直木賞候補に複数回ノミネートされる等、活躍めざましい時代・歴史小説作家の今村翔吾さん。
そんな今村翔吾さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
まずは一覧で紹介します。
■単行本新刊
- 『じんかん』
(2020/5/27発売)
- 『八本目の槍』
(2019/7/18発売) - 『てらこや青義堂 師匠、走る』
(2019/2/27発売)
■文庫本新刊
- 『立つ鳥の舞 くらまし屋稼業』
(2021/1/15発売) - 『襲大鳳(下) 羽州ぼろ鳶組』
(2020/10/15発売) - 『襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組』
(2020/8/28発売)
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
今村翔吾の単行本新刊情報
1.『じんかん』(2020/5/27発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
民を想い、民を信じ、正義を貫こうとした青年武将は、なぜ稀代の悪人となったか?時は天正五年(一五七七年)。ある晩、天下統一に邁進する織田信長のもとへ急報が。信長に忠誠を尽くしていたはずの松永久秀が、二度目の謀叛を企てたという。
前代未聞の事態を前に、主君の勘気に怯える伝聞役の小姓・狩野又九郎。だが、意外にも信長は、笑みを浮かべた。
やがて信長は、かつて久秀と語り明かした時に直接聞いたという壮絶な半生を語り出す。
大河ドラマのような重厚さと、胸アツな絆に合戦シーン。ここがエンターテインメントの最前線!
単行本はこちらが最新刊になります。
第163回直木三十五賞候補作です。
2.『八本目の槍』(2019/7/18発売)
新潮社
<あらすじ>
石田三成は、何を考えていたのか? そこに「戦国」の答えがある!秀吉の配下となった八人の若者。七人は「賤ケ岳の七本槍」とよばれ、別々の道を進む。出世だけを願う者、「愛」だけを欲する者、「裏切り」だけを求められる者――。
残る一人は、関ケ原ですべてを失った。この小説を読み終えたとき、その男、石田三成のことを、あなたは好きになるだろう。
歴史小説最注目作家、期待の上をいく飛翔作。
3.『てらこや青義堂 師匠、走る』(2019/2/27発売)
小学館
<あらすじ>
明和七年、泰平の世となって久しい江戸日本橋で寺子屋の師匠を務める十蔵は、かつては凄腕と怖れられた公儀の隠密だった。今は、貧しい御家人の息子・鉄太郎、浪費癖で親を困らせる呉服問屋の息子・吉太郎などワケありの筆子に寄り添う日々。
年が明け、筆子らと伊勢神宮へお蔭参りに向かう十蔵の元へ、将軍暗殺を企てる忍びの一団「宵闇」が動き出したとの報せが届く。危険が及ばぬよう離縁した妻・睦月の身を案じた十蔵は、妻の里へ。
筆子たちは、十蔵の記した忍びの教本『隠密往来』をたよりに、師匠を救う冒険に旅立つ―。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
今村翔吾の文庫本新刊情報
1.『立つ鳥の舞 くらまし屋稼業』(2021/2/15発売)
文庫最新刊
角川春樹事務所
2.『襲大鳳(下) 羽州ぼろ鳶組』(2020/10/15発売)
祥伝社
<あらすじ>
「喰ってやる! 」侍火消・松永源吾はひたむきに炎と闘う!仲間を、友を、誰かを〝信じる〟ことが未来を紡ぐ。
強く澄んだ眼差しは、火消のそれだった――。新庄藩火消頭〝火喰鳥〟松永源吾は、尾張藩中屋敷を襲う猛火の中、もう一人の鳳と邂逅を果たす。
火事が特定の人物を狙った謀殺と看破した源吾だったが、背後には巨悪の影がちらつく。
ぼろ鳶組の面々、同期の火消たち、そして妻深雪と子平志郎との絆が、源吾を一個の火消たらしめる。技を、想いを、火消の意志を繫げ!
3.『襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組』(2020/8/28発売)
祥伝社
<あらすじ>
大気を打ち震わす轟音が、徳川御三家尾張藩屋敷に響く。駆け付けた新人火消の慎太郎が見たのは、天を焼く火柱。家屋が爆ぜたと聞き、慎太郎は残された者を救わんと紅く舞い踊る炎に飛び込んだ――。
新庄藩火消頭松永源吾は、尾張藩を襲った爆発を知り、父を喪った大火を思い出して屈託を抱く。その予感は的中。
源吾の前に現われたのは、18年前の悪夢と炎の嵐だった。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『じんかん』
(2020/5/27発売) - 『八本目の槍』
(2019/7/18発売) - 『てらこや青義堂 師匠、走る』
(2019/2/27発売)
■文庫本新刊
- 『立つ鳥の舞 くらまし屋稼業』
(2020/12/15発売) - 『襲大鳳(下) 羽州ぼろ鳶組』
(2020/10/15発売) - 『襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組』
(2020/8/28発売)
特に文庫作品を早いペースで作品を発表している今村翔吾さん。追いかけるのは大変ですが、読む方としては嬉しい悲鳴ですね。
それでは、良い読書体験を!
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