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【2024年最新版】村山由佳の単行本・文庫の新刊・新作最新情報【新刊予定も】

村山由佳の単行本・文庫の新刊・新作最新情報【新刊予定も】


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『星々の舟』(2003年)で第129回直木賞を受賞した村山由佳さん。恋愛小説を得意とし、「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズが人気の実力派作家です。

そんな村山由佳さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

村山由佳の単行本新刊情報

1.『二人キリ』(2024/1/26発売)

最新刊

集英社

<あらすじ>
その女は愛する男を殺し、陰部を切り取り逃亡した──

脚本家の吉弥は、少年時代に昭和の猟奇殺人として知られる「阿部定事件」に遭遇。以来、ゆえあって定の関係者を探し出し、証言を集め続けてきた。

定の幼なじみ、初恋の人、初めての男、芸妓屋に売った女衒、更生を促した学校長、被害者の妻、そして、事件から30年が経ち、小料理屋の女将となっていた阿部定自身……。

それぞれの証言が交錯する果てに、定の胸に宿る“真実”が溢れだす。性愛の極致を、人間の業を、圧倒的な筆力で描き出す比類なき評伝小説。

作家デビュー30周年記念大作!

単行本の最新刊になります。

2.『記憶の歳時記』(2023/10/26発売)

ホーム社

<あらすじ>
想い出をひもとくと、人生の味わいはぐっと深まる。

デビュー作『天使の卵』がベストセラーとなり、南房総・鴨川でのゆたかな自給自足生活。出奔そして離婚、東京での綱渡りの日々。常識はずれな軽井沢の家で新たな生活、3度目の結婚──。

そんな村山由佳の大胆な生きざまと、作家としての30年を支えてきたものとは? 季節・猫・モノをキーワードにひもとく、極彩色の記憶たち。人気作家になって抱えた葛藤、編集者との関係、20年隠してきたある猫の秘密、過去の恋愛の数々など、初めて明かすエピソードも満載。

年若いあなたの肩を「案外、大丈夫よ」とやさしくたたき、人生後半戦のあなたに「この先が楽しみ」と思わせてくれる、滋味あふれるエッセイ集。

 

3.『Row&Row』(2023/3/20発売)

毎日新聞出版

<あらすじ>
広告代理店で働く43歳の涼子と3歳年下の美容師の夫・孝之。

不満もありつつ穏やかだった生活が、一人の女性の出現で揺らぎだす。結婚13年目にして露わになった「歪み」と「再生」を高解像度で描く、激しく切ない夫婦の物語。

恋愛文学の第一人者による新たな傑作長編!

 

4.『ある愛の寓話』(2023/1/10発売)

文藝春秋

<あらすじ>
原点回帰にして到達点。

猫、犬、馬、人形など、異質な存在との交歓によって導かれるカタルシス、圧倒的な熱量をはらんだ作品集です。

 

5.『星屑』(2022/7/6発売)

幻冬舎

<あらすじ>
大手芸能プロ「鳳プロ」のマネージャーながらも、雑用ばかりでくさっていた桐絵は、博多のライブハウスで歌う16歳の少女・ミチルに惚れ込み、上京させる。

鳳プロでは、専務の14歳の娘・真由を大型新人としてデビューさせることが決まっており、ミチルに芽はないはずだった。しかし彼女のまっすぐな情熱と声は周囲を動かしてゆく。

反りが合わずに喧嘩ばかりの二人。妨害、挫折、出生の秘密、スキャンダル……その果てに少女たちが見るものは──。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



村山由佳の文庫本新刊情報

1.『雪のなまえ』(2023/12/8発売)

文庫最新刊

徳間書店

<あらすじ>
「夢の田舎暮らし」を求めて父が突然会社を辞めた。

いじめにあい登校できなくなった小学5年生の雪乃は、父とともに曾祖父母が住む長野で暮らしを始め、仕事を続けたい母は東京に残ることになった。

胸いっぱいに苦しさを抱えていても、雪乃は思いを吐き出すことができない。
そんな雪乃の凍った心を溶かしてくれたのは、長野の大自然、地元の人々、そして同級生大輝との出会いだった――。

ほんとうの自分を受け容れてくれる場所。そこを見つけるため、今いる場所に別れを告げるのは、決して逃げではない。

2020年刊行の単行本の文庫版です。

2.『命とられるわけじゃない』(2023/10/20発売)

エッセイ

集英社

<あらすじ>
大好きな父、最愛の猫〈もみじ〉、そして確執のあった母。

三年続けて見送った平成最後の春、母の葬儀を前に現れたのは、一匹の小さな猫だった。見た目は全然違うのに、なぜか〈もみじ〉そっくりなその猫との出会いが、止まっていた時を再び動かし……。

「どれほどしんどく思えても、〈命とられるわけじゃない〉のだ」。

猫と亡き父に教わった優しい気づきと、愛すべき猫たちに心洗われる大人気エッセイ!

2021年刊行の単行本の文庫版です。

3.『風よ あらしよ』(2023/4/20発売)

集英社

<あらすじ>
明治・大正を駆け抜けた、アナキストで婦人解放運動家の伊藤野枝。生涯で三人の男と〈結婚〉、七人の子を産み、関東大震災後に憲兵隊の甘粕正彦らの手により虐殺される――。

その短くも熱情にあふれた人生が、野枝自身、そして二番目の夫でダダイストの辻潤、三番目の夫でかけがえのない同志・大杉栄、野枝を『青鞜』に招き入れた平塚らいてう、四角関係の果てに大杉を刺した神近市子らの眼差しを通して、鮮やかによみがえる。著者渾身の大作。

2020年刊行の単行本の文庫版です。

4.『海を抱く BAD KIDS』(2022/11/18発売)

集英社

<あらすじ>
超高校級サーファー・光秀と校内一の優等生・恵理。

正反対の二人は、体だけの関係を持つようになり……。

永遠の青春小説〈新装版〉。

1999年刊行の単行本の文庫新装版です。

5.『BAD KIDS』(2022/10/20発売)

集英社

<あらすじ>
年上の写真家との関係に傷つく都が被写体に選んだのは、同性の親友に惹かれ葛藤する隆之で……。

等身大の18歳を描く不朽の青春小説。

1994年刊行の単行本の文庫新装版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

おさらいします!

単行本新刊

  1. 『二人キリ』(2024/1/26発売)
  2. 『記憶の歳時記』(2023/10/26発売)
  3. 『Row&Row』(2023/3/20発売)
  4. 『ある愛の寓話』(2023/1/10発売)
  5. 『星屑』(2022/7/6発売)

文庫本新刊

  1. 『雪のなまえ』(2023/12/8発売)
  2. 『命とられるわけじゃない』(2023/10/20発売)
  3. 『風よ あらしよ』(2023/4/20発売)
  4. 『海を抱く BAD KIDS』(2022/11/18発売)
  5. 『BAD KIDS』(2022/10/20発売)

コンスタントに作品を発表している村山由佳さん。新作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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