小説の新刊、新作情報(作家別) PR

【2024年最新版】三浦しをんの単行本・文庫の新刊・新作最新情報【新刊予定も】

三浦しをんの単行本・文庫の新刊・新作最新情報【新刊予定も】

『まほろ駅前多田便利軒』で2006年上半期直木賞、『舟を編む』で2012年に本屋大賞と、大きな賞を受賞している実力派作家の三浦しをんさん。

そんな三浦しをんさんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

三浦しをんの単行本新刊情報

1.『しんがりで寝ています』(2024/3/5発売)

最新刊、エッセイ

集英社

<あらすじ>
同衾するほど愛しいピカチュウのぬいぐるみや、すくすくと育つ観葉植物との日々。玄関の柱に巣を作るハチとの闘い、近所に住む家族との交流、EXILE一族に対する深い愛……。笑いあり、ときどき涙あり(?)

2019年6月号から約4年分の雑誌「BAILA」での連載に、書き下ろしを加えた全55編、三浦しをんワールド全開の最新エッセイ集。

コロナ禍にあっても、コロナが明けても。人気作家の目を通して描かれる「なんてことのない日常」。その素晴らしさと可笑しさがここに。

単行本はこちらが最新刊です。

2.『墨のゆらめき』(2023/5/31発売)

新潮社

<あらすじ>
本作は新潮社(書籍)とAmazonのオーディブル(朗読)の共同企画で、全篇の朗読が先行して配信された後、書籍が刊行される、というものです。

数多くの作品が映画化、アニメ化、舞台化されている三浦しをんさんがこの共同企画のために書下ろした長篇小説となります。

2022年11月、朗読の配信がスタートすると、文芸、人文、自己啓発などのオーディブルのオールジャンルでランキング1位を獲得、「笑って泣いた」「心が共鳴した」「最高!」「小説をあまり読まない自分でも引き込まれた」「映像化希望」と早くも大好評、感動の声があがっています。

本作は「バディもの」であり、「文字に魅せられる者」、「才能を有する者の葛藤」などが描かれ、三浦しをんさんの真骨頂にして王道、新たな傑作の誕生です。

 

3.『好きになってしまいました。』(2023/2/18発売)

エッセイ

大和書房

<あらすじ>
ページをめくれば浮世の憂さが晴れてゆく、3年半ぶりのノンストップ・エッセイ!

観葉植物(一部名前がわからない)を愛で、ときに虫たちや鳥と戦い、大好きな靴を手入れし、本と漫画に耽溺し、旅の宿ではテンション高めのご亭主に完敗宣言。

どこから読んでもミウラシヲンが溢れだす、読み始めたら止まらない抱腹絶倒のエッセイ集! 愛と笑いと妄想に満ちた、人気作家の日常、ときどき非日常。

 

4.『エレジーは流れない』(2021/4/22発売)

双葉社

<あらすじ>
山と海に囲まれた餅湯町。餅湯温泉を抱え、団体旅行客で賑わっていたかつての面影はとうにない。

高校生の怜は、今日も学校の屋上で同級生4人と仲良く弁当を食べていた。なんとなく暮らし、それとなく過ぎていく日常の中で迫ってくる進路の選択。

自らの出生に疑問を持ちつつ将来を見詰める怜は果たして……。

文庫版が発売です(下記参照)。

5.『マナーはいらない 小説の書きかた講座』(2020/11/5発売)

小説講座

集英社

<あらすじ>
三浦しをんが的確かつ楽しく伝える、小説の書きかた講座。

伝説のWeb連載「小説を書くためのプチアドバイス」が、書きおろしやコラムを加え、『マナーはいらない 小説の書きかた講座』として、ついに単行本化!

長編・短編を問わず、小説を「書く人」「書きたい人」へ。人称、構成、推敲など基本のキから、タイトルのつけ方や取材方法まで、本書タイトルにあやかって「コース仕立て」でお届けする大充実の全二十四皿。

あの作品の誕生秘話や、手書き構想メモを初公開。もちろん(某きらめく一族への)爆笑激愛こぼれ話も満載で、全・三浦しをんファン必読の書!

小説の書き方の解説書。

なお、当ブログでも「小説の書き方本」を紹介していますので、小説を書いてみたい、小説家志望の方はこちらの書と合わせてチェックしてみてくださいね。

関連記事>現役小説家がおすすめする「小説の書き方本」10選~初心者から上級者向けを段階別に紹介


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



三浦しをんの文庫本新刊情報

1.『エレジーは流れない』(2024/10/9発売)

文庫最新刊

双葉社

<あらすじ>
山と海に囲まれた餅湯町。餅湯温泉を抱え、団体旅行客で賑わっていたかつての面影はとうにない。高校生の怜は、今日も学校の屋上で同級生4人と仲良く弁当を食べていた淡々と過ぎていく日常の中で迫る進路の選択。

母親が二人いるという家庭の中で、将来を見詰める怜は果たして……。

2021年刊行の単行本の文庫版です。

2.『のっけから失礼します』(2023/6/20発売)

エッセイ

集英社

<あらすじ>
雑誌「BAILA」での連載に、紀州パンダ紀行など、大量加筆を加えた「構想5年!」(著者談)の超大作(?)エッセイ集。

タクシーで運転手さんと繰り広げられる面白トーク、漫画や三代目J Soul Brothers への熱き想い、家族との心温まるエピソード……。

ありふれた日常がこんなにも笑い(ときどきほろっと)に包まれているなんて!

当代きっての人気作家、三浦しをんワールドが炸裂する、抱腹絶倒の1冊。

2019年刊行の単行本の文庫版です。

3.『愛なき世界』(2021/11/19発売)

中央公論新社

<あらすじ>
恋のライバルが人間だとは限らない! 洋食屋の青年・藤丸が慕うのは〝植物〟の研究に一途な大学院生・本村さん。

殺し屋のごとき風貌の教授やイモを愛する老教授、サボテンを栽培しまくる「緑の手」をもつ同級生など、個性の強い大学の仲間たちがひしめき合い、植物と人間たちが豊かに交差する――

本村さんに恋をして、どんどん植物の世界に分け入る藤丸青年。小さな生きものたちの姿に、人間の心の不思議もあふれ出し……風変りな理系の人々とお料理男子が紡ぐ、美味しくて温かな青春小説。

2018年刊行の単行本の文庫版です。

4.『ののはな通信』(2021/6/15発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
ののとはな。横浜の高校に通う2人の少女は、性格が正反対の親友同士。

しかし、ののははなに友達以上の気持ちを抱いていた。

幼い恋から始まる物語は、やがて大人となった2人の人生へと繋がって……。

2018年刊行の単行本の文庫版です。

5.『ぐるぐる博物館』(2019/10/8発売)

エッセイ

実業之日本社

<あらすじ>
人類史の最先端から秘宝館まで。

個性あふれる博物館をまじめに、ときに妄想を炸裂させ探検する爆笑ルポエッセイ!

2017年刊行の単行本の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

文庫本新刊

  1. 『エレジーは流れない』(2024/10/9発売)
  2. 『のっけから失礼します』(2023/6/20発売)
  3. 『愛なき世界』(2021/11/19発売)
  4. 『ののはな通信』(2021/6/15発売)
  5. 『ぐるぐる博物館』(2019/10/8発売)

比較的スローペースに作品を発表している三浦しをんさん。新しい物語をこれからも生み出してほしいですね!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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