2012年、第19回松本清張賞を受賞した『烏に単は似合わない』でデビューした阿部智里さん。
そんな阿部智里さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
阿部智里の単行本新刊情報
1.『望月の烏』(2024/2/22発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
絶対権力者・博陸侯の後ろ盾のもとで、新たに異世界〈山内〉を統べる金烏代となった凪彦。その后選びのため、南北東西の大貴族の家から選ばれた、四人の姫君たちが、宮中での〈登殿の儀〉へと臨む。
しかし下級官吏として働く、絶世の美姫の存在が周囲を――。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『烏の緑羽』(2022/10/7発売)
文藝春秋
<あらすじ>
「なぜ、私の配下になった?」生まれながらに山内を守ることを宿命づけられた皇子。
葛藤と成長、彼らのその先には――
文庫版が発売です(下記参照)。
3.『追憶の烏』(2021/8/23発売)
文藝春秋
<あらすじ>
猿との大戦の後、山内では一体何が起こっていたのかーー?前作『楽園の烏』で描かれなかった山内の“その後”が明らかに!
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『烏百花 白百合の章』(2021/4/26発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
人気キャラクターたちの秘められた過去や、知られざる思い。本編では描かれることのなかった珠玉のエピソードを8編収録。
文庫版が発売です(下記参照)。
続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
阿部智里の文庫本新刊情報
1.『烏の緑羽』(2024/10/9発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
八咫烏の一族が住まう世界「山内」。正式に即位した弟の奈月彦を支える長束は、自らの護衛であり、長年側近をつとめる路近の心がわからない。なぜ彼は自分に忠誠を誓ったのか?その忠誠は信じられるものなのか?
答えを求め、ひとりの男のもとを訪れるが-―山内を襲ったあの大きな政変の裏で、長束とその配下の男たちが見ていたものとは。
貴公子を支える男たちの思惑、深い因縁と山内の行く末がからみあう!
アニメ化でも超話題の大人気ファンタジー、第9弾。
2022年の単行本の文庫版です。
2.『追憶の烏』(2024/2/6発売)
文藝春秋
<あらすじ>
猿との大戦後、正式に即位した金烏・奈月彦。山内の存続のため、大貴族四家に協力を請いつつ、娘の紫苑の宮を自らの跡継ぎとするべく動き始める。下界への留学を控えた雪哉は、美しい夜桜の下で紫苑の宮としばしの別れを惜しむのだった。滅びゆく山内の、新しい時代が始まろうとしていた――外界で忙しい日々を送る雪哉にある日、信じがたい一報が。
『楽園の烏』に至る20年間になにがあったのか?戦慄の真実がいま明かされる。
2021年の単行本の文庫版です。
3.『烏百花 白百合の章』(2023/5/9発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
貴族の少年たちが、父の跡を継いだ職人が、全身全霊で守りたいものとは何か。山内に生きる人々の幸せを誓った彼、そして、権力闘争のはざまに育つ姫君の心の奥にある思いとは。
読者の胸を刺し貫く魅力でベストセラーとなった異世界ファンタジーシリーズ、震撼の第二部へと橋をかける必読の8編。
2021年の単行本の文庫版です。
4.『楽園の烏』(2022/10/5発売)
文藝春秋
<あらすじ>
新宿の片隅でたばこ屋を営む青年・安原はじめ。7年前に失踪した父から「山」を相続した途端、「山を売ってほしい」という依頼が次々と舞い込み始める。そこへ現れたのは、“幽霊”を名乗る美しい女。山の秘密を知るという美女に導かれ、はじめはその山の“中”へと案内される。その場所こそは、山内と呼ばれる異界。人の形に変じることのできる八咫烏の一族が統治する世界だった――
猿との大戦(『弥栄の烏』)より20年の時を経て、物語は現代の風景から始まる。舞台は次第に「山内」へと移り、動乱の時代を生き抜いた八咫烏たちの今、そして新たなる世代の台頭が描かれる。
2020年の単行本の文庫版です。
5.『発現』(2021/8/3発売)
文藝春秋
<あらすじ>
暗い闇から、彼岸花と女の子がやってくる……現代と戦後を結ぶ恐怖の真相とは?「八咫烏シリーズ」作者が挑むホラー&ミステリー!
2019年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『望月の烏』(2024/2/22発売)
- 『烏の緑羽』(2022/10/7発売)
- 『追憶の烏』(2021/8/23発売)
- 『烏百花 白百合の章』(2021/4/26発売)
■文庫本新刊
- 『烏の緑羽』(2024/10/9発売)
- 『追憶の烏』(2024/2/6発売)
- 『烏百花 白百合の章』(2023/5/9発売)
- 『楽園の烏』(2022/10/5発売)
- 『発現』(2021/8/3発売)
八咫烏シリーズをメインにコンスタントに作品を発表している阿部智里さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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