超ハイペースで作品を生み出しているミステリー作家の中山七里さん。
そんな中山七里さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
単行本と文庫、それぞれ最新刊から3冊を紹介していきます。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
中山七里の単行本新刊情報
1.『ラスプーチンの庭』(2021/1/29発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
現代医療の闇に迫る孤高の刑事。犬養隼人シリーズ待望の最新作!腎不全を患う中学生の娘・沙耶香を病院に見舞った警視庁捜査一課の犬養隼人は、沙耶香の友人の庄野祐樹という少年を知る。長い入院生活を送る祐樹だったが、自宅療養に切り替えるとして、突如退院することになる。
1カ月後、犬養と沙耶香は祐樹が亡くなったこと知り、告別式に参列するが、そこで祐樹の身体の奇妙な痣に気付く。捜査を続ける中で、痣は〈ナチュラリー〉という民間医療団体の施術によるものと判明するが――。
団体を主宰する謎の男・織田豊水の正体とは。民間療法の闇を描く、「刑事犬養隼人シリーズ」待望の最新作!
こちらが最新刊になります。
人気の犬養隼人シリーズ最新作です。
中山七里「刑事犬養隼人シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ
関連記事>2.『境界線』(2020/12/16発売)
NHK出版
<あらすじ>
2018年刊行の『護られなかった者たちへ』と同じく宮城県警捜査一課を舞台に、東日本大震災による行方不明者と個人情報ビジネスという復興の闇を照らし出していく。震災によって引かれてしまった“境界線”に翻弄される人々の行く末は、果たして。
「どんでん返しの帝王」・中山七里が挑む、慟哭必至の骨太の社会派ヒューマンミステリー小説。
著者デビュー10周年記念、12ヶ月連続刊行企画第12弾です。
3.『復讐の協奏曲』(2020/11/11発売)
講談社
<あらすじ>
私の仕事は無罪にすることで、真相を明らかにすることではない。御子柴が元〈死体配達人〉だと知る事務員・洋子が殺人容疑で逮捕された。
一度心に巣くった獣は簡単に消えはしない――めぐる因縁そして〈復讐〉の結末は!?
三十年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。事務所に〈この国のジャスティス〉と名乗る者の呼びかけに応じた八百人以上からの懲戒請求書が届く。
処理に忙殺されるなか事務員の洋子は、外資系コンサルタント・知原と夕食をともに。翌朝、知原は遺体で見つかり、凶器に残った指紋から洋子が殺人容疑で逮捕された。
弁護人を引き受けた御子柴は、洋子が自身と同じ地域出身であることを知り…….。
著者デビュー10周年記念、12ヶ月連続刊行企画第11弾です。
中山七里の文庫本新刊情報
1.『静おばあちゃんと要介護探偵』(2021/2/9発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
元判事の静の同級生が密室で死亡した。事件は事故か、他殺か、あるいは自殺か?
最後まで展開が読めないノンストップ・ミステリー!
2018年刊行の作品の文庫版です。
2.『能面検事』(2020/12/9発売)
文庫最新刊
光文社
<あらすじ>
大阪地検一級検事・不破俊太郎。ストーカー殺人事件を調べるうちに、容疑者のアリバイは証明され、捜査資料の一部紛失が発覚。やがて事態は大阪府警全体を揺るがす一大スキャンダルへ……
孤立上等! 抜き身の刀! ニューヒーローの活躍に痺れる一気読みミステリー。
2018年刊行の作品の文庫版です。
3.『笑え、シャイロック』(2020/10/23発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
この世で一番大事なものは「カネ」だ! 巨大銀行の闇を暴く衝撃のミステリ新卒行員の結城が配属されたのは日陰部署の渉外部。しかも上司は伝説の不良債権回収屋・山賀。憂鬱な結城だったが、山賀と働くうち、彼の美学に触れ憧れを抱くように。
そんな中、山賀が何者かに殺され――。
2019年刊行の作品の文庫版です。
また、2020年には著者デビュー10周年を記念し、12ヶ月連続刊行を果たしました。
その12作のリストを先に紹介します。
中山七里12ヶ月連続刊行の著作一覧
- 1月 『騒がしい楽園』
(朝日新聞出版) - 2月『帝都地下迷宮』
(PHP研究所) - 3月『夜がどれほど暗くても』
(角川春樹事務所) - 4月『合唱 岬洋介の帰還』
(宝島社) - 5月『カインの傲慢』
(KADOKAWA) - 6月『ヒポクラテスの試練』
(祥伝社) - 7月『毒島刑事最後の事件』
(幻冬舎) - 8月『テロリストの家』
(双葉社) - 9月『隣はシリアルキラー』
(集英社) - 10月『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』
(文藝春秋) - 11月『復讐の協奏曲』(講談社)
- 12月『境界線』
(NHK出版)
まとめ
おさらいします!
■単行本新刊
- 『ラスプーチンの庭』
(2021/1/29発売) - 『境界線』
(2020/12/16発売) - 『復讐の協奏曲』
(2020/11/11発売)
■文庫本新刊
- 『静おばあちゃんと要介護探偵』
(2021/2/9発売) - 『能面検事』
(2020/12/9発売) - 『笑え、シャイロック』
(2020/10/23発売)
超人的なペースで刊行を続ける中山七里さん。
2020年、12ヶ月連続刊行は無事に達成されました。今後も期待です。
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