超ハイペースで作品を生み出しているミステリー作家の中山七里さん。
そんな中山七里さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
単行本と文庫、それぞれ最新刊から最大5冊を紹介していきます。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
中山七里の単行本新刊情報
1.『能面検事の死闘』(2023/5/24発売)
最新刊
光文社
<あらすじ>
南海電鉄岸和田駅にて無差別殺人事件が発生。7名を殺害した笹清政市(32)は、自らを”無敵の人”と称する。数日後、大阪地検で郵送物が爆発、6名が重軽傷を負った。被疑者〈ロスト・ルサンチマン〉は笹清の釈放を求める。不破俊太郎一級検事は爆破に巻き込まれ――
連続爆破事件は止められるのか?〈ロスト・ルサンチマン〉の真の目的は何なのか?棄民と司法の対決が始まる。人気検察シリーズ第3段。
こちらが最新刊になります。
2.『殺戮の狂詩曲』(2023/3/29発売)
文藝春秋
<あらすじ>
高級老人ホームで発生した、令和最悪の凶悪殺人事件。好人物を装っていた介護職員の心中に渦巻く邪悪。最低な被疑者への弁護を名乗り出た悪評塗れの弁護士・御子柴礼司が、胸に秘める驚愕の企みとはいったい?
3.『祝祭のハングマン』(2023/1/10発売)
文藝春秋
<あらすじ>
警視庁捜査一課の瑠衣は、中堅ゼネコン課長の父と暮らす。ある日、父の同僚が交通事故で死亡するが、事故ではなく殺人と思われた。さらに別の課長が駅構内で転落死、そして父も工事現場で亡くなる。追い打ちをかけるように瑠衣の許へやってきた地検特捜部は、死亡した3人に裏金作りの嫌疑がかかっているという。
父は会社に利用された挙げ句、殺されたのではないか。だが証拠はない……。疑心に駆られる瑠衣の前に、私立探偵の鳥海(とかい)が現れる。彼の話を聞いた瑠衣の全身に、震えが走った――。
4.『特殊清掃人』(2022/11/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
誰もいなくなった部屋にこそ、住んでいた者の嘘のない生きざまが現れる──。特殊清掃業者〈エンドクリーナー〉には、日々、様々な依頼が押し寄せる。彼らの仕事をとおして、死者が抱えていた様々な事情が浮かび上がる。
『護られなかった者たちへ』の著者が贈るヒューマン・ミステリー。
5.『越境刑事』(2022/9/2発売)
PHP研究所
<あらすじ>
最強の女刑事、絶体絶命!?新疆ウイグル自治区の留学生が殺され、県警のアマゾネス・高頭冴子は犯人を追って中国へ向かうが……。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
中山七里の文庫本新刊情報
1.『ヒポクラテスの悔恨』(2023/6/9発売)
文庫最新刊
祥伝社
<あらすじ>
「一人だけ殺す。絶対に自然死にしか見えないかたちで」浦和医大法医学教室の光崎藤次郎教授への脅迫文がネットに書き込まれた。日本の解剖率の低さを訴えるテレビ番組での、問題の九割はカネで解決できるという彼の発言が発端だった。 挑発などなかったかのように、いつもの冷静さで解剖する光崎。
一方、助教の真琴は光崎の過去に手がかりを求めると、ある因縁が浮上し……。
2021年刊行作品の文庫版です。
2.『隣はシリアルキラー』(2023/4/20発売)
集英社
<あらすじ>
ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。ざああああっ――。深夜2:20、神足友哉は、今日もアパートの隣室から聞こえてくる不気味な物音で起こされた。
ふと、隣人の徐浩然(スーハオラン)が死体を解体する姿を妄想する彼だったが、近所で遺体の一部が発見されたことで現実味を帯びる。
気になった彼は、真夜中に部屋から出た徐を尾行すると、想像を絶する恐ろしい展開に。
五感から震え上がるような体験を提供するホラーミステリー。
2020年刊行作品の文庫版です。
3.『復讐の協奏曲』(2023/2/15発売)
講談社
<あらすじ>
私の仕事は無罪にすることで、真相を明らかにすることではない。30年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。事務所に〈この国のジャスティス〉と名乗る者の呼びかけに応じた800人以上からの懲戒請求書が届く。
処理に忙殺されるなか、事務員の洋子は、外資系コンサルタント・知原と夕食をともにした。がしかし、翌朝、知原は遺体で見つかり、凶器に残った指紋から洋子が殺人容疑で逮捕された。洋子の弁護を引き受けた御子柴は、洋子がみずからと同じ地域出身であることを知り…….。
一度心に巣くった獣は、簡単に消えはしない――めぐる因縁そして〈復讐〉の結末は!?
2020年刊行作品の文庫版です。
4.『騒がしい楽園』(2022/12/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
都内の幼稚園へ赴任してきた神尾舞子。騒音や待機児童など様々な問題への対応を迫られる中、園の生き物が何者かに惨殺される事件が立て続けに起き、やがて事態は最悪の方向へ──。
『闘う君の唄を』に連なる、シリーズ第2弾。
2020年刊行作品の文庫版です。
5.『毒島刑事最後の事件』(2022/10/6発売)
幻冬舎
<あらすじ>
皇居周辺で二人の男が射殺された。世間が〈大手町のテロリスト〉と騒ぐ中、警視庁一の検挙率を誇る毒島は殺人犯を嘲笑。犯罪者を毒舌で追い詰めることが生きがいの彼は「チンケな犯人」と挑発し、頭脳戦を仕掛ける――。出版社の連続爆破、女性を狙った硫酸攻撃。事件の裏に潜む〈教授〉とは何者なのか?
人間の罪と業を暴く、痛快ミステリ!
2020年刊行作品の文庫版です。
また、2020年には著者デビュー10周年を記念し、12ヶ月連続刊行を果たしました。
その12作のリストも紹介します。
中山七里12ヶ月連続刊行の著作一覧
- 1月 『騒がしい楽園』
(朝日新聞出版) - 2月『帝都地下迷宮』
(PHP研究所) - 3月『夜がどれほど暗くても』
(角川春樹事務所) - 4月『合唱 岬洋介の帰還』
(宝島社) - 5月『カインの傲慢』
(KADOKAWA) - 6月『ヒポクラテスの試練』
(祥伝社) - 7月『毒島刑事最後の事件』
(幻冬舎) - 8月『テロリストの家』
(双葉社) - 9月『隣はシリアルキラー』
(集英社) - 10月『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』
(文藝春秋) - 11月『復讐の協奏曲』(講談社)
- 12月『境界線』
(NHK出版)
まとめ
おさらいします!
■単行本新刊
- 『能面検事の死闘』(2023/5/24発売)
- 『殺戮の狂詩曲』(2023/3/29発売)
- 『祝祭のハングマン』(2023/1/10発売)
- 『特殊清掃人』(2022/11/7発売)
- 『越境刑事』(2022/9/2発売)
■文庫本新刊
- 『ヒポクラテスの悔恨』(2023/6/9発売)
- 『隣はシリアルキラー』(2023/4/20発売)
- 『復讐の協奏曲』(2023/2/15発売)
- 『騒がしい楽園』(2022/12/7発売)
- 『毒島刑事最後の事件』(2022/10/6発売)
超人的なペースで刊行を続ける中山七里さん。今後も期待です。
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