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【2023年最新版】丸山正樹の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

丸山正樹の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2011年に『デフ・ヴォイス』により小説家としてデビューした丸山正樹(まるやま・まさき)ん。

そんな丸山正樹さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

丸山正樹の単行本新刊情報

1.『キッズ・アー・オールライト』(2022/9/7発売)

最新刊

朝日新聞出版

<あらすじ>
NPO法人「子供の家」の代表で、虐待・差別・体罰・貧困といった子供の人権救済活動に関わっている河原はある日、SNS上で〈このままだとあたし おばあちゃんころしちゃうかも〉【NAGOYA JK】というヤングケアラーと思しき書き込みを見つける。 河原は組織を手伝う少女・うさこを通じて発信元の子に連絡を取ろうと試みるが――。

また繁華街で「パパ活」などを仕切る半グレ集団に対して睨みを利かせている男・通称シバリはある日、街角で少年たちから襲われていた日系ブラジル人四世の少年・ダヴィを助ける。 彼は日本生まれ日本育ちだが、周囲は彼を「ガイジン」と呼ぶ。

「オレはニッケイ。ニホン人でもブラジル人でもない。でもこの国でしか生きられん」日本社会から排除された日系ブラジル人たちが群れ住む団地を訪れたシバリは、ダヴィを学校に行かせるために、グループの男と対決をする――。

そしてそれぞれの人生が交わる時――この国の片隅で確かに生きている、声なき子どもたちの声を聞け。傑作社会派エンタメ小説。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『水まきジイサンと図書館の王女さま』(2022/7/19発売)

児童書

偕成社

<あらすじ>
『デフ・ヴォイス~法廷の手話通訳士』(文春文庫)で話題をさらった丸山正樹氏、初めての児童書。

「デフ・ヴォイス」シリーズとして、その後『慟哭は聴こえない』(東京創元社)など続篇を刊行中。本作は、そのスピンオフ版として書かれたもので、コーダ(ろう者の両親の家庭で育った聴者の子ども)である主人公の手話通訳士の再婚相手の子ども美和と、シリーズ2作目に登場する友だち英知の学校を舞台に繰り広げられる。

「水まきじいさん」「図書館で消えたしおり」「猫事件」「耳の聞こえないおばあさん」などのストーリーが、ミステリーの要素も加わり、少しずつリンクしていく。

美和は義父から習った手話が使える。発達障害や場面かん黙症という特性をもつ英知も、人前で話すことができないが手話を習得していて、二人の会話は手話である。オリジナリティあふれる物語。謎は解けるのか!

巻末に手話の説明付き。

 

3.『ウェルカム・ホーム!』(2022/5/25発売)

幻冬舎

<あらすじ>
コロナ禍の2020年春、手話通訳士の荒井の家庭も様々な影響を被っていた。

刑事である妻・みゆきは感染に怯えつつも業務をこなし、一方の荒井は二人の娘の面倒を見るため手話通訳の仕事も出来ない。

そんな中、旧知のNPO法人から、女性ろう者が起こした傷害事件の弁護団への通訳としての参加依頼が届く。些細な口論の末に実母をナイフで刺した事件。聴者である母親との間に何が?

コロナ禍でのろう者の実態と苦悩を描く、〈デフ・ヴォイス〉シリーズ最新長編。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



丸山正樹の文庫本新刊情報

1.『慟哭は聴こえない: デフ・ヴォイス』(2021/12/9発売)

文庫最新刊、短編集

東京創元社

<あらすじ>
ろう者の妊婦から医療通訳の依頼を、埼玉県の派遣センター経由で受けた手話通訳士・荒井尚人。

専門知識の必要な医療通訳、しかも産婦人科であることに苦戦しつつも丁寧に応対していたのだが、ある日彼女からSOSの連絡が届く……。

ろう者の緊急通報の問題を活写した表題作ほか、行き倒れたろう者の素性を探る旅路を描く「静かな男」など、荒井が関わる四つの事件。『デフ・ヴォイス』『龍の耳を君に』に続くシリーズ第三弾、待望の文庫化。

2019年の単行本の文庫版です。

2.『龍の耳を君に デフ・ヴォイス』(2020/6/22発売)

東京創元社

<あらすじ>
手話通訳士の荒井尚人は、コミュニティ通訳のほか、法廷や警察で事件の被疑者となったろう者の通訳をする生活の中、場面緘黙症の少年に手話を教えることになった。

めきめきと上達した少年はある日、殺人事件について手話で話し始める――。NPO職員が殺害された現場は、少年の自宅の目の前だった。果たして少年の手話での証言は認められるのか?

ろう者と聴者の間で苦悩する手話通訳士を描いた『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(文春文庫)に続くシリーズ第2弾、待望の文庫化。

2018年の単行本の文庫版です。

3.『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(2015/8/4発売)

文藝春秋

<あらすじ>
荒井尚人は生活のため手話通訳士に。あるろう者の法廷通訳を引き受け、過去の事件に対峙することに。弱き人々の声なき声が聴こえてくる、感動の社会派ミステリー。

仕事と結婚に失敗した中年男・荒井尚人。今の恋人にも半ば心を閉ざしているが、やがて唯一つの技能を活かして手話通訳士となる。

彼は両親がろう者、兄もろう者という家庭で育ち、ただ一人の聴者(ろう者の両親を持つ聴者の子供を”コーダ”という)として家族の「通訳者」であり続けてきたのだ。

ろう者の法廷通訳を務めていたら若いボランティア女性が接近してきた。現在と過去、二つの事件の謎が交錯を始め…。

マイノリティーの静かな叫びが胸を打つ。衝撃のラスト!

2011年の単行本の文庫版です。



まとめ

それぞれおさらいします。

コンスタントに作品を発表している丸山正樹さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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