江戸川乱歩賞を受賞し、「法医昆虫学捜査官」シリーズが人気の川瀬七緒さん。
そんな川瀬七緒さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
川瀬七緒の単行本新刊情報
1.『詐欺師と詐欺師』(2024/5/22発売)
最新刊
中央公論新社
<あらすじ>
海外で荒稼ぎして帰国した詐欺師の藍は、ある政治家のパーティーで知り合ったみちるに興味を抱く。みちるは親の仇を捜しており、そのために金がいるという。仇とは、世界的企業に成長した戸賀崎グループ筆頭株主の戸賀崎喜和子。
隙だらけの復讐計画を聞いた藍は、みちるに協力することになるが……。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『四日間家族』(2023/3/1発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
自殺を決意した夏美は、ネットで繋がった同じ望みを持つ三人と車で山へ向かう。夜更け、車中で練炭に着火しようとした時、森の奥から赤ん坊の泣き声が。「最後の人助け」として一時的に赤ん坊を保護した四人。しかし赤ん坊の母親を名乗る女性がSNSに投稿した動画によって、連れ去り犯の汚名を着せられ、炎上騒動に発展、追われることに――。
暴走する正義から逃れ、四人が辿り着く真相とは。
3.『クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』(2022/7/27発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
隠しても隠せない。服がすべてを自白してしまう。真犯人も、知りたくなかった過去も。こんな解決見たことない! 迷宮入り事件を次々に看破する仕立屋探偵が挑む、6つの事件。捨て子の着衣のリメイク痕、女子高生の制服の不自然なシワ、饒舌に語り出すヴィンテージ生地ーーこの男には、人に見えない真相が見える。
大好評『ヴィンテージガール』に続く、仕立屋探偵・桐ヶ谷京介の事件簿!
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『うらんぼんの夜』(2021/6/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
片田舎での暮らしを厭う高校生の奈緒は、東京から越して来た亜矢子と親しくなる。しかし、それを境に村の空気は一変し、亜矢子の口数も少なくなる。疑念を抱く奈緒は、密かに彼女の自宅に忍び込もうとするが……。
文庫版が発売です(下記参照)。
5.『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』(2021/2/19発売)
講談社
<あらすじ>
東京の高円寺南商店街で小さな仕立て屋を営む桐ヶ谷京介は、美術解剖学と服飾の深い知識によって、服を見ればその人の受けた暴力や病気などまでわかる特殊な能力を身につけていた。そんな京介が偶然テレビの公開捜査番組を目にする。10年前に起きた少女殺害事件で、犯人はおろか少女の身元さえわかっていないという。さらに、遺留品として映し出された奇妙な柄のワンピースが京介の心を捉える。
10年前とは言え、あまりにデザインが時代遅れ過ぎるのだ。京介は翌日、同じ商店街にあるヴィンテージショップを尋ねる。1人で店を切り盛りする水森小春に公開捜査の動画を見せて、ワンピースのことを確かめるために。
そして事件解明に繋がりそうな事実がわかり、京介は警察への接触を試みるが……。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
川瀬七緒の文庫本新刊情報
1.『クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』(2024/7/12発売)
文庫最新刊、短編集
講談社
<あらすじ>
「服を見ればすべてがわかる」と、噂されるほどの鋭い洞察力を持つ服飾ブローカー・桐ヶ谷京介に新たな事件解決の依頼があった。依頼主は警察と京介の橋渡し役を担う南雲警部。南雲は12年前、勤務中に捨て子を発見した。その子は施設で育ち、少年になったいま、南雲に母親探しを頼んできたのだ。南雲は発見当時にその子が身につけていた大人もののTシャツを京介に預ける。京介の神懸かった推理が始まった……。
「ゆりかごの行方」など、仕立屋探偵が6つの事件を解決する、傑作クライム・ミステリー!
