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『かがみの孤城』で第十五回(2018年)本屋大賞を受賞した辻村深月さん。常に新作が待ち望まれる作家の一人です。
そんな辻村深月さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
以下、それぞれ最新刊から3冊を紹介していきます。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
辻村深月の単行本新刊情報
1.『限定愛蔵版 凍りのくじら』(2024/6/12発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。
そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。
単行本はこちらが最新刊です。
1.『限定愛蔵版 ぼくのメジャースプーン』(2024/6/12発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。
彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。
単行本はこちらが最新刊です。
2.『あなたの言葉を』(2024/4/2発売)
エッセイ
毎日新聞出版
<あらすじ>
「辻村さんは大人なのに、どうして子どもの気持ちがわかるのですか?」あの時、のみこんだひと言。いま感じている気持ち。
その言葉はいつか必ず、あなたを助けてくれる。
これから大人になる人たちへ、辻村深月が一緒に考える。学校生活、出会いと別れ、読むこと、書くこと――
自らの体験を元にまっすぐに語りかけるエッセイ集。
3.『この夏の星を見る』(2023/6/30発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。
コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。
哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。
4.『Another side of 辻村深月』(2023/3/24発売)
ファンブック
KADOKAWA
<あらすじ>
書下ろし短編収録! 辻村深月作品を生み出す裏側、教えます。書き下ろし短編、宮部みゆき・伊坂幸太郎との特別対談、全作品解説インタビュー――
唯一無二の小説を生み出し続ける辻村深月の裏側を徹底解剖。ファン必読の1冊、誕生!
5.『噓つきジェンガ』(2022/8/25発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
『鍵のない夢を見る』から10年、辻村深月が詐欺を描く。幸せが欲しくて嘘にすがりついてしまう人間の哀しみが、心に迫る3篇。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
辻村深月の文庫本新刊情報
1.『闇祓』(2024/6/13発売)
文庫最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
転校生の白石要は、少し不思議な青年だった。背は高いが、髪はボサボサでどこを見ているかよくわからない。優等生の澪は、クラスになじめない要に気を遣ってこわごわ話しかけ徐々に距離を縮めるものの、唐突に返ってきた要のリアクションは「今日、家に行っていい?」だった――。
この転校生は何かがおかしい。身の危険を感じた澪は憧れの先輩、神原一太に助けを求めるが――。学校で、会社で、団地で、身の周りにいるちょっとおかしな人。みんなの調子を狂わせるような、人の心に悪意を吹き込むような。
それはひょっとしたら「闇ハラ=闇ハラスメント」かもしれない。「あの一家」が来ると、みんながおかしくなり、人が死ぬ。だから、闇は「祓わなくては」ならない――。
辻村深月が満を持して解き放つ、本格長編ホラーミステリ!
2021年刊行の単行本の文庫版です。
2.『琥珀の夏』(2023/9/5発売)
文藝春秋
<あらすじ>
かつて、カルトだと批判を浴びた<ミライの学校>の敷地跡から、少女の白骨遺体が見つかった。ニュースを知った弁護士の法子は、無騒ぎを覚える。埋められていたのは、ミカちゃんではないかーー。小学生時代に参加した<ミライの学校>の夏合宿で出会ったふたり。法子が最後に参加した夏、ミカは合宿に姿を見せなかった。
30年前の記憶の扉が開くとき、幼い日の友情と罪があふれ出す。
2021年刊行の単行本の文庫版です。
3.『傲慢と善良』(2022/9/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。生きていく痛みと苦しさ。その先にあるはずの幸せ──。
2018年本屋大賞『かがみの孤城』の著者が贈る、圧倒的な”恋愛”小説。
2019年刊行の単行本の文庫版です。
4.『ツナグ 想い人の心得』(2022/6/27発売)
新潮社
<あらすじ>
僕が使者(ツナグ)だと打ち明けようか――。死者との面会を叶える役目を祖母から受け継いで七年目。渋谷歩美は会社員として働きながら、使者の務めも続けていた。
「代理」で頼みに来た若手俳優、歴史の資料でしか接したことのない相手を指名する元教員、亡くした娘を思う二人の母親。切実な思いを抱える依頼人に応える歩美だったが、初めての迷いが訪れて……。
心揺さぶるベストセラー、待望の続編!
2019年刊行の単行本の文庫版です。
5.『噛みあわない会話と、ある過去について』(2021/9/15発売)
講談社
<あらすじ>
美術教師の美穂には、有名人になった教え子がいる。彼の名は高輪佑。国民的アイドルグループの一員だ。しかし、美穂が覚えている小学校時代の彼は、おとなしくて地味な生徒だった――ある特別な思い出を除いて。
今日、TV番組の収録で佑が美穂の働く小学校を訪れる。久しぶりの再会が彼女にもたらすものとは。
2018年刊行の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『限定愛蔵版 凍りのくじら』(2024/6/12発売)
- 『限定愛蔵版 ぼくのメジャースプーン』(2024/6/12発売)
- 『あなたの言葉を』(2024/4/2発売)
- 『この夏の星を見る』(2023/6/30発売)
- 『Another side of 辻村深月』(2023/3/24発売)
- 『噓つきジェンガ』(2022/8/25発売)
■文庫本新刊
- 『闇祓』(2024/6/13発売)
- 『琥珀の夏』(2023/9/5発売)
- 『傲慢と善良』(2022/9/7発売)
- 『ツナグ 想い人の心得』(2022/6/27発売)
- 『噛みあわない会話と、ある過去について』(2021/9/15発売)
コンスタントに新作を発表し続ける辻村さん。
なお、ポプラ社による「かがみの孤城特設サイト」が公開されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
それでは、良い読書体験を!
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