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2021年、『心淋し川』で第164回直木賞を受賞した西條奈加(さいじょう・なか)さん。
そんな西條奈加さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
西條奈加の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
- 『初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記』(2025/3/5発売)
- 『牧谿の猿 善人長屋』(2024/12/16発売)
- 『バタン島漂流記』(2024/6/26発売)
- 『姥玉みっつ』(2024/3/5発売)
- 『隠居おてだま』(2023/5/31発売)
■文庫本新刊
- 『六つの村を越えて髭をなびかせる者』(2025/3/11発売)
- 『よろずを引くもの』(2024/12/18発売)
- 『首取物語』(2024/10/11発売)
- 『婿どの相逢席』(2024/6/6発売)
- 『心淋し川』(2023/9/20発売)
※リンク先はAmazonです
それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
西條奈加の単行本新刊情報
1.『初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記』(2025/3/5発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
浮気を繰り返すダメ亭主との離縁を果たした絵乃。今度は離縁調停人としてさまざまな難題に立ち向かう――。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『牧谿の猿 善人長屋』(2024/12/16発売)
新潮社
<あらすじ>
表向きは善人ばかり、実は悪党揃いの善人長屋に、大事な根付を失くして憔悴するお内儀が訪ねてきた。加助の人助け癖がまた出たと嘆息する一同だったが、その根付がかつて江戸を騒がせた盗賊・白狐の持ち物とわかり――。「白狐」「三枚の絵文」など六話を収録。粋な情けと謎解きで大向こうを唸らせる大人気シリーズ最新刊!
3.『バタン島漂流記』(2024/6/26発売)
光文社
<あらすじ>
荒れ狂う海と未知の島、そして異国の民。ため息すら、一瞬たりとも許されない――船大工を志すものの挫折し、水夫に鞍替えした和久郎は、屈託を抱えながらも廻船業に従事している。ある航海の折、船が難破してしまう。船乗りたちは大海原の真っ只中に漂う他ない。生還は絶望的な状況。だがそれは和久郎たちにとって、試練の始まりに過ぎなかった……。
史実に残る海難事故を元に、直木賞作家が圧倒的迫力で描く海洋歴史冒険小説。
4.『姥玉みっつ』(2024/3/5発売)
潮出版社
<あらすじ>
名手宅の祐筆(文書や記録を取り扱う職)を得て静かな余生を過ごしたいお麓(ろく)は、おはぎ長屋という長屋に住んでいた。これで老後の安泰は約束されたと思い込んでいたが、その平穏な暮らしはわずか一年で終わりを迎えた。
お菅(すげ)が越してくると、さらに半年後にはお修(しゅう)がやってきたのだ。
二人の幼馴染はお麓の長屋を毎日欠かさず訪ねてきては、心底どうでもいい話をしゃべり散らす。
お麓はこの先、二人とうまくやっていけるのか。安穏に暮らすはずの余生はどうなってしまうのか。さらには、いろいろな事件に巻き込まれていき……。
5.『隠居おてだま』(2023/5/31発売)
祥伝社
<あらすじ>
老舗糸問屋・嶋屋元当主の徳兵衛は、還暦を機に隠居暮らしを始めた。風雅な余生を送るはずが、巣鴨の隠居家は孫の千代太が連れてきた子供たちで大にぎわい。子供たちとその親の面倒にまで首を突っ込むうち、新たに組紐商いも始めることとなった。商いに夢中の徳兵衛は、自分の家族に芽吹いた悶着の種に気が付かない。
やがて訪れた親子と夫婦の危機に、嶋屋一家はどう向き合う?
笑いあり涙ありの人情時代小説『隠居すごろく』、待望の続編!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
西條奈加の文庫本新刊情報
1.『六つの村を越えて髭をなびかせる者』(2025/3/11発売)
文庫最新刊
PHP研究所
<あらすじ>
時は江戸中期、算学の才能に恵まれた最上徳内は、師の計らいで蝦夷地見分隊に随行する。そこで徳内が目にしたのは厳しくも美しい北の大地と、和人とは異なる文化の中で逞しく生きるアイヌの姿だった。少年フルウらとの出会いを通して、いつしか徳内の胸にはアイヌへの尊敬と友愛が生まれていくが……。
松前藩との確執、幕府の思惑、自然の脅威など、様々な困難にぶつかりながらも、北の大地へと向かった男を描いた著者渾身の長編小説!
