1987年(昭和62年)にオール讀物推理小説新人賞を受賞し、短編「我らが隣人の犯罪」でデビューし、以降多彩かつ多くの作品を生み続ける宮部みゆきさん。
こちらに単行本と文庫、そしてアンソロジーの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
宮部みゆきの単行本新刊情報
1.『気の毒ばたらき きたきた捕物帖 (三)』(2024/10/17発売)
最新刊、時代物
PHP研究所
<あらすじ>
千吉親分の文庫屋が火事になった。現場に駆け付けた北一が見たものは。謎解き×怪異×人情が味わえる、人気の捕物帖シリーズ第三弾!
単行本はこちらが最新刊です。
「きたきた捕物帖シリーズ」最新刊です。
PHP研究所による「きたきた捕物帖特設サイト」も開設されています。登場人物、人物相関図等を知りたい方はチェックしてみてくださいね。
2.『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』(2023/7/28発売)
時代物
KADOKAWA
<あらすじ>
行く当てのない女達のため土から生まれた不動明王。悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ家族を守る人形。描きたいものを自在に描ける不思議な筆。そして、人ならざる者たちの里で育った者が語る物語。恐ろしくも暖かい百物語に心を動かされ、富次郎は決意を固める──。
「三島屋シリーズ」最新刊です。
「三島屋シリーズ」の読む順番については、以下の記事で紹介しています。
関連記事>KADOKAWAによる「三島屋変調百物語シリーズ特設サイト」が開設されています。登場人物、人物相関図等を知りたい方はチェックしてみてくださいね。
3.『ぼんぼん彩句』(2023/4/19発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
俳句と小説の新しい出会い。17音の奥に潜む繊細で彩り豊かな12の物語。「俳句」という僅か17音で作られた世界の奥にはどんな物語が潜んでいるのか。社会派からホラー、SFに至るまで、あらゆるジャンルに足跡を残してきた宮部文学の新たなる挑戦。
繊細で彩り豊かに輝く12編の物語。
4.『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』(2022/7/27発売)
時代物
KADOKAWA
<あらすじ>
老人が語る、村を襲う「ひとでなし」の恐怖とは――三島屋シリーズ第八弾!江戸は神田三島町にある袋物屋の三島屋は、風変わりな百物語をしていることで知られている。語り手一人に聞き手も一人、話はけっして外には漏らさず、「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」これが三島屋の変わり百物語の趣向である。
従姉妹のおちかから聞き手を受け継いだ三島屋の「小旦那」こと富次郎は、おちかの出産を控える中で障りがあってはならないと、しばらく百物語をお休みすることに決める。
休止前の最後の語り手は、商人風の老人と目の見えない彼の妻だった。老人はかつて暮らした村でおきた「ひとでなし」にまつわる顛末を語りだす――。
文庫版が発売です(下記参照)。
5.『子宝船 きたきた捕物帖(二) 』(2022/5/25発売)
時代物
PHP研究所
<あらすじ>
絵から消えた弁財天、弁当屋一家三人が殺された……。次々と起きる事件に、岡っ引き見習いの北一が立ち向かう、人気シリーズ第二弾!
新シリーズ「きたきた捕物帖」の二作目です。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
宮部みゆきの文庫本新刊情報
1.『「子宝船」 きたきた捕物帖(二) 』(2024/8/9発売)
文庫最新刊
PHP研究所
<あらすじ>
宝船の絵から弁財天が消えた?謎解き×怪異×人情が愉しめる、「こんな捕物帖、読んだことない」と話題沸騰の人気シリーズ第二弾!
2022年の作品の文庫版です。
2.『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』(2024/6/13発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
江戸の袋物屋・三島屋は百物語で知られている。聞き役の富次郎は、従姉妹の出産に備え、百物語を一時休止とすることに。
最後に語られたのは、 村を襲った「ひとでなし」に まつわる恐ろしい話だった。
2022年の作品の文庫版です。
3.『100分間で楽しむ名作小説 曼珠沙華』(2024/3/19発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
江戸で三本の指に入る袋物屋「三島屋」に奉公する17歳のおちか。ある出来事から誰にも心を許すことができなくなり、叔父夫婦の店で黙々と働く日々を送る。ある時叔父の留守をあずかるおちかに客人は、曼珠沙華が咲く庭を見やり、自身が経験した不思議な因縁話を語りだす。
こわばった心がほどけていく、宮部みゆき流百物語、ここに開幕。
4.『宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 2015-2019』(2023/11/10発売)
新書、エッセイ
中央公論新社
<あらすじ>
ミステリー、海外ノンフィクションから、社会時評、歴史、恐竜まで――作家の好奇心を刺激した125冊を一挙公開!『読売新聞』「本よみうり堂」の読書エッセイ、待望の書籍化。
作家デビュー36年目、初めての新書刊行!
