2009年、『パチプロ・コード』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞の優秀賞を受賞してデビューした伽古屋圭市(かこや・けいいち)さん。
そんな伽古屋圭市さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
※単行本は過去5年以内を中心に掲載しています
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
伽古屋圭市の単行本新刊情報
1.『散り行く花』(2017/8/23発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
止むに止まれぬ動機から女性たちが犯した犯罪。彼女たちの前に現れたのは、美人画で有名な人気絵師だった。「その美を僕の手で永遠に残してみたい」とモデルを頼む一方、幾重にも隠したはずの罪にも巧みに迫っていく。思いもよらない一点から論理的に真相が導き出される鮮やかさ。
「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞作家がついに書きえた新たな傑作!
こちらが単行本の最新刊になります。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
伽古屋圭市の文庫本新刊情報
1.『猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き』(2024/9/24発売)
文庫最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
満開の桜の中、古びた下宿屋「猫目荘」にやって来た結芽の心は重い。念願の漫画家になったものの、ヒット作を出せず、筆を折ろうと決意したのだ。未来が見えなくても、ここのまかないごはんは美味しい。牛肉とゴボウの和風炒め、タリアテッレに絡むボロネーゼ、イワシのオーブン焼き。大家の伊緒のドジっぷりも楽しく、毎日住人たちで囲む食卓はにぎやかだ。そんな中、思いがけない話が舞い込んできた――。
自分を信じたいすべての人に贈る、美味しくて勇気の出る物語。
2.『クロワッサン学習塾 謎解きはベーカリーで』(2024/5/8発売)
文藝春秋
<あらすじ>
毎週水曜日、パン屋「クロハ・ベーカリー」の定休日にあわせて、黒羽三吾がひらく小学生の無料塾。母に連れられてやってきた頼人は、歴史の知識はずば抜けているが、ほかの教科には意欲をもてないという。
一方、学習障害が明らかになった隆之介親子は、話し合いの末に、ある決断に至る。三吾の息子の真吾は、親友の隆之介のために何かしたい、と普段は離れて暮らす母親に相談して……。
元教員の三吾と子ども達が、「学ぶこと」に向きあいながら成長する、あたたかな物語。
2024年春の中学入試にて、複数の有名国立・私立中の国語で出題された注目作の第2弾!
3.『猫目荘のまかないごはん』(2023/9/22発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
古い建物だが、格安の家賃が魅力の下宿屋「猫目荘」。再就職も婚活も上手くいかず焦る伊緒は、一番の新入りだ。食事は一緒、風呂も共同、住民は個性派揃いで戸惑うことばかり。だが、2人の男性大家が作るまかないは、クリームシチューや豚キムチ、温奴など、なじみの料理に旬の食材とアレンジを加え、目もお腹も幸せにしてくれる。
そんな中、伊緒に思わぬ転機が――自分らしく生きたいと願うすべての人に贈る、美味しくて心温まる物語!
4.『クロワッサン学習塾』(2023/6/7発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
教員をやめ、小学4年生の息子とふたり、東京から地元に戻った黒羽三吾は、父が営むパン屋で働きはじめる。店で起きた万引き騒動をきっかけに、ある少女と話をした三吾は、彼女が学校の宿題で少し困っていることを知る。かつての教え子の姿が心に浮かぶ三吾。勉強を見てあげようか、と提案するのだが……。
さらに、息子の親友になった少年は、自分も気づいていない、ある困難を抱えていた。
教員時代の後悔を胸に、人生の岐路に立つ三吾と、学校や家で、ちょっと困ったことがあるのに、言葉にできない子どもたちが、「学ぶこと」の意味を探しながら成長する、あたたかな物語。
5.『かすがい食堂 夢のゆくさき』(2023/4/6発売)
短編集
小学館
<あらすじ>
この食堂のお節介は温かくておいしい!映像業界を離れた春日井楓子が、祖母から駄菓子屋かすがいを引き継ぎ、その店の奥で子ども食堂を始めて約2年が経った。事情を抱える子どもを対象に、1回200円で週に2回。買い物も調理も一緒に行い、みんなで食卓を囲む一風変わった子ども食堂だ。
ある日、なじみの商店街の店員から、毎日家の料理を作っているという少女の話を聞いた。「感心な子」だと言う。ヤングケアラーを疑った楓子が本人に尋ねると、怪我を負った母親の世話と家の家事を一人でしていると答えた。楓子は子ども食堂に来ないかと誘うが、けんもほろろに断られてしまう。〈第一話 少女とつなぎとハンバーグ〉
料理系の人気ユーチューバー・ナツミが見せた本音とは。〈第二話 はじけるにんじんしりしり〉
かすがい食堂の食卓に安楽椅子探偵が現れる!?〈第三話 食卓推理「黄泉がえる母親」〉
自分を犠牲にして家事に専念する女子高生・三千香とその弟・璃久に、お節介気質の楓子の思いは届くのか。〈第四話 夢のゆくさき、絆のかたち〉
社会を繋ぐ下町の子ども食堂物語、人気シリーズ最新刊。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『散り行く花』(2017/8/23発売)
■文庫本新刊
- 『猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き』(2024/9/24発売)
- 『クロワッサン学習塾 謎解きはベーカリーで』(2024/5/8発売)
- 『猫目荘のまかないごはん』(2023/9/22発売)
- 『クロワッサン学習塾』(2023/6/7発売)
- 『かすがい食堂 夢のゆくさき』(2023/4/6発売)
以上になります。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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