2014年、第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して『いなくなった私へ』でデビューした辻堂ゆめ(つじどう・ゆめ)さん。
そんな辻堂ゆめさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
辻堂ゆめの新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
- 『ダブルマザー』(2024/9/19発売)
- 『二人目の私が夜歩く』(2024/4/22発売)
- 『山ぎは少し明かりて』(2023/11/15発売)
- 『サクラサク、サクラチル』(2023/7/26発売)
- 『答えは市役所3階に 2020心の相談室』(2023/1/25発売)
■文庫本新刊
- 『君といた日の続き』(2025/7/29発売)
- 『二重らせんのスイッチ』(2025/6/12発売)
- 『あの日の交換日記』(2024/3/19発売)
- 『十の輪をくぐる』(2023/12/6発売)
- 『卒業タイムリミット』(2022/3/10発売)
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それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
辻堂ゆめの単行本新刊情報
1.『ダブルマザー』(2024/9/19発売)
最新刊
幻冬舎
<あらすじ>
うだるような真夏日、ひとりの女性が駅のホームに飛び込んだ。そこに、なぜか母親を名乗る二人の女性が現れる。性格も家庭環境も全く異なる二人の共通点はただひとつ。娘のことを何も知らない。死んだのは自分の娘なのか。なぜ、死んだのか。違うなら自分の娘はどこにいるのか。
二人の母親は、娘たちの軌跡を辿り始める。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『二人目の私が夜歩く』(2024/4/22発売)
中央公論新社
<あらすじ>
昼と夜で、一つの身体を共有する茜と咲子。しかし「昼」が終わりを告げたとき、予想だにしなかった「夜」の真相が明かされる――。
3.『山ぎは少し明かりて』(2023/11/15発売)
小学館
<あらすじ>
瑞ノ瀬村に暮らす佳代、千代、三代の三姉妹は、美しい自然の中をかけまわり元気に暮らしていた。大切な人が戦地から帰ってくる日も、村中から祝われながら結婚式を挙げた日も、家で子を産んだ日も、豊かな自然を讃えた山々の景色が、佳代たちを包み込み、見守ってくれていた。あるときそんな瑞ノ瀬村に、ダム建設計画の話が浮上する。佳代たちの愛する村が、湖の底に沈んでしまうという。佳代は夫の孝光とともに懸命に反対運動に励むが──。
定年退職まで営業部で忙しく働く佳代の娘・雅枝と、海外留学先であるイタリアで「適応障害」になり、1ヶ月と少しで実家に帰ってきてしまった孫・都。湖の底に沈んだ瑞ノ瀬への想いはそれぞれにまったく異なっていた。
大藪春彦賞受賞、吉川英治文学新人賞ノミネートなど、いま最注目の若手作家・辻堂ゆめの最新刊! 都市開発や自然災害で、瞬く間に変わりゆく日本の古き良き故郷(ふるさと)の姿。私たちが得たものと失ったものは、一体何なのか。
若き作家が三世代の親子の目を通じ、変わりゆく日本の「故郷」を壮大なスケールで描いた感動作。
4.『サクラサク、サクラチル』(2023/7/26発売)
双葉社
<あらすじ>
「絶対に東大合格しなきゃ許さない」――両親の熱烈な期待に応えるため、高校三年生の高志は勉強漬けの日々を送っていた。そんなある日、クラスメートの星という少女から、自身をとりまく異常な教育環境を「虐待」だと指摘される。
そんな星もまた、自身が親からネグレクトを受けていることを打ち明ける。心を共鳴させあう二人はやがて、自分達を追い詰めた親への〈復讐計画〉を始動させることに――。
教室で浮いていた彼女と、埋もれていた僕の運命が、大学受験を前に交差する。驚愕の結末と切なさが待ち受ける極上の青春ミステリー。
5.『答えは市役所3階に 2020心の相談室』(2023/1/25発売)
光文社
<あらすじ>
コロナ禍がもたらした、幾つもの「こんなはずじゃなかった」。市役所に開設された「2020こころの相談室」に持ち込まれるのは、切実な悩みと誰かに気づいてもらいたい想い、そして、誰にも知られたくない秘密。あなたなりの答えを見つけられるよう、二人のカウンセラーが推理します。