2022年の単行本の文庫版です。
2.『よろずを引くもの』(2024/12/18発売)
短編集
東京創元社
<あらすじ>
高校生の望と祖母のお蔦さんが暮らす神楽坂では、近頃万引きが多発しているという。商店街全体で警戒していた矢先、逃げる犯人に突き飛ばされ和菓子店の主人が怪我をしてしまう。正義感に駆られる望は、友人と万引き犯を捕まえようと思い立つのだが……。
商店街で起きた騒動を描いた表題作の他、全七編を収録。粋と人情、そして美味しい手料理が味わえる大好評シリーズ第四弾!
2022年の単行本の文庫版です。
3.『首取物語』(2024/10/11発売)
徳間書店
<あらすじ>
少年は、空腹に耐えかねて、目の前にいる男の握り飯を奪った。その行為を何度も繰り返していることに気づいたとき、首だけの男に出会う。男は少年と同じく過去の記憶を無くしていた。侍だったということ以外は。二人は様々な国へ飛ばされ、少しずつ記憶を取り戻していく。彼らはなぜ、記憶を無くてしまったのか? 男はなぜ、首だけの姿になってしまっているのか?
第164回直木三十五賞を受賞した著者が、『千年鬼』に続き贈る和風ファンタジー。
2022年の単行本の文庫版です。
4.『婿どの相逢席』(2024/6/6発売)
幻冬舎
<あらすじ>
小さな楊枝屋の四男坊・鈴之助は、大店の仕出屋『逢見屋』の跡取り娘・お千瀬と恋仲になり、晴れて婿入り。だが祝言の翌日、大女将から思いもよらない話を聞かされる……。与えられた境遇を受け入れ、陰に陽に家業を支える鈴之助。〝婿どの〟の秘めた矜持とひたむきな家族愛は、やがて逢見屋に奇跡を呼び起こす。
2021年の単行本の文庫版です。
5.『心淋し川』(2023/9/20発売)
短編集
集英社
<あらすじ>
「誰の心にも淀みはある。でも、それが、人ってもんでね」江戸、千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、そこには「心淋し川(うらさびしがわ)」と呼ばれる小さく淀んだ川が流れていた。川のどん詰まりには古びた長屋が建ち並び、そこに暮らす人々もまた、人生という川の流れに行き詰まり、もがいていた。
青物卸の大隅屋六兵衛は、一つの長屋に不美人な妾を四人も囲っている。その一人、一番年嵩で先行きに不安を覚えていたおりきは、六兵衛が持ち込んだ張形をながめているうち、悪戯心から小刀で仏像を彫りだして……(「閨仏」)。
裏長屋で飯屋を営む与吾蔵は、仕入れ帰りに立ち寄る根津権現で、小さな唄声を聞く。かつて、荒れた日々を過ごしていた与吾蔵が手酷く捨ててしまった女がよく口にしていた、珍しい唄だった。唄声の主は小さな女の子供。思わず声をかけた与吾蔵だったが――(「はじめましょ」)ほか全六話。
生きる喜びと生きる哀しみが織りなす、著者渾身の時代小説。
2020年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記』(2025/3/5発売)
- 『牧谿の猿 善人長屋』(2024/12/16発売)
- 『バタン島漂流記』(2024/6/26発売)
- 『姥玉みっつ』(2024/3/5発売)
- 『隠居おてだま』(2023/5/31発売)
■文庫本新刊
- 『六つの村を越えて髭をなびかせる者』(2025/3/11発売)
- 『よろずを引くもの』(2024/12/18発売)
- 『首取物語』(2024/10/11発売)
- 『婿どの相逢席』(2024/6/6発売)
- 『心淋し川』(2023/9/20発売)
コンスタントに作品を発表している西條奈加さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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