町の揉め事に立ち向かう!大好評「まんまこと」シリーズ第9弾。
文庫版が発売です(下記参照)。
5.『忍びの副業』(2023/3/22発売)
講談社
<あらすじ>
滝川弥九郎は甲賀忍びの末裔。かつて戦国の世では、伊賀者と並び勝敗の鍵を握る者だったのに、今や日がな一日、江戸城の警護をするために番所に座っているだけ。忍びの技はひっそりと伝えられているが、それを使って何かをなす機会もない。
おまけに上がらない禄を傘張りの内職などで補わなければならぬ始末……。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
畠中恵の文庫本新刊情報
1.『おやごころ』(2025/4/8発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
前作『いわいごと』で、お和歌と婚礼をあげた麻之助。お和歌に子が出来たと聞いた麻之助は、矢も楯もたまらず町を走り回わる。「今度こそちゃんと、生まれてくる子の、おとっつぁんになるんだ。大丈夫、私は頑張るんだから」そして麻之助、ついに父に――! お気楽者もこれで少しはしゃっきり、頼れる男になるのか? 町名主の跡取り息子として、今日も様々な揉め事に立ち向かう。
人生山あり谷あり。あなたの人生にそっと寄り添い、共に歩いて行ってくれる傑作シリーズ。
2023年刊行作品の文庫版です。
2.『こいごころ』(2024/11/28発売)
新潮社
<あらすじ>
寝込んでいた若だんなのもとに、妖狐の老々丸と笹丸が訪ねてきた。老々丸は、力の尽きかけている笹丸を、若だんなの祖母・大妖おぎんのいる神の庭で暮らせるようにしてほしいという。だが、おぎんに知らせる術はない。困った三人は、名僧・寛朝の力を借りようと広徳寺に向かうが、そこには化け狸にまつわる思いもかけぬ事件が待っていた! そして、笹丸に隠された秘密とは⁉ 優しさと切なさにあふれるシリーズ第21弾。
ほかに、若だんなの生まれた日を祝おうとしてとんでもない騒動が巻き起こる「せいぞろい」や、謎の医者・火幻が登場する「遠方より来たる」など5編を収録。解説は俳優の南沢奈央さん。
2022年刊行作品の文庫版です。
3.『いわいごと』(2024/3/6発売)
文藝春秋
<あらすじ>
麻之助、ついに後妻をとる――!?かつて恋女房を亡くした麻之助。彼のもとに、縁談が3つもやってきた! しかも、ひとりは江戸一と謳われる美人。そして、どの縁談も妙なところがあるようで……。
麻之助たちは、なぜ不思議な縁談ばかり集まったのか調べることに。果たして、麻之助の縁談の行方は……。
他にも、相馬家が吟味方与力に昇進したり、高橋家の支配町が増えたりと、今回も麻之助たちは大忙し! 急展開の第8巻。
2021年刊行作品の文庫版です。
4.『もういちど』(2023/11/29発売)
新潮社
<あらすじ>
〝天の星の代替わり〟に巻き込まれた若だんなは、なんと赤ん坊に戻ってしまった。大慌ての長崎屋の妖たち。だが、小さくなっても頭脳は同じ! 赤子姿で、やんちゃな5歳の姿で、たくましい12歳の姿で、若だんなは次々と事件を解決していく。おまけに、ずいぶんと体の調子もいいようで……。そして、もういちど成長していった先に待っていたものとは?
驚きとやさしさにあふれるシリーズ第20弾。
2021年刊行作品の文庫版です。
5.『さくら聖・咲く 佐倉聖の事件簿』(2023/7/21発売)
実業之日本社
<あらすじ>
大学三年生の佐倉聖は弟を養うため、就職を決意。元大物政治家・大堂剛の事務所でアルバイトをしながら、コネに頼らずシューカツに励んでいる。秘書三人連続退職、当落を予想する“神”の正体探し等、奇妙な謎を軽やかに解決する聖だが、インターン先を突然クビになるなど、悪戦苦闘。ところが、エントリーしていない会社から五通の「内定」通知が届き……。
ベストセラー「しゃばけ」の著者が贈る、ユーモア青春ミステリー!
当シリーズ誕生秘話を盛り込んだ文庫版あとがき「主人公・聖と物語の始まり」を特別収録。
2016年刊行作品の文庫新装版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
■文庫本新刊
- 『おやごころ』(2025/4/8発売)
- 『こいごころ』(2024/11/28発売)
- 『いわいごと』(2024/3/6発売)
- 『もういちど』(2023/11/29発売)
- 『さくら聖・咲く 佐倉聖の事件簿』(2023/7/21発売)
しゃばけシリーズも順調に発表されています。
それでは、良い読書体験を!
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