『星々の舟』(2003年)で第129回直木賞を受賞した村山由佳さん。恋愛小説を得意とし、「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズが人気の実力派作家です。
そんな村山由佳さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
村山由佳の単行本新刊情報
1.『命とられるわけじゃない』(2021/3/26発売)
最新刊
ホーム社
<あらすじ>
村山由佳の猫エッセイ、待望の新刊!『猫がいなけりゃ息もできない』で愛猫〈もみじ〉を看取ってから1年。
平成最後の春におきた奇跡的な出会いのドラマと、50代からの幸せの形に胸がふるえる。
単行本の最新刊になります。
2.『雪のなまえ』(2020/12/9発売)
徳間書店
<あらすじ>
「夢の田舎暮らし」を求めて父が突然会社を辞めた。いじめにあい登校できなくなった小学五年生の雪乃は、父とともに曾祖父母が住む長野で暮らしを始める。仕事を諦めたくない母は東京に残ることになった。
胸いっぱいに苦しさを抱えていても、雪乃は思いを吐き出すことができない。そんな雪乃の凍った心を溶かしてくれたのは、長野の大自然、地元の人々、同級生大輝との出会いだった――。
ほんとうの自分を受け容れてくれる場所。そこを見つけるため、今いる場所に別れを告げるのは、決して逃げではない。
3.『風よ あらしよ』(2020/9/25発売)
集英社
<あらすじ>
明治・大正を駆け抜けた、アナキストで婦人解放運動家の伊藤野枝。生涯で3人の男と〈結婚〉、7人の子を産み、関東大震災後に憲兵隊の甘粕正彦らの手により虐殺される――。その短くも熱情にあふれた人生が、野枝自身、そして2番目の夫でダダイストの辻潤、3番目の夫でかけがえのない同志・大杉栄、野枝を『青鞜』に招き入れた平塚らいてう、四角関係の果てに大杉を刺した神近市子らの眼差しを通して、鮮やかによみがえる。
著者渾身の大作。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
村山由佳の文庫本新刊情報
1.『嘘 Love Lies』(2021/1/28発売)
文庫最新刊
新潮社
<あらすじ>
どんな地獄だろうと構わない。でも、この秘密だけは、絶対に守り通す。刀根秀俊、美月、亮介、陽菜乃は仲のいい友達グループだった。中学2年の夏にあの事件が起こるまでは――恐怖、怒り、後悔、そして絶望。生涯拭えぬ過ちとトラウマを抱えたまま、各々の人生を歩んでいた4人。
求め合う体と秘めたる想いが、さらなる苦悩を呼び、暴力の行き着く果てに究極の愛が生まれる。
著者渾身の恋愛長編!
2018年刊行の単行本の文庫版です。
2.『猫がいなけりゃ息もできない』(2021/1/20発売)
エッセイ
集英社
<あらすじ>
大反響のWEB連載、待望の文庫化!小説家と愛猫との最後の一年をつづった、心ふるえるエッセイ。
2018年刊行の単行本の文庫版です。
3.『ミルク・アンド・ハニー』(2020/12/8発売)
文藝春秋
<あらすじ>
今度の男もまた、心と身体を寂しくさせる――脚本家・奈津が自由と孤独の果て、たどり着いた場所とは?魂に響く官能の傑作長編。
2018年刊行の単行本の文庫版です。
まとめ
おさらいします!
■単行本新刊
- 『命とられるわけじゃない』(2021/3/26発売)
- 『雪のなまえ』
(2020/12/9発売) - 『風よ あらしよ』
(2020/9/25発売)
■文庫本新刊
- 『嘘 Love Lies』
(2021/1/28発売) - 『猫がいなけりゃ息もできない』
(2021/1/20発売) - 『ミルク・アンド・ハニー』
(2020/12/8発売)
コンスタントに作品を発表している村山由佳さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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