2004年に「蛇にピアス」で芥川賞を受賞した金原ひとみ(かねはら・ひとみ)さん。
そんな金原ひとみさんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
金原ひとみの新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
- 『YABUNONAKA-ヤブノナカー』(2025/4/10発売)
- 『ナチュラルボーンチキン』(2024/10/3発売)
- 『ハジケテマザレ』(2023/10/5発売)
- 『腹を空かせた勇者ども』(2023/6/14発売)
- 『デクリネゾン』(2022/8/26発売)
■文庫本新刊
- 『ミーツ ザ ワールド』(2025/1/21発売)
- 『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(2023/4/20発売)
- 『fishy』(2023/1/10発売)
- 『アタラクシア』( 2022/5/20発売)
- 『クラウドガール』
(2020/2/7発売)
※リンク先はAmazonです
それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
金原ひとみの単行本新刊情報
1.『YABUNONAKA-ヤブノナカー』(2025/4/10発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
文芸誌「叢雲(むらくも)」元編集長の木戸悠介、その息子で高校生の越山恵斗、編集部員の五松、五松が担当する小説家の長岡友梨奈、その恋人、別居中の夫、引きこもりの娘。ある女性がかつて木戸から性的搾取をされていたとネットで告発したことをきっかけに、加害者、被害者、その家族や周囲の日常が絡みあい、うねり、予想もつかないクライマックスへ――。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『ナチュラルボーンチキン』(2024/10/3発売)
河出書房新社
<あらすじ>
この物語は、中年版『君たちはどう生きるか』です――金原ひとみ。45歳一人暮らし労務課勤務のルーティン女、イレギュラーに会う。
3.『ハジケテマザレ』(2023/10/5発売)
講談社
<あらすじ>
コロナで派遣切りにあった「私」は食い繋ぐためにイタリアンレストラン「フェスティヴィタ」に辿りつく。ベテランのマナルイコンビ、超コミュニカティブでパーリ―ピーポーのヤクモ、大概の欠点ならチャラになるくらいかわいいメイちゃん、カレーとDJに目覚めたフランス人のブリュノ、ちょっとうさんくさい岡本くん……バイト仲間との愉快で切実な日々を描いた作品集。
「ウルトラノーマル」なわたしが「ハジケテマザル」、最高のバイト小説!
4.『腹を空かせた勇者ども』(2023/6/14発売)
河出書房新社
<あらすじ>
私ら人生で一番エネルギー要る時期なのに。ハードモードな日常ちょっとえぐすぎん?ーー陽キャ中学生レナレナが、「公然不倫」中の母と共に未来をひらく、知恵と勇気の爽快青春長篇。
5.『デクリネゾン』(2022/8/26発売)
ホーム社
<あらすじ>
二度の離婚を経て、中学生の娘である理子と二人で暮らすシングルマザーの小説家、志絵。最近付き合い始めた大学生の蒼葉と一緒に暮らしたいと娘に告げるがーー。恋愛する母たちの孤独と不安と欲望が、周囲の人々を巻き込んでいく。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
金原ひとみの文庫本新刊情報
1.『ミーツ ザ ワールド』(2025/1/21発売)
文庫最新刊
集英社
<あらすじ>
「どうして婚活なんてするの?」
「だって! 孤独だし、このまま一人で仕事と趣味だけで生きていくなんて憂鬱です。最近母親の結婚しろアピールがウザいし、それに、笑わないで欲しいんですけど、子供だっていつかは欲しいって思ってます」
「仕事と趣味があるのに憂鬱なの? ていうか男で孤独が解消されると思ってんの? なんかあんた恋愛に過度な幻想抱いてない?」
「私は男の人と付き合ったことがないんです」推しへの愛と三次元の恋。世間の常識を軽やかに飛び越え、幸せを求める気持ちが向かう先は……。
金原ひとみが描く恋愛の新境地。
2022年の単行本の文庫版です。
2.『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(2023/4/20発売)
集英社
<あらすじ>
一歳と四歳の娘と始めたパリでの母子生活。近づく死の影から逃れるための突然の帰国。夫との断絶の中、フェスと仕事に追われる東京の混迷する日々……。生きることの孤独と苦悩を綴った著者初のエッセイ集。
2020年の単行本の文庫版です。
3.『fishy』(2023/1/10発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
生きづらさを抱えながらも“いま”を愉しむ女たち 不倫の代償、夫の裏切り、虚ろな生活―― あらゆる幻想を塗り替える女性をめぐる本当の関係 結婚したばかりの男に思いを寄せる作家志望の美玖。編集者の弓子は不倫する夫を監視しながら自尊心を守ることに必死だ。インテリアデザイナーのユリは仕事も家庭も充実しているように見えるが、本当の生活が見通せない。女たちの新たなつながりを描く物語。
2020年の単行本の文庫版です。
4.『アタラクシア』( 2022/5/20発売)
集英社
<あらすじ>
望んで結婚したのに、どうしてこんなに苦しいのだろう――。最も幸せな瞬間を、夫とは別の男と過ごしている翻訳者の由依。恋人の夫の存在を意識しながら、彼女と会い続けているシェフの瑛人。浮気で帰らない夫に、文句ばかりの母親に、反抗的な息子に、限界まで苛立っているパティシエの英美。
妻に強く惹かれながら、何をしたら彼女が幸せになるのかずっと分からない作家の桂……。
「私はモラルから引き起こされる愛情なんて欲しくない」
「男はじたばた浮気するけど、女は息するように浮気するだろ」
「誰かに猛烈に愛されたい。殺されるくらい愛されたい」ままならない結婚生活に救いを求めてもがく男女を、圧倒的な熱量で描き切る。芥川賞から15年。金原ひとみの新たなる代表作、誕生。
2019年の単行本の文庫版です。
5.『クラウドガール』(2020/2/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
妹にしか分かりえない、濃密な共感と狂おしいほどの反感――。刹那にリアルを感じる美しい妹・杏と、規律正しく行動する聡明で堅実な姉の理有。二人が「共有」する家族をめぐる「秘密」とは。
スピード感と才気あふれる筆致がもたらす衝撃のラスト!
2017年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『YABUNONAKA-ヤブノナカー』(2025/4/10発売)
- 『ナチュラルボーンチキン』(2024/10/3発売)
- 『ハジケテマザレ』(2023/10/5発売)
- 『腹を空かせた勇者ども』(2023/6/14発売)
- 『デクリネゾン』(2022/8/26発売)
■文庫本新刊
- 『ミーツ ザ ワールド』(2025/1/21発売)
- 『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(2023/4/20発売)
- 『fishy』(2023/1/10発売)
- 『アタラクシア』( 2022/5/20発売)
- 『クラウドガール』
(2020/2/7発売)
コンスタントに作品を発表している金原ひとみさん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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