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吉川英梨さんの「原麻希シリーズ(ハラマキシリーズ)」は、2人の子を持つ警察官である原麻希が女性秘匿捜査官として活躍する、人気のミステリー小説。
そんな吉川英梨さんの「原麻希シリーズ(ハラマキシリーズ)」の読む順番を紹介いたします!
吉川英梨「原麻希シリーズ(ハラマキシリーズ)」読む順番
現在11作が宝島社から刊行。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。
1.『アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希』(2011年)
<あらすじ>
警視庁鑑識課に勤める原麻希は、ある日、子供を預かったという誘拐犯からの電話を受ける。犯人の指示のもと、箱根の芦ノ湖畔へと向かった麻希だが、そこには同じく息子を誘拐されたかつての上司、戸倉加奈子の姿があった。
殺人現場に届く「アゲハ」からのメッセージの意味は? 誘拐は、麻希と加奈子の運命を変えた八年前の事件が関係しているのか——?
女性秘匿捜査官・原麻希が社会の闇に挑む、長編警察ミステリー。
こちらが第1作目。
息子を誘拐された事件を追う原麻希。そして「アゲハ」からのメッセージ。謎が謎を呼ぶ展開は、文字通りページを繰る手が止まりません。
2.『スワン 女性秘匿捜査官・原麻希』(2011年)
<あらすじ>
背望会テロ事件から一年。警視庁鑑識課・原麻希のもとに、公安部の広田達也から「背望会リクルーターの指紋が見つかった」という連絡が入る。捜査のため奈良県に向かったふたりのもとに、新たな事件の一報が。奈良県知事選候補者が誘拐され、身代金の運び屋には麻希が指名されたというのだ。またもや背望会の仕業なのか、それとも――!?
大阪府警vs.警視庁の熾烈な捜査バトルが繰り広げられる、人気長編警察小説シリーズ第2弾。
2作目は知事候補者が誘拐されるという手に汗握る展開です。
3.『マリア 女性秘匿捜査官・原麻希』(2012年)
<あらすじ>
ハラマキ、年下男に惑わされる!?自宅謹慎中の原麻希が、ひょんなことから知り合った熱血警官・原田。10も年下の彼に頼み込まれ、とある女性の不審死を調べるうちに、想像もつかなかった新事実が発覚します。
次々と起こる事件の鍵を握るのはなんと、女子高生チアリーダーたち! ついに宿敵リクルーターの素性が明らかに!?
4.『エリカ 女性秘匿捜査官・原麻希』(2013年)
<あらすじ>
至上最凶の犯罪脚本家、通称“背望会リクルーター”を逮捕するという使命を受けた警視庁捜査一課所属刑事・原麻希。彼女の元に、河川敷でリクルーターの自殺体があがったとの連絡が入る。
他殺を疑い、捜査を進める麻希だが、テロ集団背望会のフォロワーを名乗る「続・背望会」から、囚われのテロリスト・アゲハの釈放を要求する脅迫メールが届き……。
5.『ルビイ 女性秘匿捜査官・原麻希』(2013年)
<あらすじ>
警視庁・捜査一課勤務の原麻希は、娘の菜月が史上最凶の犯罪脚本家である背望会リクルーターの娘と交流を持っているのではないかという疑いを持つ。さっそくリクルーターの娘が通う私立東山小学校に向かった麻希は、平日にもかかわらず、校内に誰もいないことに気付く。忽然と姿を消した全校児童たちの行方は――!?
そして、パレスチナに逃亡したはずのリクルーターがじつは国内にいることが判明し――。
女性秘匿捜査官・原麻希がシリーズ最大の難事件に挑む、警察小説シリーズ、堂々の完結編!
5作目でいったんの完結を経ます。
6作目からは『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希』として新たなステージに突入していきます。
6.『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希』(2014年)
<あらすじ>
一家四人惨殺事件に仕掛けられた、ミスリーディングに気付けるか! ?初動捜査で浮かんだのは、殺されたアイドルタレントのストーカーをしていた男だった――。
「女性犯罪」捜査班に異動となった原麻希が、新たな難事件に挑む!
