2021年、『心淋し川』で第164回直木賞を受賞した西條奈加(さいじょう・なか)さん。
そんな西條奈加さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
西條奈加の単行本新刊情報
1.『よろずを引くもの: お蔦さんの神楽坂日記』(2022/5/31発売)
最新刊
東京創元社
<あらすじ>
多発する万引きに町内会全体で警戒していた矢先、犯人らしき人物をつかまえようとした菓子舗の主人が逃げる犯人に突き飛ばされて怪我をしてしまった!正義感に駆られる望と洋平は、犯人の似顔絵を描こうと思い立つが……商店街を巻き込んだ出来事を描いた「よろずを引くもの」を始め、秋の神楽坂を騒がす事件の数々を収録。
粋と人情、そして美味しい手料理が味わえる大好評シリーズ、待望の最新作!
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『六つの村を越えて髭をなびかせる者』(2022/1/13発売)
PHP研究所
<あらすじ>
江戸中期。蝦夷地に降り立ち、その自然とアイヌを心から愛した男がいた――直木賞作家・西條奈加が贈る感動の歴史巨編。
3.『婿どの相逢席』(2021/6/30発売)
幻冬舎
<あらすじ>
小さな楊枝屋の四男坊・鈴之助は、相思相愛のお千瀬の生家、大店の仕出屋『逢見屋』にめでたく婿入り。誰もが羨む逆玉婚のつもりが……
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
西條奈加の文庫本新刊情報
1.『亥子ころころ』(2022/6/15発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
武家出身の職人・治兵衛を主に、出戻り娘のお永、孫娘のお君と三人で営む「南星屋」。全国各地の銘菓を作り、味は絶品、値は手ごろと大繁盛だったが、治兵衛が手を痛め、粉を捏ねるのもままならぬ事態に。不安と苛立ちが募る中、店の前に雲平という男が行き倒れていた。
聞けば京より来たらしいが、何か問題を抱えているようで――。
2019年の単行本の文庫版です。
2.『隠居すごろく』(2022/2/22発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
巣鴨で六代続く糸問屋の主人を務めた徳兵衛。還暦を機に引退し、悠々自適な隠居生活を楽しもうとしていたが、孫の千代太が訪れたことで人生第二のすごろくが動き始めた……。
心温まる人情時代小説!
2019年の単行本の文庫版です。
3.『雨上がり月霞む夜』(2021/11/19発売)
短編集
中央公論新社
<あらすじ>
堂島で紙油問屋を営んでいた上田秋成は大火によって焼け出され、幼馴染の雨月が結ぶ香具波志庵に転がりこんだ。がさつだが情に篤い秋成と、死者や妖しと交流する力を持つ雨月。二人は言葉を話す兎「遊戯」との出会いをきっかけに、不可思議な出来事の数々に巻き込まれることに――。
掛け軸から飛び出す金鯉、哀しい恋物語に、罪の果てに鬼になった男まで。二人と一匹がたどり着く、優しく切ない真実とは。
直木賞作家が江戸怪奇譚の傑作『雨月物語』を大胆に解釈した、切なく幻想的な連作短編集。
2018年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『よろずを引くもの: お蔦さんの神楽坂日記』(2022/5/31発売)
- 『六つの村を越えて髭をなびかせる者』(2022/1/13発売)
- 『婿どの相逢席』(2021/6/29発売)
■文庫本新刊
- 『亥子ころころ』(2022/6/15発売)
- 『隠居すごろく』(2022/2/22発売)
- 『雨上がり月霞む夜』(2021/11/19発売)
コンスタントに作品を発表している西條奈加さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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