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【2020年版】宮部みゆきの名作を読むなら~おすすめ20作品ランキングを紹介

宮部みゆきの名作を読むなら~おすすめ20作品ランキングを紹介

ミステリーやサスペンス、時代物やファンタジーといった、さまざまなジャンルで力作を発表し続けている宮部みゆきさん。

  • 初めて宮部みゆき作品を読むんだけど、どれを選べば…
  • もっと読みたいけど、次に何を読むか迷っているよ…

という方は多いことでしょう。

そこで、全作品を読破した私がオススメ20作品をランキング形式で紹介します!

1位から紹介していきますので、上から順番に読んでいくのも良いと思いますよ~。

なお、全作品の一覧は当ブログでも紹介しています。参考までに!

宮部みゆき 刊行順(出版順)の全作品一覧とあらすじ紹介
【2020年版】宮部みゆき 刊行順(出版順)の全作品一覧とあらすじ紹介直木賞作家・宮部みゆきの刊行順(出版順)の著作・著書の全作品一覧とあらすじ紹介。長編、短編集、エッセイ等。...

宮部みゆき おすすめ20作品ランキング

1.『火車』(1992年)

<あらすじ>
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。

自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して――なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか? いったい彼女は何者なのか? 謎を解く鍵は、カード社会の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。

山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。

山本周五郎賞受賞。宮部みゆきの真骨頂が存分に発揮された社会派ミステリーです。

1992年の時点でクレジットカード破産を扱い、社会に対して鋭い目を向けた重厚な作品に仕上がっています。

先日再読したのですが、今読んでみても色褪せないストーリーは、1位に推すのに充分なほどの説得力がありました。

Audible版もあります

最初の一冊が無料になる、Audibleの詳しい解説は以下の記事を確認ください。

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2.『理由』(1998年)

<あらすじ>
東京都荒川区の超高層マンションで起きた凄惨な殺人事件。

殺されたのは「誰」で「誰」が殺人者だったのか。そもそも事件はなぜ起こったのか。事件の前には何があり、後には何が残ったのか。

ノンフィクションの手法を使って心の闇を抉る宮部みゆきの最高傑作がついに文庫化。

直木賞受賞作。こちらも社会派ミステリーで、住宅ローンをテーマに扱った作品です。

『火車』と同じく今読んでも身近に感じられる内容は、まさに不朽の名作といった趣。

ほぼ同率1位と言ってもいいほどの出来で、2位におすすめしました。

Audible版もあります

3.『模倣犯』(2001年)

<あらすじ>
墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。

やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。

ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった――。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕!

連続誘拐殺人事件をさまざまな角度から描いたミステリー。

2000年代を代表する宮部みゆき作品といっても過言ではないでしょう。文庫にして5巻分というボリュームも圧倒的。それでいて一気に読めてしまうリーダビリティーの高さもさすが。

読み耽るにはもってこいの作品です。

Audible版もあります

4.『蒲生邸事件』(1996年)

SF

<あらすじ>
一九九四年二月二十六日未明、予備校受験のために上京した浪人生の孝史は宿泊中のホテルで火事に遭遇する。

目の前に現れた時間旅行の能力を持つという男と共に何とか現場から逃れるも、気づくとそこはなぜか雪降りしきる昭和十一年の帝都・東京。ホテルではなく、陸軍大将蒲生憲之の屋敷だった。

日本SF大賞受賞の長篇大作。

日本SF大賞受賞作。

二・二六事件前夜にタイプリープした主人公の物語。タイムリープものが好きな方には刺さる作品ですが、純粋に物語としても上質な体験が味わえます。

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5.『ソロモンの偽証』(2012年)

<あらすじ>
クリスマス未明、一人の中学生が転落死した。柏木卓也、14歳。

彼はなぜ死んだのか。殺人か。自殺か。謎の死への疑念が広がる中、“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届く。

さらに、過剰報道によって学校、保護者の混乱は極まり、犯人捜しが公然と始まった―。一つの死をきっかけに膨れ上がる人々の悪意。

それに抗し、死の真相を求める生徒達を描く、現代ミステリーの最高峰。

第一部「事件」~第三部「法廷」まで、文庫で6巻分という大力作。

人々の悪意をこれまでかと見せつけられ、それに抗する生徒たちの活躍を描きます。2010年代を代表する宮部みゆき作品とも言えるでしょう。

Audible版もあります

6.『小暮写眞館』(2010年)

<あらすじ>
あなたの写真(ひみつ)、解き明かします。

築三十三年、木造二階建て。小暮写眞館は、臨死状態の商店街にひっそりと佇んでいた。都立三雲高校に通う花菱英一は、両親の趣味により、この「写真館」に住むことになる。

そして、弟をふくめた家族四人での暮らしが始まった矢先、ひとりの女子高生が持ち込んだ不思議な写真を巡る謎に、英一は関わることになり……。写真に秘められた物語を解き明かす、心温まる現代ミステリー。

