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新堂冬樹さんの「溝鼠(ドブネズミ)シリーズ」は、復讐代行屋の鷹場英一が活躍するダークエンターテイメントシリーズ。
そんな新堂冬樹さんの「溝鼠シリーズ」の読む順番を紹介いたします!
新堂冬樹「溝鼠シリーズ」の読む順番
現在4作が徳間書店と幻冬舎から刊行されています。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。
一覧は以下になります。
- 『溝鼠』(2002年)
- 『毒蟲vs.溝鼠』
(2006年) - 『溝鼠最終章』
(2013年) - 『カリスマvs.溝鼠』
(2019)
それでは、あらすじも含めて順番に見ていきましょう。
1.『溝鼠』(2002年)
幻冬舎
<あらすじ>
復讐を請け負う代行屋、鷹場英一。人の不幸と餌を愛し、対象者に恥辱と絶望を与えることを何よりの生きがいとしている。この日も依頼を受け、女の髪と眉を剃り落とし、頬を切り裂いた。
報酬は二百万。仕事は完璧だった。だが、英一の前に九年ぶりに現れた父に、偽の依頼だったことを明かされる…。
人間の欲望を抉り出す暗黒エンタテインメント。
こちらが第1作目。
鷹場のキャラクターが思い切り立っており、さらには新堂さんならではのダークなエンタメ展開が心を釘付けにします。
2.『毒蟲vs.溝鼠』(2006年)
幻冬舎
<あらすじ>
相手の顔を切り刻んで地獄に落とす 「復讐代行屋」 鷹場に対して、深い怨念を抱く男がいた。猛毒を持つサソリなど、獰猛な昆虫を駆使してターゲットを貶める 「別れさせ屋」、大黒。
かつて鷹場に恋人との仲を引き裂かれていた。男に逆襲の機会が訪れ、暗黒界で壮絶な戦いが再び始まる……。
極限を超える人間の欲望がほとばしる痛快クライムノベル!
2作目。
復讐代行の鷹場に復讐を企む大黒。毒虫とドブネズミの対決が始まります。
3.『溝鼠最終章』(2013年)
徳間書店
<あらすじ>
誰よりもカネに執着し、自分しか信じない男・鷹場英一を主人公とした「溝鼠」シリーズの完結篇。第1弾の「溝鼠」で宿敵の父親の息の根をとめ、実姉すら見捨てた鷹場。第2弾の「溝鼠VS.毒蟲」を経た完結篇では、同じDNAを分かつ母親違いの弟・赤迫慎吾と対決する。
慎吾は、鷹場があの世に送った父親を尊敬していた。その仇を討つため、英一抹殺に乗り出す。騙しあいと暴力、これ以上汚い闘いはない「新堂ワールド」!
3作目。
いったんこちらで3部作としては完結します。弟の赤迫との対決の行方は?
4.『カリスマvs.溝鼠』(2019)
徳間書店
<あらすじ>
かつて、カリスマと呼ばれたカルト宗教の教祖がいた。カネと女に目がないイケメンだ。そして、溝鼠の異名を持つ復讐代行屋がいた。誰もが振り向く絶世の美女だ。二人は住む世界は違ったが、ともにドス黒い欲望にとらわれた悪の化身だった。
あれから十七年。二人を継ぐ者が現れた。一人は男、もう一人は女。
教祖の超悪オトコを極悪オンナの復讐代行屋が追い詰める。闘いの中で次々と増殖してゆく悪意と悪行。
悪党小説の代表者・新堂冬樹が描く『カリスマ』『溝鼠』の続篇となるノンストップ暗黒エンターテイメント!
4作目。
『カリスマ』『溝鼠』のそれぞれの作品の続編という位置づけ。悪と悪の対決が、黒すぎるストーリーを展開させていきます。
まとめ
それではおさらいします。
- 『溝鼠』
(2002年) - 『毒蟲vs.溝鼠』
(2006年) - 『溝鼠最終章』
(2013年) - 『カリスマvs.溝鼠』
(2019)
新堂冬樹「溝鼠シリーズ」の読む順番は以上のようになります。
4作ですので、ぜひ読んでみてくださいね。
それでは、良い読書体験を!
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