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2010年、『ラブ・ケミストリー』で第9回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞してデビューした喜多喜久(きた・よしひさ)さん。
そんな喜多喜久さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
喜多喜久の単行本新刊情報
1.『「はじめまして」を3000回』(2018/6/21発売)
最新刊
幻冬舎
<あらすじ>
高校二年の北原恭介は、友達の少ないリケイ男子。そんな恭介が、クラスの人気者・佑那から生まれて初めての「告白」をされた。「昨日の夜、北原君に告白する夢を見たから」
「予知が外れると、不幸が襲い掛かるの」冗談みたいなことを言って、ぐいぐい恭介の生活に入り込んでくる奔放な美少女。恭介の頑なな“リケイのメンタル”が次第に揺らぎ始め、ついに想いが“本当の恋”へと変わろうとしていた、そのとき……。
恭介は、笑顔を絶やさなかった彼女が、「ある重大な秘密」と「ある想い」をずっと抱えていたことを知る――。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『彩無き世界のノスタルジア』(2020/12/16発売)
集英社
<あらすじ>
過去を捨て、裏社会で生きる「交渉屋」のキダ。キダに仕事を発注、交渉時に使用する銃器や爆発物を調達するなど、表向きの輸入代行業とは別に裏稼業を営む会社「川端洋行」に、ある日両親を殺されたという少女・彩葉(いろは)が訪れる。その子の世話を押し付けられたキダは彩葉を匿うことになり、奇妙な共同生活がスタートする。彩葉と暮らすうち、孤独に暮らしていたキダの世界に鮮やかな色が満ちていく。
しかし、その裏で蠢く影が、次第にキダを飲み込もうとしていた。やがて明らかになる彩葉の真実とは――。切なく忘れがたい「企み」の物語。
『名も無き世界のエンドロール』の結末から五年後の物語。
3.『捏造のロジック 文部科学省研究公正局・二神冴希』(2014/12/10発売)
宝島社
<あらすじ>
独立行政法人・興国科学研究所に勤める研究者・円城寺は、突然、東堂センター長の呼び出しを受けた。2年前に論文捏造の疑惑で日本中を騒がせた、“PAX細胞”についての論文が、今になって再び投稿されたというのだ。
いったい誰が、何のために、疑惑の“PAX細胞”についての論文を投稿したのか。円城寺が内部調査に乗り出すハメになるが、そこへ文部科学省に新しく新設された研究公正局からキレ者役人・二神冴希が派遣されてきた…。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
喜多喜久の文庫本新刊情報
1.『死香探偵-真心は捧げられた死と香る』(2021/2/22発売)
文庫最新刊
中央公論新社
<あらすじ>
特殊清掃員を続けながら風間の助手として「死香」の謎を探る潤平は、将来について悩んでいた。一方、風間も「潤平を研究の材料だと考えている」と姉から指摘される。これ以上、一緒にいていいのか? 初めてすれ違う二人は、互いに今後の関係を考えはじめ……。人気シリーズ第五弾!
2.『死香探偵-生死の狭間で愛は香る』(2021/1/20発売)
中央公論新社
<あらすじ>
死臭が食材の匂いに感じる潤平と、分析科学のスペシャリストの風間。今回、ホームレス狩りの現場に残る二つの死香、幼女誘拐事件で漂った緑茶の香りを嗅ぎ解く中、二人の住む高セキュリティーのマンションにまたも不審な郵便物が届く。
差出人を追う二人が辿り着いた人物とは!?
3.『動機探偵 名村詩朗の洞察』(2021/11/11発売)
双葉社
<あらすじ>
令王大学の名村詩朗准教授は、若き天才研究者。人工知能(AI)を進化させるため、人の心の「なぜ?」を解きあかそうとしていた。特任助手の若葉とともに、不可解な事件の謎に挑む。突然アカウントを消した天才ゲームプレーヤー、両親の離婚にまつわる真相、記憶喪失の入院患者、有名俳優の自殺の真相…。
思いがけない「動機」に驚く、人気シリーズ第二弾!
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『「はじめまして」を3000回』(2018/6/21発売)
- 『ビギナーズ・ドラッグ』(2017/12/7発売)
- 『捏造のロジック 文部科学省研究公正局・二神冴希』(2014/12/10発売)
■文庫本新刊
- 『死香探偵-真心は捧げられた死と香る』(2021/2/22発売)
- 『死香探偵-生死の狭間で愛は香る』(2021/1/20発売)
- 『動機探偵 名村詩朗の洞察』(2021/11/11発売)
文庫をメインにハイペースで作品を発表している喜多喜久さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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