2010年に『天地明察』で第7回本屋大賞を受賞した冲方丁(うぶかた・とう)さん。
SFや歴史小説の分野で、斬新な視点を持つ作品を多く発表しています。
そんな冲方丁さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
冲方丁の単行本新刊情報
1.『剣樹抄 不動智の章』(2021/11/5発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
幕府の隠密組織「拾人衆」に加わった了助。だが、父の死の真相と光國との因縁を知り――舞台は日光道中へ。
更に加速する江戸諜報劇!
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『月と日の后』(2021/9/21発売)
PHP研究所
<あらすじ>
「わたしがこの子の母になる」ーー内向的な少女は、いかにして平安王朝の“国母”となったか。
藤原彰子の生涯を描いた感動の歴史長編。
3.『生き残る作家、生き残れない作家 冲方塾・創作講座』(2021/4/24発売)
創作講座
早川書房
<あらすじ>
著者自ら指南した大人気創作講義を書籍化! 言葉の力とは何か、言葉を使って文章を書くにはどんな考え方が必要か──ジャンルを軽々と越境し、業界の一線で20年以上活躍を続ける著者みずから指導した大人気創作講座の内容に、加筆修正をおこない完全書籍化!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
冲方丁の文庫本新刊情報
1.『マルドゥック アノニマス 7』(2022/3/16発売)
文庫最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
ついにバロットとの再会を果たしたウフコックであったが、新たな潜入捜査へと向かう。一方、眠り続けるハンターが目にしたのは?
人気の「マルドゥックシリーズ」最新刊です。
2.『麒麟児』(2021/11/20発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍は、徳川慶喜追討令を受け、江戸に迫りつつあった。軍事取扱の勝海舟は、五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に挑むための決死の策を練っていた。江戸の町を業火で包み、焼き尽くす「焦土戦術」を切り札として。和議交渉を実現するため、勝は西郷への手紙を山岡鉄太郎と益満休之助に託す。二人は敵中を突破し西郷に面会し、非戦の条件を持ち帰った。だが徳川方の結論は、降伏条件を「何一つ受け入れない」というものだった。
三月十四日、運命の日、死を覚悟して西郷と対峙する勝。命がけの「秘策」は発動するのか――。
幕末最大の転換点、「江戸無血開城」。命を賭して成し遂げた二人の“麒麟児”の覚悟と決断を描く、著者渾身の歴史長編。
2018年刊行作品の文庫版です。
3.『剣樹抄』(2021/10/6発売)
文藝春秋
<あらすじ>
父を殺され天涯孤独の了助は、若き光圀と出会う。異能の子どもたちを集めた幕府の隠密組織に加わり、江戸に火を放つ闇の組織を追う!
2019年刊行作品の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『剣樹抄 不動智の章』(2021/11/5発売)
- 『月と日の后』(2021/9/21発売)
- 『生き残る作家、生き残れない作家 冲方塾・創作講座』(2021/4/14発売)
■文庫本新刊
- 『マルドゥック アノニマス 7』(2022/3/16発売)
- 『麒麟児』(2021/11/20発売)
- 『剣樹抄』(2021/10/6発売)
コンスタントに作品を発表し続けている冲方丁さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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