こちらは温かい気持ちになれるミステリーです。

ドキドキハラハラするのに疲れちゃったという方におすすめしたい作品です。

7.『楽園』(2007年)

<あらすじ>
未曾有の連続誘拐殺人事件(「模倣犯」事件)から9年。

取材者として肉薄した前畑滋子は、未だ事件のダメージから立ち直れずにいた。そこに舞い込んだ、女性からの奇妙な依頼。

12歳で亡くした息子、等が“超能力”を有していたのか、真実を知りたい、というのだ。かくして滋子の眼前に、16年前の少女殺人事件の光景が立ち現れた。

『模倣犯』の主人公である前畑滋子がふたたび登場。

『模倣犯』についての記述もちらほらありますので、先に『模倣犯』を読んでからこちらを体験すると、より楽しめるでしょう。

8.『ぼんくら』(2000年)

時代物

<あらすじ>
「殺し屋が来て、兄さんを殺してしまったんです」――江戸・深川の鉄瓶長屋で八百屋の太助が殺された。

その後、評判の良かった差配人が姿を消し、三つの家族も次々と失踪してしまった。いったい、この長屋には何が起きているのか。

ぼんくらな同心・平四郎が動き始めた。著者渾身の長編時代ミステリー。

時代小説のすぐれた書き手でもある宮部みゆき。

時代ミステリーの代表作『ぼんくら』シリーズの第一作。時代は違えど社会に斬り込む姿勢は変わらず、相変わらずの切れを見せてくれます。

時代小説や歴史小説になじみのない方にもおすすめできる作品です。

9.『魔術はささやく』(1989年)

<あらすじ>
それぞれは社会面のありふれた記事だった。

一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた……。

だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。日本推理サスペンス大賞受賞作。

日本推理サスペンス大賞受賞作。

デビュー2作目なのでかなり初期の作品ですが、宮部みゆきの原点がしっかり詰まった作品です。宮部みゆきを読むにあたって、外せない一作でしょう。

10.『誰か Somebody 』(2003年)

<あらすじ>
今多コンツェルン広報室の杉村三郎は、事故死した同社の運転手・梶田信夫の娘たちの相談を受ける。

亡き父について本を書きたいという彼女らの思いにほだされ、一見普通な梶田の人生をたどり始めた三郎の前に、意外な情景が広がり始める―。

稀代のストーリーテラーが丁寧に紡ぎだした、心揺るがすミステリー。

探偵・杉村三郎シリーズの第一作です。

悪意がテーマといってもいいほどのシリーズで、読む者の心を揺さぶり続けてきます。書き込まれた心の動きが秀逸で、読み終えた後には何かしら考えることが多い作品です。



11.『ブレイブ・ストーリー』(2003年)

ファンタジー

<あらすじ>
小学五年生の亘は、成績はそこそこで、テレビゲームが好きな男の子。

大きな団地に住み、ともに新設校に通う親友のカッちゃんがいる。街では、建設途中のビルに幽霊が出るという噂が広がっていた。

そんなある日、帰宅した亘に、父は「この家を出てゆく」という意外な言葉をぶつける。不意に持ち上がった両親の離婚話。

これまでの平穏な毎日を取り戻すべく、亘はビルの扉から、広大な異世界―幻界へと旅立った!

宮部みゆき流のファンタジー作品です。

主人公は小学五年生のワタル。冒険と成長を丁寧に描き、読後はすがすがしい気持ちに満たされることでしょう。

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12.『レベル7』(1990年)

<あらすじ>
レベル7まで行ったら戻れない――謎の言葉を残して失踪した女子高生。

記憶を全て失って目覚めた若い男女の腕に浮かび上がった「Level7」の文字。少女の行方を探すカウンセラーと自分たちが何者なのかを調べる二人。

二つの追跡行はやがて交錯し、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導いていく。ツイストに次ぐツイスト、緊迫の四日間。

ミステリー・サスペンスの最高峰、著者初期の傑作。

宮部みゆき初期の傑作とあるように、思いがけないストーリーが矢継ぎ早に展開し、一気に読ませる作品です。

13.『名もなき毒』(2006年)

<あらすじ>
今多コンツェルン広報室に雇われたアルバイトの原田いずみは、質の悪いトラブルメーカーだった。

解雇された彼女の連絡窓口となった杉村三郎は、経歴詐称とクレーマーぶりに振り回される。折しも街では無差別と思しき連続毒殺事件が注目を集めていた。

人の心の陥穽を圧倒的な筆致で描く吉川英治文学賞受賞作。

吉川英治文学賞受賞作。

杉村三郎シリーズの第二作目にあたります。一作目に劣らず、人の心の根底に流れる悪意を見事にあぶり出していく描写はさすがの一言。

14.『ステップファザー・ステップ』(1993年)

短編集

<あらすじ>
中学生の双子の兄弟が住む家に落っこちてきたのは、なんとプロの泥棒だった。

そして、一緒に暮らし始めた3人。まるで父子のような(!?)家庭生活がスタートする。次々と起こる7つの事件に、ユーモアあふれる3人の会話。

宮部みゆきがお贈りする、C・ライス『スイート・ホーム殺人事件』にも匹敵する大傑作!

