2008年に『私の結婚に関する予言38』で第3回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞した吉川英梨さん。
現在は「原麻希(ハラマキ)シリーズ」等の警察小説を中心としたミステリー作品を多く発表しています。
そんな吉川英梨さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
吉川英梨の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
- 『菊の慟哭』(2025/9/18発売)
- 『トヨタの子』(2024/6/13発売)
- 『桜の血族』(2023/8/18発売)
- 『虚心』(2023/3/29発売)
- 『感染捜査 黄血島決戦』(2022/11/24発売)
■文庫本新刊
- 『海蝶 鎮魂のダイブ』(2025/9/12発売)
- 『桜の血族』(2025/8/6発売)
- 『新人女警』(2025/7/7発売)
- 『虚心 埼玉県警捜査一課 奈良健市』(2025/4/10発売)
- 『感染捜査 黄血島決戦』(2024/12/11発売)
※リンク先はAmazonです
それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
吉川英梨の単行本新刊情報
1.『菊の慟哭』(2025/9/18発売)
最新刊
双葉社
<あらすじ>
六本木交差点の銅像に人間の顔面の皮が張りつけられている――それは本家吉竹組による関東吉竹組への宣戦布告だった。東西ヤクザの分裂抗争が激化して死者が増えるなか、警視庁組織犯罪対策部暴力団対策課の桜庭誓巡査部長は行方不明となった片腕のヒットマン・向島春刀を追っていた。
桜庭の実の父親である向島はなぜ娘を養子に出したのか? なぜ、片腕を失ったのか? その壮絶な過去が、いま明らかになる。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『トヨタの子』(2024/6/13発売)
講談社
<あらすじ>
豊田家御曹司・章男少年は曾祖父・佐吉の顕彰祭へ家族と来ていた。いたずら坊主の章男は裏山から転び落ちた拍子に車にはねられてしまう。一方は明治時代、佐吉の息子・喜一郎は「自動車」に乗ってきたというアキオと名乗る不思議な子供と、しばしの友情を育む。
そして時代が進むたび喜一郎の前に不思議な人が次々と現れる……彼らはいったい何を伝えに来たのか?
3.『桜の血族』(2023/8/18発売)
双葉社
<あらすじ>
警視庁暴力団対策課の刑事の妻であり、娘でもある仲野誓はある日、同じ課で働く夫の賢治が銃撃されてしまう。誓は犯人を逮捕するため、「警視庁初の女マル暴刑事」である薮哲子とコンビを組む。復帰早々に日本最大の暴力団・吉竹組の元組員の会社宅で爆破事件が発生。この事件は本家と関東に分裂した吉竹組の抗争、そして賢治銃撃事件とも複雑に絡んでいるのか。
マル暴刑事の執念と複雑化する暴力団組織の闇、血飛沫舞うヤクザの生き様から目を離せない。警察小説のヒットメ―カーが描く、規格外のマル暴女刑事!
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『虚心』(2023/3/29発売)
幻冬舎
<あらすじ>
少ない降水量にもかかわらず、雨により埼玉県の黒部山で土砂崩れが発生した。一人が行方不明になるなか、瓦礫からは不法投棄された産業廃棄物が大量に発見される。県警は事故ではなく事件と判断、捜査一課の奈良健市も捜査に加わる。捜査本部は崩落発生地の所有者特定に着手。すると、意外な人物の名があがった。
それは迷宮入りさせてしまった十六年前の殺人事件で、奈良が犯人だと確信し、逮捕直前まで迫った因縁の相手なのだが……。
5.『感染捜査 黄血島決戦』(2022/11/24発売)
光文社
<あらすじ>
人とゾンビ化する悪夢のウイルス・HSCC。ウイルスを誕生させた罪を背負う女性刑事と海上保安官は、絶海の孤島で再びゾンビと対峙する。引き裂かれた父娘の再会は、悲劇の終わりか始まりか――ノンストップアクション第2弾!