奥多摩の陶芸家宅で起きた、一家惨殺事件。殺されたのは十六代目繁田庄三衛門とその妻・恵美、そして双子の娘・瑠衣と芽衣だった。
瑠衣は人気アイドルグループの一員で、瑠衣のストーカーによる犯行、瑠衣をねたんだ芽衣による犯行、江戸時代から続く由緒ある陶芸窯の跡取りの座を巡っての犯行と、犯人が絞り切れないまま捜査は進む。
そんななか、麻希は捜査の進行状況が、真犯人によって仕組まれた方向へと進んでいることに気づき……。
真犯人によるミスリーディングに翻弄される女性犯罪捜査班。かつてないタイプの知能犯と麻希の駆け引きも見どころの、ハラマキシリーズ最新作。
6作目~10作目は「女性犯罪」捜査班に異動となった原麻希の活躍が描かれます。
7.『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 5グラムの殺意』(2015年)
<あらすじ>
六本木の違法クラブで女子中学生が惨殺される事件が起きる。女性が絡む事件を優先的に捜査する「女性犯罪捜査班」の面々はさっそく現場へと赴くが、肝心の原麻希は休暇中で連絡がつかず、妊娠八カ月の圭子を捜査へと駆り出すことに。
そのころ、同じたまがわ市に住む女子中学生が2人死亡していることが判明、麻希の娘の菜月はいち早くそれが連続殺人事件であることに気づくが――。
8.『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 通報者』(2016年)
<あらすじ>
警視庁管轄内にて、野原という税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。そのころ、「女性犯罪」捜査班の面々は高尾山近くのオーベルージュにて親睦の会食をしていた。そこへ、身代金を持った野原が犯人の指示でスーパーあずさへ乗り込んだという連絡が入り、「女性犯罪」捜査班の麻希と夢美は慌ててオーベルージュを飛び出すが、警察が介入していることがばれて取引は中止に。
その後、多摩川流域にて女性と子どもの遺体が発見されるが、なぜか同じ多摩川流域で“第3の遺体”も発見され――。
天才捜査官・原麻希が、犯人の“見えない”難事件に挑む、人気シリーズ第8弾。
9.『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 氷血』(2017年)
<あらすじ>
北海道・旭川に帰省していた原麻希一家は、観光に寄った札幌で、偶然、氷漬けとなった女性の遺体を発見する。女性は以前、東京に住んでいた際に、警視庁「女性犯罪」捜査班にストーカー相談に訪れていたことがわかった。ストーカー殺人を疑う警視庁と北海道警。
捜査を開始した麻希は、警察官を志したきっかけとなった北海道警・生活安全部の瀧正義警部と再会するも、その姿は変わり果てていて……。
天才捜査官・原麻希の切ない過去が初めて描かれる、人気シリーズ最新作!
10.『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還』(2018年)
<あらすじ>
同時に起こった女性の死体遺棄事件と警察官子女誘拐事件。これは、八年前の悲劇の再来なのか――?長女の授業参観に参加していた警視庁捜査一課の広田達也は、下北沢で女性の死体が見つかったという連絡を受け、急きょ現場へと直行する。
駅から徒歩五分の事件現場は、以前、広田と麻希が巻き込まれた殺人事件の現場と同じ場所だった。そこへ、広田の娘が誘拐される事態が発生する。
はたしてこれは、八年前に麻希を苦しませたアゲハ事件の再来なのか――!?
伝説の犯罪者、アゲハの復活を予感させる、人気シリーズ最新巻。
10作目で「女性犯罪」捜査班シリーズは完結。
11作目からは「捜査一課八係」として活躍します。
11.『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 レッド・イカロス』(2019)
<あらすじ>
女性班から捜査一課八係に異動となった麻希のもとに、法務大臣からの捜査依頼が届く。内容は、法務省が行っている治安調査において、ある住宅街で老人の不審な孤独死が続いていることが発覚したというものだった。
新たに捜査一課に配属となった平成生まれの“スマホ刑事”とともに、麻希は不可思議な連続孤独死事件の捜査に挑むが、その裏には老人を狙ったオレオレ詐欺事件、さらには巨大な陰謀が隠されていた――。
11作目は「捜査一課八係」として新たなステージに進んだ原麻希。
12.『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 イエロー・エンペラー』(2021)
<あらすじ>
YouTubeの催眠ショーの生配信中に、殺人事件が発生――!?警視庁捜査一課八係に所属する原麻希は、上司である広田達也のもと、連続アポ電強殺事件の首謀者である極右組織の陰謀について捜査を進めていた。
ある日、自宅で娘の菜月と共にYouTubeの催眠ショーの生配信映像を見ていた麻希は、催眠にかかった人物が別の人物に金づちを振り下ろすシーンを目撃する。
配信現場を突き止めるため、慌てて警視庁へと駆けつけるが……。
12作目は新シリーズとしては2作目。
YouTubeの配信で殺人事件が起きます。果たして真相は……。
12.『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム』(2023年)
<あらすじ>
左派の論客のSNSに、「活動を停止しなければフォロワーを殺す」という脅迫が届く。相談を受けた警視庁捜査一課の原麻希は、よくあるSNSのいたずらと受け流すが、実際にフォロワー3人が全裸遺体で発見される事件が発生する。
事件を追う麻希だったが、捜査は思いも寄らない方向へと進み、麻希の新たな相棒・相原寛太郎の身にも危険が迫る――。
13作目は新シリーズとしては3作目。
SNSがらみでの殺人事件。真相は……。
今後の展開も楽しみですね。
まとめ
それではおさらいします。
- 『アゲハ』
(2011) - 『スワン』
(2011) - 『マリア』
(2012) - 『エリカ』
(2013) - 『ルビイ』
(2013) - 『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希』
(2014) - 『5グラムの殺意』
(2015) - 『通報者』
(2016) - 『氷血』
(2017) - 『蝶の帰還』
(2018) - 『レッド・イカロス』
(2019) - 『イエロー・エンペラー』
(2021) - 『グリーン・ファントム』(2023)
吉川英梨「原麻希シリーズ(ハラマキシリーズ)」の読む順番は以上のようになります。
10作を超え、まだまだ続きが期待できるシリーズ。5作ごとに新たなステージに入っていきますので、まずは5作を目処に読んでみると良さそうです。
それでは、良い読書体験を!
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