短編集も紹介します。

宮部みゆき作品としては異色の軽めのストーリー。ちょっとライトなミステリーを読んでみたいという方におすすめの作品です。

15.『クロスファイア』(1998年)

SF

<あらすじ>
青木淳子は常人にはない力を持って生まれた。念じるだけですべてを燃やす念力放火能力―。

ある夜、瀕死の男性を“始末”しようとしている若者四人を目撃した淳子は、瞬時に三人を焼殺する。しかし一人は逃走。淳子は息絶えた男性に誓う。

「必ず、仇はとってあげるからね」正義とは何か!?裁きとは何か!?哀しき「スーパーヒロイン」の死闘を圧倒的筆致で描く。

超能力を使うキャラクターが登場するSFサスペンス。

SFの手法を使いながら、しっかりサスペンスしているのは宮部みゆきの力量ならでは。たまにはSFもいいものですよ。

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16.『龍は眠る』(1991年)

SF

<あらすじ>
嵐の晩だった。雑誌記者の高坂昭吾は、車で東京に向かう道すがら、道端で自転車をパンクさせ、立ち往生していた少年を拾った。

何となく不思議なところがあるその少年、稲村慎司は言った。「僕は超常能力者なんだ」。その言葉を証明するかのように、二人が走行中に遭遇した死亡事故の真相を語り始めた。それが全ての始まりだったのだ……

そしてこちらもSFテイストな作品。

日本推理作家協会賞受賞作で、初期宮部みゆきの奔放さが楽しめる作品です。

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17.『おそろし 三島屋変調百物語事始』(2008年)

時代物

短編集

<あらすじ>
17歳のおちかは、実家で起きたある事件をきっかけに心を閉ざした。

今は江戸で袋物屋・三島屋を営む叔父夫婦の元で暮らしている。三島屋を訪れる人々の不思議話が、おちかの心を溶かし始める。百物語、開幕!

そして時代物をもうひとつ。

こちらは時代物かつ怪談といった作風で、シリーズ化もされています(本作が第一作)。少し怖い小説を読んでみたいという方におすすめできる作品です。

18.『返事はいらない』(1991年)

短編集

<あらすじ>
失恋からコンピュータ犯罪の片棒を担ぐにいたる微妙な女性心理の動きを描く表題作。

『火車』の原型ともいえる「裏切らないで」。切なくあたたかい「ドルシネアにようこそ」など6編を収録。

日々の生活と幻想が交錯する東京。街と人の姿を鮮やかに描き、爽やかでハートウォーミングな読後感を残す。宮部みゆきワールドを確立し、その魅力の全てが凝縮された山本賞受賞前夜の作品集。

ちょっとほっこりする短編作品が詰まった作品です。ハートフルな物語を読みたいという方にぜひ。

短編なので、より軽く読むことができます。

19.『我らが隣人の犯罪』(1990年)

短編集

<あらすじ>
僕は三田村誠。中学1年。父と母そして妹の智子の4人家族だ。

僕たちは念願のタウンハウスに引越したのだが、隣家の女性が室内で飼っているスピッツ・ミリーの鳴き声に終日悩まされることになった。僕と智子は、家によく遊びに来る毅彦おじさんと組み、ミリーを“誘拐”したのだが…。

オール讀物推理小説新人賞を受賞した表題作以下「この子誰の子」「サボテンの花」「祝・殺人」「気分は自殺志願」の計5篇を収録。

デビューとなったオール讀物推理小説新人賞受賞作の『我らが隣人の犯罪』が収録されています。

宮部みゆきの超原点を知るには外せない一作でしょう。

20.『今夜は眠れない』(1992年)

<あらすじ>
家族の絆を僕が取り戻す!

宮部みゆき、角川文庫初登場。サッカー少年の僕と両親、平凡なはずの一家に突如暗雲が。伝説の相場師が、なぜか母さんに5億円の遺産を残したことから、一家はばらばらに。僕は友人と真相究明に乗り出した。

主人公は中学一年生。宮部みゆきが得意とする、子どもが主人公の作品。かなり初期の作品ですが、子どもの心理がしっかり描かれています。

以上、おすすめの20作品を紹介してきました!



まとめ

20位までをおさらいしましょう。

数多くある宮部みゆき作品を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

今後も新作の発表が続くでしょうから、この順位は暫定にすぎません。今後も傑作を期待します!

なお、これまで紹介してきたとおり、宮部みゆきさんの作品はAudibleでも読むこと(聴くこと)ができます。最初の一冊は無料で利用できますので、この機会に試してみてはいかがでしょう。

Audibleについては当ブログでも記事にしていますので、参考までに~。

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