5.『魂手形 三島屋変調百物語七之続』(2023/6/13発売)
時代物
KADOKAWA
<あらすじ>
一生に一度きりの「物語り」をつづけましょう。江戸神田の袋物屋・三島屋では一風変わった百物語が続けられている。これまで聞き手を務めてきた主人の姪の跡を継いだのは、次男坊の富次郎。
美丈夫の勤番武士が語る、火災を制する神器の秘密とは……。
2021年の作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
宮部みゆきのアンソロジー新刊情報
アンソロジーへの参加も多い宮部さん。アンソロジー作品の新刊を紹介します。
1.『大江戸綺譚』(2024/10/11発売)
最新刊
筑摩書房
<あらすじ>
闇深き江戸の町に現われる、鬼、あやかし、怪異――妖しくも切なく美しい、豪華時代ホラー・アンソロジー。「バラエティに富んだ怪異を堪能してほしい。なにしろ恐怖を娯楽として楽しめるのは、人間だけの特権なのだから。」――細谷正充(文芸評論家)
「この離れの、この座敷のわたしのそばにはね、〝鬼〟が棲んでいるのだよ」宮部みゆき「安達家の鬼」
アンソロジー作品の最新刊です。
2.『堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー』(2024/8/23発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
史上最も豪華な執筆陣に、「最高の恐怖」をテーマに執筆を依頼。「あらゆるホラーのニュージャンル」として生まれた角川ホラー文庫、渾身のアンソロジー!
3.『江戸に花咲く 時代小説アンソロジー』(2024/1/4発売)
文藝春秋
<あらすじ>
江戸の華〈祭り〉をテーマに人気時代小説作家が競作!宮部みゆき「三島屋変調百物語」の最新作など、読み応え十分のアンソロジー。
4.『えどめぐり <名所>時代小説傑作選』(2023/10/11発売)
PHP研究所
<あらすじ>
神田、日本橋、両国……江戸の町には物語があふれている!人気女性時代作家の傑作短編で様々な名所を巡る、時代小説アンソロジー。
5.『おつとめ 〈仕事〉時代小説傑作選』(2023/9/8発売)
PHP研究所
<あらすじ>
商人、大奥、駕籠かき……江戸の「仕事」はおもしろい!豪華女性時代作家陣による、働く人々の人情を描いた時代小説アンソロジー。
以上です。
宮部さんの新作が待ち遠しいという方は、アンソロジー収録作を読んでみるのもアリでしょう。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『気の毒ばたらき きたきた捕物帖 (三)』(2024/10/17発売)
- 『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』(2023/7/28発売)
- 『ぼんぼん彩句』(2023/4/19発売)
- 『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』(2022/7/27発売)
- 『子宝船 きたきた捕物帖(二) 』(2022/5/25発売)
■文庫本新刊
- 『「子宝船」 きたきた捕物帖(二) 』(2024/8/9発売)
- 『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』(2024/6/13発売)
- 『100分間で楽しむ名作小説 曼珠沙華』(2024/3/19発売)
- 『宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 2015-2019』(2023/11/10発売)
- 『魂手形 三島屋変調百物語七之続』(2023/6/13発売)
■アンソロジー新刊
- 『大江戸綺譚』(2024/10/11発売)
- 『堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー』(2024/8/23発売)
- 『江戸に花咲く 時代小説アンソロジー』(2024/1/4発売)
- 『えどめぐり <名所>時代小説傑作選』(2023/10/11発売)
- 『おつとめ 〈仕事〉時代小説傑作選』(2023/9/8発売)
コンスタントに作品を発表し続ける宮部みゆきさん。
引き続き新刊情報を追っていきますので、こちらの記事を気に入っていただけたら、ぜひブックマーク、シェア等をしてもらえると嬉しいです。
それでは、良い読書体験を!
※宮部みゆきさんの売れ筋作品は宮部みゆきの売れ筋ランキング(Amazon)をチェック!
なお、宮部みゆきさんの作品はAudibleでも読むこと(聴くこと)ができます。最初の一冊は無料で利用できますので、この機会に試してみてはいかがでしょう。
Audibleについては当ブログでも記事にしていますので、参考までに~。
Audible(オーディブル)は耳で読む~朗読者、会員特典、評判、おすすめ作品を紹介
関連記事>関連記事
- 宮部みゆき 刊行順(出版順)の全作品一覧とあらすじ紹介
- 宮部みゆきの名作を読むなら~おすすめ20作品ランキングを紹介
- 宮部みゆきの直木賞受賞作品、直木賞候補作品全6作を紹介
- 宮部みゆきの短編集・短編小説おすすめ10選ランキング
- 宮部みゆきのドラマ化作品の一覧、おすすめランキング
- 宮部みゆきの映画化作品の一覧、おすすめランキング
- 宮部みゆき「三島屋シリーズ」の刊行順、読む順番
- 宮部みゆき「杉村三郎シリーズ」の刊行順、読む順番
- 宮部みゆきのファンタジー小説、SF小説のおすすめ全作品ランキング
- 今月、来月の新刊 ~ 小説の単行本・文庫本の最新新刊情報【発売日順】
- 【新刊情報】作家一覧ページ
関連リンク
Kindle Unlimitedで限界を超えた読書体験を
Kindle Unlimitedは月額980円で12万冊以上が読み放題となるAmazonの電子書籍サービスです。
専用端末は必要なく、無料アプリでPC、スマホ、タブレットで手軽に読めちゃいます。専用端末なしで読めるというのは良いですね。これが大きなメリットです。
1~2冊読めば元が取れますので、ついつい書籍代が高くなってしまうという方にオススメできるサービスです。
最初の1ヶ月は無料体験できますので、合わなければ退会しても問題ありません。
Kindle Unlimitedで新たな読書体験を!
[…] 宮部みゆきの単行本・文庫の新刊・新作最新情報 […]
[…] 宮部みゆきの単行本・文庫の新刊・新作最新情報【新刊予定も】 […]