2008年に『私の結婚に関する予言38』で第3回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞した吉川英梨さん。
現在は「原麻希(ハラマキ)シリーズ」等の警察小説を中心としたミステリー作品を多く発表しています。
そんな吉川英梨さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
吉川英梨の単行本新刊情報
1.『新宿特別区警察署 Lの捜査官』(2020/11/27発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
歌舞伎町、新宿二丁目、三丁目を管轄する「新宿特別区警察署」。その担当区域の地図上の形から、「新宿L署」と呼ばれている。その「L署」に本日着任の新井琴音警部は、小3の息子のインフルエンザで初出勤すら危ぶまれていた。夫の敦は警視庁本部捜査一課の刑事だが、琴音のほうが階級は上で、夫婦仲はぎくしゃくしている。
大幅に遅刻しつつも琴音がなんとかL署に到着した途端、個性的な服装の女性部下・堂原六花巡査部長から管内で殺人事件が発生と聞く。歌舞伎町のホテルで全裸の中年女性の遺体が発見され、その女性の息子がノコギリを持ち逃走中というのだ。
琴音は、レズビアンであることをカミングアウトしている六花から、L署が管轄するこの独特な界隈の歴史や情報を聞き、捜査に入る。その夜、二丁目のショーパブで六花に会った敦だが、上階のイベントスペースで無差別殺傷事件が発生。犯人はその場で自殺したが……。
母であり妻であり警察署幹部である琴音と、レズビアンの異色捜査官として男性中心組織の中で闊歩する六花。L署の他の面々と共に、事件解決に向けて奮闘する!
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『海蝶』(2020/9/3発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
女性初の潜水士「海蝶」として注目を集める横浜海上保安部所属・忍海愛。兄の仁は特殊救難隊潜水士、父の正義も優秀な海保潜水士で血統は折り紙付きだ。しかし、愛は海保期待の星ではあるものの、現場には気を使わせるお荷物。
母を東日本大震災の津波で失った愛は、覚悟して海に対峙する。そこに、待ち受けていたのはとんでもない難事件だった。
3.『ブラッド・ロンダリング』(2020/3/26発売)
河出書房新社
<あらすじ>
過去を消し去り、自らの出自を作りかえる―。警視庁刑事部捜査一課に新人刑事が配属されたその日、駐車場の車に真っ逆さまに突き刺さった死体が発見される。
事件を追う女刑事は、やがて一つの集落を消滅させた凄惨な大火事に辿り着く。加害者家族が背負った過酷な運命。
そして、不可解な行動を続ける新人刑事の過去とは…。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
吉川英梨の文庫本新刊情報
1.『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 イエロー・エンペラー』(2021/2/4発売)
文庫最新刊
宝島社
<あらすじ>
YouTubeの催眠ショーの生配信中に、殺人事件が発生――!?警視庁捜査一課八係に所属する原麻希は、上司である広田達也のもと、連続アポ電強殺事件の首謀者である極右組織の陰謀について捜査を進めていた。
ある日、自宅で娘の菜月と共にYouTubeの催眠ショーの生配信映像を見ていた麻希は、催眠にかかった人物が別の人物に金づちを振り下ろすシーンを目撃する。
配信現場を突き止めるため、慌てて警視庁へと駆けつけるが……。
2.『月下蝋人 新東京水上警察』(2020/12/15発売)
講談社
<あらすじ>
東京湾に突き出す巨大なガントリークレーンから吊り下げられた蝋人形(ろうにんぎょう)。その中から男性の刺殺体が発見された。胸元に残された「996」という数字、蝋人形の異様な製法……数々の不可解なヒントから真相に迫る五港臨時署強行犯係。
だが捜査に集中すべき時、班長・碇拓真の心をかき乱す大問題が発生し……。
3.『十三階の神』(2020/9/4発売)
双葉社
<あらすじ>
警察庁公安秘密組織「十三階」。女スパイ・黒江律子の新たな任務が始まる。かつて地下鉄テロを起こした新興宗教「カイラス蓮昇会」。その教祖の死刑執行が迫り、十三階は揺れていた。
そんなとき、母親がカイラスの分派団体に入信してしまい、律子は単独捜査に乗り出すことに。衝撃のラストが受ける究極のスパイサスペンス。
超人気シリーズ第二弾!
2018年刊行作品の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『新宿特別区警察署 Lの捜査官』
(2020/11/27発売) - 『海蝶』
(2020/9/3発売) - 『ブラッド・ロンダリング』
(2020/3/26発売)
■文庫本新刊
- 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 イエロー・エンペラー』
(2021/2/4発売) - 『月下蝋人 新東京水上警察』
(2020/12/15発売) - 『十三階の神』
(2020/9/4発売)
コンスタントに作品を発表し続けている吉川英梨さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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