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【2024年最新版】中島京子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

中島京子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2010年『小さいおうち』で第143回直木賞を受賞した中島京子さん。

そんな中島京子さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

中島京子の単行本新刊情報

1.『うらはぐさ風土記』(2024/3/5発売)

最新刊

集英社

<あらすじ>
30年ぶりにアメリカから帰国し、武蔵野の一角・うらはぐさ地区の伯父の家にひとり住むことになった大学教員の沙希。

そこで出会ったのは、伯父の友人で庭仕事に詳しい秋葉原さんをはじめとする、一風変わった多様な人々だった。

コロナ下で紡がれる人と人とのゆるやかなつながり、町なかの四季やおいしいごはんを瑞々しく描く物語。

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『小日向でお茶を』(2023/3/20発売)

エッセイ

主婦の友社

<あらすじ>
人気直木賞作家 中島京子初・グルメ、旅、自身の身の回りや体調の変化などについて、
ユーモラスに語ったエッセイ集。

雑誌「ゆうゆう」に5年にわたり、2018年から連載された「羊のところへはもどれない」に加筆し、時系列に1冊にまとめた。

執筆活動を続けるなか、著者自身が、50代になって変化した体調、かわらぬ旅やグルメへの好奇心、コロナ禍で変わった自宅での過ごし方、親との関係性など、小説では味わえない、作家の素顔が垣間見える本に。

中島ファンだけでなく、ゆらぎやすい40代以上の読者のこころを軽くしてくれる本。

 

3.『ワンダーランドに卒業はない』(2022/7/29発売)

エッセイ

世界思想社

<あらすじ>
空想が日常の子ども時代、だれもが異世界へと旅する時間を持つ。物語に没頭する喜びは、ずっとあなたを支えてくれる。

本を開いて、自分の中の子どもに会いにいこう。

『クマのプーさん』から『ゲド戦記』まで――作家を育てた18の物語。

児童文学エッセイ集です。

4.『オリーブの実るころ』(2022/6/22発売)

短編集

講談社

<あらすじ>
「恋のライバルは、白鳥だった!?」ある夫婦とコハクチョウの三〇年以上にわたる不思議な生活を描く「ガリップ」、斜向かいに越してきた老人の壮絶な愛の遍歴を綴った「オリーブ」など、結婚をめぐる不思議でちょっぴり幻想的な六つの短編集。

吉川英治文学賞 受賞後第一作

 

5.『やさしい猫』(2021/8/18発売)

中央公論新社

<あらすじ>
出会って好きになったクマさんは、日本に暮らすスリランカ人。

バツイチ、子供アリのミユキさんの恋には 思いがけない障壁が立ちはだかって!

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



中島京子の文庫本新刊情報

1.『やさしい猫』(2024/7/22発売)

文庫最新刊

中央公論新社

<あらすじ>
シングルマザーの保育士ミユキさんが心ひかれたのは、八歳年下の自動車整備士クマさん。娘のマヤも面倒見のいいクマさんに懐いて、すったもんだはありつつも、穏やかな日々が続くはずだったのに……。

出会って、好きになって、ずっと一緒にいたいと願う。そんな小さな幸せが突然奪われたのは、クマさんがスリランカ出身の外国人だったから。

2021年刊行作品の文庫版です。

2.『堤中納言物語』(2024/3/6発売)

河出書房新社

<あらすじ>
作者・編者ともに不詳、ミステリアスでユーモアに溢れる日本最古の短篇物語集『堤中納言物語』。

中島京子による名訳で蘇る!

 

3.『ムーンライト・イン』(2023/12/22発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
「わかっちゃった。あなたもムーンライト・フリット(夜逃げ)でしょ」。

人生の曲がり角、遅れてやってきた夏休みのような時間に巡り合った男女。

高原に建つかつてのペンションで、静かな共同生活が始まる。

2021年刊行作品の文庫版です。

4.『キッドの運命』(2022/10/20発売)

短編集

集英社

<あらすじ>
すぐそこにある未来は、こんな奇妙なものかもしれない。

廃墟化した高層マンションの老人が消えるわけ。汎用型AIが人を超えた時に起こる異変。
アグリビジネスから逃れた種の行き先――。『小さいおうち』『長いお別れ』の著者が贈る、初の近未来小説。

とつぜんあの女があらわれた日は、雷鳴が鳴り響き、雹がばらばら降った日だった。しかも、あろうことか彼女は海からやってきたのだ。ドーニを一人で操縦して――「キッドの運命」

十四歳のミラは、東洋人の祖母が暮らす田舎で夏休みを過ごす。おばあさんばかりがいるその集落には、ある秘密があって――「種の名前」

人工多能性幹細胞から作った子宮? ぼくは、寝起きの顔をぶん殴られたような衝撃を受けた――「赤ちゃん泥棒」 他、全6編。

2019年刊行作品の文庫版です。

5.『夢見る帝国図書館』(2022/5/10発売)

文藝春秋

<あらすじ>
偶然出会ったわたしに、喜和子さんは「上野の図書館が主人公の小説を書いて」と頼むのだが……。

ユーモアと愛しさあふれる歴史物語。

2019年刊行作品の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

文庫本新刊

  1. 『やさしい猫』(2024/7/22発売)
  2. 『堤中納言物語』(2024/3/6発売)
  3. 『ムーンライト・イン』(2023/12/22発売)
  4. 『キッドの運命』(2022/10/20発売)
  5. 『夢見る帝国図書館』(2022/5/10発売)

比較的コンスタントに作品を発表している中島京子さん。新作が楽しみです。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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