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【2023年最新版】今村翔吾の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

今村翔吾の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

直木賞候補に複数回ノミネートされる等、活躍めざましい時代・歴史小説作家の今村翔吾さん。2022年に『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞しました。

そんな今村翔吾さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

今村翔吾の単行本新刊情報

1.『茜唄』(2023/3/15発売)

最新刊

角川春樹事務所

<あらすじ>
歴史とは、勝者が紡ぐもの――

では、何故『平家物語』は「敗者」の名が題されているのか? 『平家物語』が如何にして生まれ、何を託されたか、平清盛最愛の子・知盛の生涯を通じて、その謎を感動的に描き切る。

平家全盛から滅亡まで、その最前線で戦い続けた知将が望んだ未来とは。

平清盛、木曽義仲、源頼朝、源義経……時代を創った綺羅星の如き者たち、善きも悪きもそのままに――そのすべて。

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『蹴れ、彦五郎』(2022/7/12発売)

短編集

祥伝社

<あらすじ>
桶狭間での父義元の急死を受け、 彦五郎氏真は駿河今川氏の当主となった。だが、落日はすぐそこに――家臣だった松平元康(徳川家康) は離反、甲斐武田からも圧迫され、 正室である相模北条氏の娘・早川殿とともに転々と落ちゆく日々。

そんな中にも救いはあった。氏真は近江の寺で出会った童子たちの師となり、ある希望を抱く。しかし無常にも、天下をその掌中に収めつつあった織田信長は、氏真と心通わせた子らを叛乱の縁者として殺してしまう。蹴鞠の名手であり、歌をこよなく愛した男が見せた最後の心意地とは…… ( 「蹴れ、彦五郎」)

小田原征伐で奮戦した北条氏規を描いた「狐の城」、信玄が廃嫡した武田義信の苦悩の物語「晴れのち月」、江戸を築いた太田道灌を綴る「瞬きの城」など、珠玉の八編を収録。

 

3.『幸村を討て』(2022/3/22発売)

中央公論新社

<あらすじ>
昌幸、信之、幸村の真田父子と、徳川家康、織田有楽斎、南条元忠、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永らの思惑が交錯する大坂の陣――男たちの陰影が鮮やかに照らし出されるミステリアスな戦国万華鏡。

誰も知らない真田幸村神秘のベールに包まれた武将の謎を、いま最も旬な作家が斬る!

七人の男たちが、口々に叫んだ――幸村を討て! 彼らには、討たなければならないそれぞれの理由が……。

 

4.『塞王の楯』(2021/10/26発売)

集英社

<あらすじ>
どんな攻めをも、はね返す石垣。どんな守りをも、打ち破る鉄砲。「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説!

越前・一乗谷城は織田信長に落とされた。幼き匡介(きょうすけ)はその際に父母と妹を喪い、逃げる途中に石垣職人の源斎(げんさい)に助けられる。

匡介は源斎を頭目とする穴太衆(あのうしゅう)(=石垣作りの職人集団)の飛田屋で育てられ、やがて後継者と目されるようになる。匡介は絶対に破られない「最強の楯」である石垣を作れば、戦を無くせると考えていた。両親や妹のような人をこれ以上出したくないと願い、石積みの技を磨き続ける。

秀吉が病死し、戦乱の気配が近づく中、匡介は京極高次(きょうごくたかつぐ)より琵琶湖畔にある大津城の石垣の改修を任される。

一方、そこを攻めようとしている毛利元康は、国友衆(くにともしゅう)に鉄砲作りを依頼した。「至高の矛」たる鉄砲を作って皆に恐怖を植え付けることこそ、戦の抑止力になると信じる国友衆の次期頭目・彦九郎(げんくろう)は、「飛田屋を叩き潰す」と宣言する。

大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、宿命の対決が幕を開ける――。

2022年1月の第166回直木賞受賞作品です。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



今村翔吾の文庫本新刊情報

1.『イクサガミ 地』(2023/5/16発売)

文庫最新刊

講談社

<あらすじ>
東京を目指し、共に旅路を行く少女・双葉が攫われた。

夜半、剣客・愁二郎を待ち受けていたのは、十三年ぶりに顔を合わせる義弟・祇園三助。東海道を舞台にした大金を巡る死闘「蠱毒」に、兄弟の宿命が絡み合う――。

文明開化の世、侍たちの『最後の戦い』を描く明治三部作。待望の第2巻!

 

2.『風待ちの四傑 くらまし屋稼業』(2022/11/2発売)

角川春樹事務所

<あらすじ>
霙ふる師走のころ、夜討ちの陣吾と呼ばれる裏の世界で畏れられている男が、平九郎の露店にやって来た。呉服問屋の大店「越後屋」に勤める比奈という女性を晦まして欲しいという。

一方、極寒の「夢の国」に送られた「虚」の一員・惣一郎は、敵の襲来を待ちわびていた──。江戸と「夢の国」で繰り広げられる平九郎・迅十郎・惣一郎・レラ、暗黒街の凄腕たちの人智を超えた壮絶な戦い。

興奮と感動必至。新直木賞作家の本領、天下無敵の大人気エンターテインメントシリーズ。

 

3.『湖上の空』(2022/10/6発売)

エッセイ

小学館

<あらすじ>
私は本を諦めない──今村翔吾初エッセイ集

第166回直木三十五賞を受賞し、作品だけでなくテレビ出演などでも注目を集める著者の初エッセイ集。地元・滋賀の情報誌に連載された「湖上の空」を始め、新聞や雑誌などで発表されたエッセイ・書評などを収録する。

織田信長や石田三成など滋賀にまつわる人物のエピソード、文学賞の仕組み、年号について、季節の果物について等々、折々の話題のほか、作家を目指したきっかけや、自著に込めた思い、忘れられないヒーロー、少年時代の思い出、家族やダンスインストラクター時代の教え子との交流など、著者の素顔が見えてくる。

 

4.『てらこや青義堂 師匠、走る』(2022/9/6発売)

小学館

<あらすじ>
明和七年、太平の世となって久しい江戸・日本橋で寺子屋の師匠をつとめる坂入十蔵は、かつては凄腕と怖れられた公儀の隠密だった。

学問は苦手ながら剣術に秀でた才を持つ下級武士の息子・鉄之助、浪費癖のある呉服問屋の息子・吉太郎、極度のあがり症ながら手先の器用な大工の息子・源也など、さまざまな個性の筆子たちに寄りそう日々を送っていたが、藩の派閥争いに巻き込まれた筆子の一人、加賀藩士の娘・千織を助ける際、元忍びという自身の素性を明かすことになる。

年が明け、筆子たちのお伊勢参りに同道する十蔵の元に、将軍暗殺を企図する忍びの一団「宵闇」が公儀隠密をも狙っているという報せが届く。十蔵は、離縁していた妻・睦月の身にも危険が及ぶことを知って妻の里へ向かった。

哀しみに満ちた妻との出会いと別れ、筆子たちとの絆の美しさ、そして手に汗握る結末――

2019年の単行本の文庫化作品です。

 



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『茜唄』(2023/3/15発売)
  2. 『蹴れ、彦五郎』(2022/7/12発売)
  3. 『幸村を討て』(2022/3/22発売)
  4. 『塞王の楯』(2021/10/26発売)

特に文庫作品を早いペースで作品を発表している今村翔吾さん。追いかけるのは大変ですが、読む方としては嬉しい悲鳴ですね。

それでは、良い読書体験を!

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