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【2023年最新版】井上荒野の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

井上荒野の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2008年、『切羽へ』で第139回直木賞を受賞した井上荒野(いのうえ・あれの)さん。

そんな井上荒野さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

井上荒野の単行本新刊情報

1.『僕の女を探しているんだ』(2023/2/20発売)

最新刊、短編集

新潮社

<あらすじ>
大ヒットドラマ「愛の不時着」に心奪われた著者による熱いオマージュの込められたラブストーリー集。

黒いコートを着た背の高い彼は、大事な人を探しにここへ来ていた。海辺で、ピアノのそばで、病院で、列車の中で、湖のほとりで、彼は私たちをそっと守り、救ってくれた――。

私たちの胸を熱くする珠玉の短篇9作収録。

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『小説家の一日』(2022/10/13発売)

短編集

文藝春秋

<あらすじ>
短篇の名手が、深遠なカタルシスを紡ぎ出す。

すべて「書くこと」をテーマに、さまざまな日常の忘れられない瞬間を描いた珠玉の十篇!

 

3.『生皮』(2022/4/7発売)

朝日新聞出版

<あらすじ>
動物病院の看護師で、物を書くことが好きな九重咲歩は、創作講座の人気講師・月島光一から才能の萌芽を認められ、教室内で特別扱いされていた。しかし月島による咲歩への執着はエスカレートし、肉体関係を迫るほどにまで歪んでいく。

7年後、何人もの受講者を作家デビューさせた月島は教え子たちから慕われ、マスコミからも注目を浴びはじめるなか、咲歩はみずからの性被害を告発する決意をする。

なぜセクハラは起きたのか? 家族たちは事件をいかに受け止めるのか? 被害者の傷は癒えることがあるのか?――

メディア、SNSを巻き込みながら、性被害をめぐる当事者たちの生々しい声を描き切る傑作長編小説

 

4.『百合中毒』(2021/4/26発売)

集英社

<あらすじ>
二十五年前に家族を捨てて出ていった父親が突然戻ってきた。妻と娘夫婦が経営する八ヶ岳の麓の園芸店へ。

二十歳下のイタリア人女性と恋仲になり一緒に暮らしていたが、彼女が一人で帰国してしまったというのだ。しかし娘たちはとっくに大人になり、妻にはすでに恋人がいた。

次女の遥は叫ぶ。「許さないから。絶対に。出てってよ。早く出てって!」長女の真希は苛立つ。「大恋愛して出ていったのなら、二度と戻ってこないのが筋ではないのか」

妻の恋人・蓬田は夜ごと彼女からの電話を待つ。「俺はまるで女子高生みたいだな」

そして妻の歌子は思い出す。夫との出会いの場所に咲き乱れていた花のことを。

家族とは。夫婦とは。七人の男女の目線から愛を問い直す意欲作。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



井上荒野の文庫本新刊情報

1.『よその島』(2023/3/23発売)

文庫最新刊

中央公論新社

<あらすじ>
離島へ移住を決めた芳朗と蕗子、そして夫妻の友人・野呂。

人生の終盤で実現した共同生活の滑り出しは順調に見えるが、三人はそれぞれ不穏な秘密を抱えており……。おいそれとは帰れないこの場所で、彼らは何を目にし、何を知るのか。

長く歳月を共にしても、一緒には辿り着けない場所がある。人は、自分にだって嘘を吐くのだから。

2020年刊行作品の文庫版です。

2.『荒野の胃袋』(2022/10/20発売)

エッセイ

潮出版社

<あらすじ>
映画『あちらにいる鬼』(2022年11月全国ロードショー)の原作者が紡ぐ、 「おいしいもの」にまつわる50の風景。食卓のおかげで、私たちは「家族」だった──。

2014年9月に刊行された、単行本『荒野の胃袋』の文庫化。 直木賞をはじめ、数多くの文学賞を受賞し、随筆やエッセイ、絵本の翻訳でも高い評価を受ける井上荒野さんは、食べることが大好きで、料理上手でも有名。そんな著者が軽妙な筆致で描き出す、「おいしいもの」にまつわる50のショート・エッセイ。

食べ物の記憶にはいつも味や匂いとともに、ステキな情景や思い出もついてくる――。本文に紹介された一品をおいしく作れるレシピを、色鮮やかなカラーイラストとともに収録。

2014年刊行作品の文庫版です。

3.『そこにはいない男たちについて』(2022/7/15発売)

角川春樹事務所

<あらすじ>
愛する夫を喪った女と、夫が大嫌いになった女──

夫を突然亡くし、しばらく料理教室をお休みにしていた実日子(三十八歳)。ようやく再開した教室に、女友達に紹介されて初めて参加したまり(三十八歳)は、 夫とうまくいっていないのだと皆の前でいうが──

料理教室を舞台にしたふたりの「妻」の孤独と冒険の物語。各メディアで絶賛され続々重版した長編小説、待望の文庫化。

2020年刊行作品の文庫版です。

4.『あたしたち、海へ』(2022/5/30発売)

新潮社

<あらすじ>
有夢と瑤子と海は幼馴染みの仲良し三人組。中学の合格祝いに買ってもらった自転車もお揃い、大好きなミュージシャンも同じリンド・リンディ。

楽しいことはいつでも、三人一緒のはずだった。クラスであれが始まるまでは──。

傷ついて、裏切って、追い詰められて────。少女たちの孤独な魂にそっと寄り添う物語。

2019年刊行作品の文庫版です。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『僕の女を探しているんだ』(2023/2/20発売)
  2. 『小説家の一日』(2022/10/13発売)
  3. 『生皮』(2022/4/7発売)
  4. 『百合中毒』(2021/4/26発売)

文庫本新刊

  1. 『よその島』(2023/3/23発売)
  2. 『荒野の胃袋』(2022/10/20発売)
  3. 『そこにはいない男たちについて』(2022/7/15発売)
  4. 『あたしたち、海へ』(2022/5/30発売)

精力的に作品を発表している井上荒野さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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