『ななつのこ』で鮎川哲也賞(1992年)を受賞した加納朋子さん。日常の謎をメインにしたミステリー作家として人気です。
そんな加納朋子さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
加納朋子の単行本新刊情報
1.『二百十番館にようこそ』(2020/8/5発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
就活に挫折して以来ずっと、実家でオンラインゲーム三昧の日々を送る“俺”に転がり込んだ伯父さんの遺産は、離島に建てられた館を丸々一棟。なんと無職から一転して不動産持ち、これからは課金し放題だ! と浮かれて現地を下見に行った俺は、まだそれが両親からの最後通牒であることに気づいていなかった……。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『いつかの岸辺に跳ねていく』(2019/6/26発売)
幻冬舎
<あらすじ>
あの頃のわたしに伝えたい。明日を、未来をあきらめないでくれて、ありがとう。生きることに不器用な徹子と、彼女の幼なじみ・護。
二人の物語が重なったとき、温かな真実が明らかになる。
3.『カーテンコール!』(2017/12/22発売)
新潮社
<あらすじ>
幕が下りた。もう詰んだ。と思ったその先に、本当の人生が待っていた。経営難で閉校する萌木女学園。私達はその最後の卒業生、のはずだった――。とにかく全員卒業させようと、限界まで下げられたハードルさえクリアできなかった「ワケあり」の私達。
温情で半年の猶予を与えられ、敷地の片隅で補習を受けることに。ただし、外出、ネット、面会、全部禁止!
これじゃあ、軟禁生活じゃない!
文庫版も刊行です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
加納朋子の文庫本新刊情報
1.『カーテンコール!』(2020/8/28発売)
文庫最新刊
新潮社
<あらすじ>
幕が下りた。もう詰んだ。と思ったその先に、本当の人生が待っていた。経営難で閉校する萌木女学園。私達はその最後の卒業生、のはずだった――。とにかく全員卒業させようと、限界まで下げられたハードルさえクリアできなかった「ワケあり」の私達。
温情で半年の猶予を与えられ、敷地の片隅で補習を受けることに。ただし、外出、ネット、面会、全部禁止!
これじゃあ、軟禁生活じゃない!
2017年刊行作品の文庫版です。
2.『我ら荒野の七重奏』(2019/9/20発売)
集英社
<あらすじ>
山田陽子は一人息子の陽介を愛するワーキングマザー。トランペットに憧れ、中学では吹奏楽部に入部した陽介は、部活に勉強にと、青春の日々を送る。一方、中学生なんだし、そうそう親の出番もないだろう──そう思っていた陽子を待ち受けていたのは「吹奏楽部親の会」での戦いの日々だった……。
部活を頑張る少年少女の陰で奮闘する親たちの姿を描く、笑いと涙の傑作エンターテインメント!
2016年刊行作品の文庫版です。
3.『いちばん初めにあった海』(2019/4/10発売)
幻冬舎
<あらすじ>
引っ越しのために部屋を片付けていた千波 は、読んだ覚えのない一冊の本を見つける。ページをめくると、未開封の手紙が挟まって いた。差出人はYUKI。そこには、「わた しも人を殺したことがある」と書かれていた。
YUKIって誰? 私は人を殺したの?
千波の過去の記憶を巡る旅が始まった。 切なくも温かな真実が明らかになる感動のミステリー。
1996年刊行の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『二百十番館にようこそ』
(2020/8/5発売) - 『いつかの岸辺に跳ねていく』
(2019/6/26発売) - 『カーテンコール!』
(2017/12/22発売)
■文庫本新刊
- 『カーテンコール!』
(2020/8/28発売) - 『我ら荒野の七重奏』
(2019/9/20発売) - 『いちばん初めにあった海』
(2019/4/10発売)
定期的に作品を発表し続けている加納朋子さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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