1987年(昭和62年)にオール讀物推理小説新人賞を受賞し、短編「我らが隣人の犯罪」でデビューし、以降多彩かつ多くの作品を生み続ける宮部みゆきさん。
こちらに単行本と文庫、そしてアンソロジーの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
宮部みゆきの単行本新刊情報
1.『ぼんぼん彩句』(2023/4/19発売)
最新刊、短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
俳句と小説の新しい出会い。17音の奥に潜む繊細で彩り豊かな12の物語。「俳句」という僅か17音で作られた世界の奥にはどんな物語が潜んでいるのか。社会派からホラー、SFに至るまで、あらゆるジャンルに足跡を残してきた宮部文学の新たなる挑戦。
繊細で彩り豊かに輝く12編の物語。
単行本はこちらが最新刊です。
2.『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』(2022/7/27発売)
時代物
KADOKAWA
<あらすじ>
老人が語る、村を襲う「ひとでなし」の恐怖とは――三島屋シリーズ第八弾!江戸は神田三島町にある袋物屋の三島屋は、風変わりな百物語をしていることで知られている。語り手一人に聞き手も一人、話はけっして外には漏らさず、「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」これが三島屋の変わり百物語の趣向である。
従姉妹のおちかから聞き手を受け継いだ三島屋の「小旦那」こと富次郎は、おちかの出産を控える中で障りがあってはならないと、しばらく百物語をお休みすることに決める。
休止前の最後の語り手は、商人風の老人と目の見えない彼の妻だった。老人はかつて暮らした村でおきた「ひとでなし」にまつわる顛末を語りだす――。
「三島屋シリーズ」最新刊です。
「三島屋シリーズ」の読む順番については、以下の記事で紹介しています。
関連記事>KADOKAWAによる「三島屋変調百物語シリーズ特設サイト」が開設されています。登場人物、人物相関図等を知りたい方はチェックしてみてくださいね。
3.『子宝船 きたきた捕物帖(二) 』(2022/5/25発売)
時代物
PHP研究所
<あらすじ>
絵から消えた弁財天、弁当屋一家三人が殺された……。次々と起きる事件に、岡っ引き見習いの北一が立ち向かう、人気シリーズ第二弾!
新シリーズ「きたきた捕物帖」の二作目です。
PHP研究所による「きたきた捕物帖特設サイト」も開設されています。登場人物、人物相関図等を知りたい方はチェックしてみてくださいね。
4.『魂手形 三島屋変調百物語七之続』(2021/3/26発売)
時代物
KADOKAWA
<あらすじ>
嘘も真実も善きも悪しきも、すべてが詰まった江戸怪談の新骨頂!江戸は神田の三島屋で行われている変わり百物語。
美丈夫の勤番武士は国元の不思議な〈火消し〉の話を、団子屋の屋台を営む娘は母親の念を、そして鯔背な老人は木賃宿に泊まったお化けについて、富次郎に語り捨てる。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
宮部みゆきの文庫本新刊情報
1.『魂手形 三島屋変調百物語七之続』(2023/6/13発売)
文庫最新刊、時代物
KADOKAWA
<あらすじ>
一生に一度きりの「物語り」をつづけましょう。江戸神田の袋物屋・三島屋では一風変わった百物語が続けられている。これまで聞き手を務めてきた主人の姪の跡を継いだのは、次男坊の富次郎。
美丈夫の勤番武士が語る、火災を制する神器の秘密とは……。
2021年の作品の文庫版です。
2.『さよならの儀式』(2022/10/6発売)
短編集
河出書房新社
<あらすじ>
親子の救済、老人の覚醒、30年前の自分との出会い、仲良しロボットとの別れ、無差別殺傷事件の真相、別の人生の模索……淡く美しい希望が灯る。
宮部みゆきの新境地、心ふるえる作品集。
2019年の作品の文庫版です。
3.『黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続』(2022/6/10発売)
時代物、短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
江戸の袋物屋・三島屋で行われている百物語。「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」をルールに、訪れた客が胸にしまってきた不思議な話を語っていく。
聞き手の交代とともに始まる、新たな江戸怪談。
2019年の作品の文庫版です。
4.『きたきた捕物帖』(2022/3/2発売)
PHP研究所、時代物
<あらすじ>
著者が生涯書き続けたいと願う新シリーズ第一巻の文庫化。北一と喜多次という「きたきた」コンビが力をあわせ事件を解決する捕物帖。
2020年の作品の文庫版です。
宮部みゆきのアンソロジー新刊情報
アンソロジーへの参加も多い宮部さん。アンソロジー作品の新刊を紹介します。
1.『ぬくもり<動物>時代小説傑作選』(2022/11/10発売)
最新刊
PHP研究所
<あらすじ>
江戸の“かわいい”が大集合!事件にかかわる鳩、禅寺で暮らす犬……動物たちとの温かくも切ない関係を描く傑作アンソロジー。
アンソロジー作品の最新刊です。
2.『はらぺこ<美味>時代小説傑作選』(2022/10/6発売)
PHP研究所
<あらすじ>
旬の女性時代作家たちが豪華共演!みたらし団子、猪鍋、菜の花飯……江戸のうまいもの×人情を味わえる短編が揃ったアンソロジー。
アンソロジー作品の最新刊です。
3.『絶滅のアンソロジー』(2022/9/13発売)
光文社
<あらすじ>
読書家にして、絶体絶命のピンチに目がない真藤順丈が、今いちばん読みたいテーマで、いちばん読みたい作家たちに「お願い」して、生命力に満ちたアンソロジーができました。大丈夫、きっとまた会えます。あなたの心が滅んでしまう前に。
2021年刊行作品の文庫版です。
以上です。宮部さんの新作が待ち遠しいという方は、アンソロジー収録作を読んでみるのもアリでしょう。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ぼんぼん彩句』(2023/4/19発売)
- 『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』(2022/7/27発売)
- 『子宝船 きたきた捕物帖(二) 』(2022/5/25発売)
- 『魂手形 三島屋変調百物語七之続』
(2021/3/26発売)
■文庫本新刊
- 『魂手形 三島屋変調百物語七之続』(2023/6/13発売)
- 『さよならの儀式』(2022/10/6発売)
- 『黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続』(2022/6/10発売)
- 『きたきた捕物帖』(2022/3/2発売)
■アンソロジー新刊
- 『ぬくもり<動物>時代小説傑作選』(2022/11/10発売)
- 『はらぺこ<美味>時代小説傑作選』(2022/10/6発売)
- 『絶滅のアンソロジー』(2022/9/13発売)
コンスタントに作品を発表し続ける宮部みゆきさん。
引き続き新刊情報を追っていきますので、こちらの記事を気に入っていただけたら、ぜひブックマーク、シェア等をしてもらえると嬉しいです。
それでは、良い読書体験を!
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なお、宮部みゆきさんの作品はAudibleでも読むこと(聴くこと)ができます。最初の一冊は無料で利用できますので、この機会に試してみてはいかがでしょう。
Audibleについては当ブログでも記事にしていますので、参考までに~。
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