2022年刊行作品の文庫版です。
2.『うらんぼんの夜』(2023/12/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
片田舎での暮らしをきらう高校生の奈緒は、東京から越してきた亜矢子と親しくなる。しかし、それを境に村の空気は一変し、亜矢子の口数も少なくなってしまう。
疑念を抱く奈緒は、密かに彼女の自宅に忍び込もうとするが……。
2021年刊行作品の文庫版です。
3.『賞金稼ぎスリーサム!』(2023/8/4発売)
小学館
<あらすじ>
麻布署捜査課の元警部・藪下浩平は、ノンキャリアながら出世を期待される優秀な警察官だったが、42歳で退職。現在は自宅で母親の介護している。あるとき、そんな藪下の元に弁護士が現れる。何者かが藪下に高額な報酬で、報奨金がかけられた事件の調査を依頼してきているという──。薮下は渋々引き受けた調査を進めるうち、アジア圏シェア1位の製糖会社の御曹司で生粋の女たらし、さらに度を超えた「警察マニア」でもある桐生淳太郎、真っ白いレースの日傘とワンピースで事件現場に通う、あらゆる狩猟資格と銃所持許可証を持つ謎多きハンター・上園一花と出会い、3人は報奨金だけを共通の目的にしたチームを組むことになる。
事件は東京の下町で起きたペットショップ放火事件。死者は6名。容疑者は元ペットショップ店主の相原幸夫だが、藪下は真犯人は別にいると考えている。年齢も性格もバラバラの、クセが強すぎる3人は、報奨金を手にすることができるのか!?
2019年刊行作品の文庫版です。
4.『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』(2023/5/16発売)
講談社
<あらすじ>
東京の高円寺南商店街で小さな仕立て屋を営む桐ヶ谷京介は、美術解剖学と服飾の深い知識によって、服を見ればその人の受けた暴力や病気まで推測できる技術を持っていた。そんな京介が偶然テレビの公開捜査番組を目にする。10年前に起きた少女殺害事件で、犯人はおろか少女の身元さえわかっていないという。さらに、遺留品として映し出された奇妙な柄のワンピースが京介の心を捉える。10年前とは言え、あまりにデザインが時代遅れ過ぎるのだ。
京介は翌日、同じ商店街にあるヴィンテージショップを訪ねる。1人で店を切り盛りする水森小春に公開捜査の動画を見せて、ワンピースのことを確かめるために。そして事件解明に繋がりそうな事実がわかり、京介は警察への接触を試みるが……。
2021年刊行作品の文庫版です。
5.『スワロウテイルの消失点 法医昆虫学捜査官』(2021/7/15発売)
講談社
<あらすじ>
東京・杉並区で男性の腐乱死体が見つかり、法医昆虫学者の赤堀と岩楯刑事が司法解剖に立ち会うことになった。岩楯の相棒となる深水巡査部長、高井戸署署長、鑑識課長らも同席するなかで、大柄で肥満した遺体にメスが入れられていった。と、そのとき、立会人たちが発疹や出血、痒みに襲われ、感染症の疑いでパニックが起きる。
岩楯らは隔離されるが、赤堀には心当たりがあった。赤堀は騒ぎの原因を解説し、殺人と推定された被害者の死亡推定月日に迫ろうとする!
2019年刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『詐欺師と詐欺師』(2024/5/22発売)
- 『四日間家族』(2023/3/1発売)
- 『クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』(2022/7/27発売)
- 『うらんぼんの夜』(2021/6/7発売)
- 『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』
(2021/2/19発売)
■文庫本新刊
- 『クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』(2024/7/12発売)
- 『うらんぼんの夜』(2023/12/7発売)
- 『賞金稼ぎスリーサム!』(2023/8/4発売)
- 『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』(2023/5/16発売)
- 『スワロウテイルの消失点 法医昆虫学捜査官』(2021/7/15発売)
コンスタントに作品を発表し続けている川瀬七緒さん。新作が待ち遠しいです。
それでは、良い読書体験を!
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