2021年、『心淋し川』で第164回直木賞を受賞した西條奈加(さいじょう・なか)さん。
そんな西條奈加さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
西條奈加の単行本新刊情報
1.『曲亭の家』(2021/4/15発売)
最新刊
角川春樹事務所
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『心淋し川』(2020/9/4発売)
短編集
集英社
<あらすじ>
不美人な妾ばかりを囲う六兵衛。その一人、先行きに不安を覚えていたりきは、六兵衛が持ち込んだ張形に、悪戯心から小刀で仏像を彫りだして…(「閨仏」)。飯屋を営む与吾蔵は、根津権現で小さな女の子の唄を耳にする。それは、かつて手酷く捨てた女が口にしていた珍しい唄だった。もしや己の子ではと声をかけるが―(「はじめましょ」)他、全六編。
生きる喜びと哀しみが織りなす、渾身の時代小説。
第164回直木賞受賞作です。
3.『わかれ縁』(2020/2/21発売)
文藝春秋
<あらすじ>
結婚して五年、定職にもつかず浮気と借金を繰り返す夫に絶望した絵乃は、身ひとつで家を飛び出し、離縁の調停を得意とする公事宿「狸穴屋」に流れ着く。夫との離縁を望むも依頼できるだけの金を持たない彼女は、女将の機転で狸穴屋の手代として働くことに。
果たして絵乃は一筋縄ではいかない依頼を解決しながら、念願の離縁を果たすことができるのか!?
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
西條奈加の文庫本新刊情報
1.『千両かざり』(2020/9/29発売)
文庫最新刊
新潮社
<あらすじ>
錺職の老舗「椋屋」の娘・お凜は、女だてらに密かに銀線細工の修行をしている。跡目争いでざわめくなか現れた謎の男・時蔵は、江戸では見られない技で簪をつくり、一門に波紋を呼ぶ。
天保の改革で贅沢品が禁じられ商いが難渋する店に、驚天動地の大注文が入る。江戸の町に活気を与えたいと、時蔵とお凜はこころをひとつにするが──。
職人世界の粋と人情を描く本格時代小説。『恋細工』改題。
2009年の単行本『恋細工』を改題した文庫版です。
2.『銀杏手ならい』(2020/9/11発売)
祥伝社
<あらすじ>
子に恵まれず離縁され、実家の手習所『銀杏堂(ぎんなんどう)』を継ぐことになった24歳の萌(もえ)。女先生と侮る悪童らに振り回されながら、忙しない日々を送っていた。ある朝、銀杏堂の門前に女の捨子を見つける。自身も血の繫がらぬ両親に愛情深く育てられた萌は、その子を「授かりもの」として育てることを決心するが……。
真っ直ぐに子どもと向き合い成長する、時代人情小説の傑作。
2017年の単行本の文庫版です。
3.『猫の傀儡』(2020/5/13発売)
短編集
光文社
<あらすじ>
猫町に暮らす野良猫のミスジは、失踪した先代・順松(よりまつ)の後を継いで”傀儡師”となった。人を遣い、人を操り、猫のために働かせるのが傀儡師だ。さっそく、履物屋の飼い猫から、花盗人の疑いを晴らしてほしいと依頼があり、ミスジは狂言作者の阿次郎を連れ出した。
次々依頼をこなす一匹と一人は、やがて、順松失踪の意外な真相に――!? 時代ミステリーの傑作!!
2017年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
マイペースな発表が続く西條奈加さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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