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
吉川英梨の文庫本新刊情報
1.『海蝶 鎮魂のダイブ』(2025/9/12発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
忍海愛(おしみ・あい)は海上保安庁はじめての女性潜水士で”海蝶”と呼ばれる。東日本大震災で母親を失った愛だったが、津波から愛を救った元海上保安官の佐﨑(ささき)と再会し、心を通わせる。互いの気持ちを確かめるべく乗ったフェリー内で有毒ガスが発生、船長が行方不明という緊急事態に。687名の乗客乗員の命は愛に託された!
10月7日スタートのフジテレビ連続ドラマ「新東京水上警察」の原作者のもうひとつの
代表作「海蝶」シリーズ。「過酷な任務の思いが蘇る」と特殊救難隊隊長推薦。
2022年の刊行作品の文庫版です。
2.『桜の血族』(2025/8/6発売)
双葉社
<あらすじ>
警視庁組織犯罪対策部暴力団対策課の桜庭誓は父も夫もマル暴刑事。遺伝子レベルでヤクザを理解する特殊な刑事だった。結婚後は退職して専業主婦をしていたが、夫の賢治がヤクザに銃撃されてしまい、犯人逮捕のために現場復帰する。そんな中、日本最大の暴力団吉竹組の元組員宅で爆破事件が発生。ベトナムマフィアの仕業かと思いきや、事件は本家と関東に分裂した吉竹組の抗争が絡んでいた。誓は自分に思いを寄せる片腕の武闘派組長・向島春刀とともに、血塗れの抗争を防ぐ。
2023年の刊行作品の文庫版です。
3.『新人女警』(2025/7/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
新人女性警官の宮武エミは、11年前、親友が巻き込まれた一家惨殺事件の唯一の目撃者だった。東京・八王子警察署の交番勤務となったエミは、爆発だと騒ぎになった「蚕」を見てかつての事件の記憶が蘇り……。エミの捜査で迷宮入りだった事件が動き出す!
2023年の刊行作品の文庫版です。
4.『虚心 埼玉県警捜査一課 奈良健市』(2025/4/10発売)
幻冬舎
<あらすじ>
埼玉で起きた土砂崩れ。一人が行方不明になり、瓦礫からは大量の不法投棄物が見つかった。県警は事故ではなく事件と判断。捜査一課の奈良が崩れた土地を調べると、思いもよらぬ名が出てくる。それは迷宮入りした殺人事件で犯人と確信して、逮捕直前まで迫った男だった……。
遺族と向き合い、緻密な捜査の末に奈良が辿りついた、意外な真実とは。
2023年の刊行作品の文庫版です。
5.『感染捜査 黄血島決戦』(2024/12/11発売)
光文社
<あらすじ>
悪夢はまだ終わらない――。人をゾンビ化するウイルス・HSCC殲滅のため、豪華客船クイーン・マム号が太平洋上の孤島・黄血島近海に感染者ごと沈められてから約1年半。船内調査で1体の灰人(ゾンビ)がいまだに生息していることが判明。
警視庁刑事部の巡査長・天城由羽は、共に船を沈めた海上保安庁・SST(特殊警備隊)の来栖光と極秘のサルベージ・プロジェクトに参加。再びウイルスと相まみえる。現場で由羽は長年交流を断ってきた潜水士の父親と再会し――。
極限状態が残酷なまでに人々を験す! 慟哭のパンデミック・サスペンス、再始動!
2022年の刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『菊の慟哭』(2025/9/18発売)
- 『トヨタの子』(2024/6/13発売)
- 『桜の血族』(2023/8/18発売)
- 『虚心』(2023/3/29発売)
- 『感染捜査 黄血島決戦』(2022/11/24発売)
■文庫本新刊
- 『海蝶 鎮魂のダイブ』(2025/9/12発売)
- 『桜の血族』(2025/8/6発売)
- 『新人女警』(2025/7/7発売)
- 『虚心 埼玉県警捜査一課 奈良健市』(2025/4/10発売)
- 『感染捜査 黄血島決戦』(2024/12/11発売)
コンスタントに作品を発表し続けている吉川英梨さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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