2012年、第19回松本清張賞を受賞した『烏に単は似合わない』でデビューした阿部智里さん。
そんな阿部智里さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
阿部智里の単行本新刊情報
1.『楽園の烏』(2020/9/3発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
「この山を売ってはならない理由が分かるまで、売ってはいけない」資産家である養父の奇妙な遺言とともに、ある「山」の権利を相続した安原はじめ。その途端、彼のもとに「山を売ってほしい」という依頼が次々と舞い込み始める。
この山には一体、何が隠されているのか?
その答えを知っていると囁く美女に誘われ、山の内部に入ったはじめは、そこで信じられないものを目にする――。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『発現』(2019/1/30発売)
NHK出版
<あらすじ>
平成と昭和、二つの時代で起こった不可解な事件。真相を求めて近づこうとする者たちを嘲笑うかのように謎は深まり続け、次第に彼らの背中をほの暗い闇がひたひたと迫ってくる。
運命に導かれるようにしてたどり着いた先は、光明か絶望か――。
鬼才・阿部智里の圧倒的な筆力と壮大なスケール感で、ジャンルをクロスして描く渾身作!
3.『烏百花 蛍の章 八咫烏外伝』(2018/5/10発売)
文藝春秋
<あらすじ>
八咫烏の一族が支配する異世界・山内。世継ぎ争い、后選び、天敵の侵入と戦争―壮大な歴史の流れの中、語られなかったあの人たちの物語。
続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
阿部智里の文庫本新刊情報
1.『烏百花 蛍の章』(2020/9/2発売)
文庫最新刊、短編集
文藝春秋
<あらすじ>
異世界「山内」の壮大な歴史の流れの中、主要人気キャラクターたちはどんな風に育ち、一方でどんな関係を結び、事件の裏側でなにを思っていたのか。美貌の姫君へのかなわぬ想い、愛を守るための切ない大嘘、亡き人が持っていた壮絶な覚悟、そして、「命をかけた恋」……
本編では描かれなかった、「恋」の尊い煌めきが満ちる魅惑の短編集。
2018年の単行本の文庫版です。
2.『弥栄の烏』(2019/5/9発売)
文藝春秋
<あらすじ>
八咫烏の一族が支配する異世界・山内を舞台に繰り広げられる、お后選び・権力争い・外敵の進入。大地震に襲われた山内で、100年前に閉ざされていた禁門がついに開かれた。
崩壊の予感が満ちる中、一族を統べる日嗣の御子・若宮は、失った記憶を取り戻すことができるのか。
そして、人喰い猿との最終決戦に臨む参謀・雪哉のとった作戦とは――。
2017年の単行本の文庫版です。
3.『玉依姫 八咫烏シリーズ5』(2018/5/10発売)
文藝春秋
<あらすじ>
高校生の志帆は、かつて祖母が母を連れて飛び出したという山内村を訪れる。そこで志帆を待ち受けていたのは、恐ろしい儀式だった。人が立ち入ることを禁じられた山の領域で絶体絶命の少女の前に現れた青年は、味方か敵か、人か烏か?
ついに八咫烏の支配する異世界「山内」の謎が明らかになる。荻原規子氏との対談収録。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『楽園の烏』
(2020/9/3発売) - 『発現』
(2019/1/30発売) - 『烏百花 蛍の章 八咫烏外伝』
(2018/5/10発売)
■文庫本新刊
- 『烏百花 蛍の章』
(2020/9/2発売) - 『弥栄の烏』
(2019/5/9発売) - 『玉依姫 八咫烏シリーズ5』
(2018/5/10発売)
八咫烏シリーズをメインにコンスタントに作品を発表している阿部智里さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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