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『廃墟に乞う』で第142回直木賞(2010年)を受賞した佐々木譲(ささき・じょう)さん。北海道警察を舞台にしたシリーズなど、硬派な作風で知られます。
そんな佐々木譲さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
佐々木譲の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
■文庫本新刊
※リンク先はAmazon
それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
佐々木譲の単行本新刊情報
1.『遥かな夏に』(2025/1/16発売)
最新刊
新潮社
<あらすじ>
祖父を探しているのだと女性は言った。祖母は安西早智子といい、未婚のまま出産、何も語らず亡くなった。裕也はその名を知っていた。古い記憶が甦る。一九七六年ベルリン国際映画祭、祝祭の夜。あのとき彼女に何があったのか。祖父とは誰か。
探索の果て、裕也が辿りついた真実とは。全てはあの夏に起きた。世界が二つに裂けていた場所で。現代と過去が交錯する人生探しのミステリー。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『秋葉断層』(2024/11/25発売)
文藝春秋
<あらすじ>
1997年10月、神田明神下の路地で起こった轢き逃げ事案。被害者は秋葉原【アキバ】に根を下ろす一族経営の電器店の常務だった。未解決のままだったこの事案に、2024年11月、〈殺し〉の可能性が浮上する。警視庁捜査一課特命捜査対策室の刑事・水戸部と、地元・万世橋署の“やる気のない年上部下”柿本のバディは、電気街の歴史を搔き分け真実を摑めるのか!?
主演・松重豊でドラマ化も果たした〈特命捜査対策室〉シリーズ、待望の最新刊!
3.『左太夫伝』(2024/8/16発売)
毎日新聞出版
<あらすじ>
夷地を調査し、万延元年遣米使節団としてアメリカに渡った仙台藩⼠・玉虫左太夫の⽣涯を描く歴史長編。明治政府とは違う民主国家を夢見、奥羽列藩同盟成立に奔走しながら悲劇的な死を遂げた人物の⽣涯を描く。
「サンデー毎⽇」連載「北天の孤星」を加筆して書籍化。
4.『時を追う者』(2023/5/24発売)
光文社
<あらすじ>
「もし過去に戻って開戦を阻止できるとしたら、どうする?」1949年、終戦から4年が経った東京。陸軍中野学校出身でかつて破壊工作員だった藤堂直樹は、歴史学者の守屋淳一と物理学者の和久田元から過去に時間を遡る手段を発見したと聞かされる。さらに二人は直樹に思いがけない依頼をしてきた――「過去に戻って、戦争を始めた者たちを排除して欲しい」。目指すは満州事変の阻止。
未来は、それで本当に変わるのか? 2人の男女を仲間にした直樹の、時を遡る決死行が始まる!
圧倒的なサスペンス! 歴史・冒険小説の雄がたどり着いた新たな境地!
5.『樹林の罠』(2022/12/15発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
轢き逃げの通報を受け、臨場した北海道警察本部大通署機動捜査隊の津久井卓は、
事故ではなく事件の可能性があることを現場で知る。それは被害者が拉致・暴行された後に撥ねられた可能性が高いからだった。その頃、生活安全課少年係の小島百合は、駅前交番で保護された、九歳の女の子を引き取りに向かう。その子は、旭川の先の町から札幌駅まで父親に会いたいと出てきたようだった。
一方、脳梗塞で倒れた父を引き取るために百合と別れた佐伯宏一は、仕事と介護の両立に戸惑っていた。そんな佐伯に弁護士事務所荒らしの事案が舞い込む……。
ひとつの交通事故を契機に、警察官としての矜持、そして遊軍の刑事の意地が、隠された犯罪を炙り出していく――。
コロナ禍に見舞われながらも懸命に生きる人々を鮮やかに描く、心に残る傑作警察小説!
大ベストセラー道警シリーズ、最新作。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
佐々木譲の文庫本新刊情報
1.『愛蔵版 武揚伝』(2025/3/14発売)
文庫最新刊
角川春樹事務所
<あらすじ>
黒船来航に揺れる幕末。榎本釜次郎(武揚)は、幕府要人の蝦夷地視察に随行した後、新設の海軍伝習所に入所。操船、蒸気機関等の技術や語学を研鑽し、子供の頃より興味を持っていたオランダ留学を果たす。欧州の地で近代国家間の戦争を目の当たりにした釜次郎は、自国である日の本とあまりに違う列強諸国の有り様に驚愕する──。
著者の代表作であり、新田次郎文学賞受賞作、そして歴史文学の金字塔を後世に残す愛蔵版。
2001年刊行作品の文庫愛蔵版です。
2.『偽装同盟』(2025/2/20発売)
短編集
集英社
<あらすじ>
日露戦争終結から12年たった大正6年。敗戦国の日本は外交権と軍事権を失い、ロシア軍の駐屯を許していた。3月、警視庁の新堂は連続強盗事件の容疑者を捕らえるが、身柄をロシアの日本統監府保安課に奪われてしまう。新たに女性殺害事件の捜査に投入された新堂だったが、ロシア首都での大規模な騒擾が伝えられ……。「もうひとつの大正」を描く、入魂の改変歴史警察小説、第二弾。
2021年刊行作品の文庫版です。
3.『降るがいい』(2024/4/8発売)
短編集
河出書房新書
<あらすじ>
都会の片隅で生きる人々の埋もれた「真実」が明かされるとき、過去の重みが忍び寄る。佐々木譲が贈る珠玉のサスペンス、13篇。
2020年刊行作品の文庫版です。
4.『帝国の弔砲』(2023/12/6発売)
文藝春秋
<あらすじ>
舞台は日露戦争で日本が敗戦した世界。日系移民2世の登志矢は、革命の嵐に巻き込まれ数奇な運命に翻弄されていく。
2021年刊行作品の文庫版です。
5.『ユニット』(2023/11/24発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
17歳の少年に、最愛の妻子を殺害された真鍋。警察官である夫の暴力に耐えきれず、幼い息子を連れて家を飛び出した祐子。ある偶然から同じ職場で働くことになった2人は、互いに傷を隠しつつも少しずつ交流を重ねていく。しかしある日、真鍋は事件の犯人である少年が出所したことを知る。わずか7年という年月での出所に複雑な思いを抱く真鍋は、次第に犯人への憎悪を募らせていく。一方、祐子にも夫の執拗な魔の手が迫っていた――。
少年犯罪と家族のあり方を克明に描き出す、著者渾身の傑作サスペンス。
2003年刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
■文庫本新刊
次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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