最注目の気鋭がストレスフルな現代に贈る、あたたかなミステリー。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
辻堂ゆめの文庫本新刊情報
1.『君といた日の続き』(2025/7/29発売)
文庫最新刊
新潮社
<あらすじ>
長い雨の切れ間に、女の子を拾った。少女はずぶ濡れで、記憶を失っていた。「ここ、どこ?」ちぃ子と名乗るその少女はどうやら1980年代からタイムスリップしてきたらしい。ちぃ子はなぜ僕の前に現れたのか、はたして元の時代に戻れるのか、そして封印された記憶に隠された真相とは――。
娘を亡くした父親と、両親のいない少女の、コロナ禍での奇妙な「夏休み」がはじまる――。
すべての伏線がつながったとき、時空を超えた愛の物語が浮かび上がる、号泣必至のミステリー。
2022年の単行本の文庫版です。
2.『二重らせんのスイッチ』(2025/6/12発売)
祥伝社
<あらすじ>
大手システム開発会社で働く青年、桐谷雅樹は、ある日突然、強盗殺人事件の犯人として逮捕される。証拠となる防犯カメラ映像に映っていたのは、紛れもなく自分自身の姿だった。さらに、犯行現場から検出されたDNA型までもが一致し、雅樹は自らの記憶や精神を疑いはじめる。
やはり俺が犯人なのか――事件の裏に隠された衝撃の真実とは? ノンストップ冤罪ミステリー。
2022年の単行本の文庫版です。
3.『あの日の交換日記』(2024/3/19発売)
中央公論新社
<あらすじ>
先生、聞いて。私は人殺しになります。お願いだから、じゃましないでね?「教師と児童」わたしだって本当の気持ちを書くからね。ずっと前から、ムカついてた。「姉と妹」
嘘、殺人予告、そしてとある告白……。
大切な人のために綴られた七冊の交換日記。そこに秘められた、驚きの真実と感動とは?
――この緻密な仕掛けを、是非読み解いてください。
2020年の単行本の文庫化作品です。
4.『十の輪をくぐる』(2023/12/6発売)
小学館
<あらすじ>
スミダスポーツで働く泰介は、認知症を患う八十歳の母・万津子を自宅で介護しながら、妻と、バレーボール部でエースとして活躍する高校二年生の娘とともに暮らしている。あるとき、万津子がテレビのオリンピック特集を見て「私は……東洋の魔女」「泰介には、秘密」と呟いた。泰介は、九州から東京へ出てきた母の過去を何も知らないことに気づく。
五十一年前。紡績工場で女工として働いていた万津子は、十九歳で三井鉱山の職員と結婚。夫の暴力と子育ての難しさに悩んでいたが、幼い息子が起こしたある事件をきっかけに、家や近隣での居場所を失う。そんな彼女が、故郷を捨て、上京したのはなぜだったのか。泰介は万津子の部屋で見つけた新聞記事を頼りに、母の「秘密」を探り始める。それは同時に、泰介が日頃感じている「生きづらさ」にもつながっていて──。
一九六四年と二〇二〇年、二つの東京五輪の時代を生きる親子の姿を三代にわたって描いた感動作。いま最も注目を集める若手作家・辻堂ゆめによる圧巻の大河小説!!
2020年の単行本の文庫化作品です。
5.『卒業タイムリミット』(2022/3/10発売)
双葉社
<あらすじ>
高校で人気の女性教師が誘拐され、72 時間後に始末するとネット動画で予告された。3年生の黒川のもとに「誘拐の謎を解け」と挑戦状が届く。仲間になったのは、体育会系男子、学年一の美女、幼馴染みの優等生。事件の背後には、思いがけない真相が――。
2018年の単行本の文庫化作品です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ダブルマザー』(2024/9/19発売)
- 『二人目の私が夜歩く』(2024/4/22発売)
- 『山ぎは少し明かりて』(2023/11/15発売)
- 『サクラサク、サクラチル』(2023/7/26発売)
- 『答えは市役所3階に 2020心の相談室』(2023/1/25発売)
■文庫本新刊
- 『君といた日の続き』(2025/7/29発売)
- 『二重らせんのスイッチ』(2025/6/12発売)
- 『あの日の交換日記』(2024/3/19発売)
- 『十の輪をくぐる』(2023/12/6発売)
- 『卒業タイムリミット』(2022/3/10発売)
次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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