2009年、『少女たちの羅針盤』で第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞してデビューした水生大海(みずき・ひろみ)さん。
そんな水生大海さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
水生大海の単行本新刊情報
1.『救世主』(2024/6/26発売)
最新刊
光文社
<あらすじ>
名古屋市栄の繁華街で男性の他殺体が発見される。被害者は縫製工場のひとり息子。素行が悪く逮捕歴もあり、あちこちから恨みを買っていたため容疑者も多い。捜査一課の暁は、被害者が以前、ベトナム人の技能実習生マイに強引に迫っていたことを知る。マイは数ヶ月前、「救世主」という謎の言葉を残し姿を消していた。
その後の捜査でマイが隠していたとある秘密が判明。事件は意外な方向に転がり出す。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『女の敵には向かない職業』(2022/10/19発売)
光文社
<あらすじ>
「それ、ハラスメントです!」憧れの職場にいたのは、迷惑行為に無自覚な勘違い男。盗難騒ぎにストーカー、突き落とし。次々起こる事件を、コイツに解決できるはずがない!
戦う女性に贈る、爽快ミステリ!
3.『あなたが選ぶ結末は』(2021/10/21発売)
短編集
双葉社
<あらすじ>
最後の最後で読者がそれまで見てきたものとは違った景色を提示する「どんでん返し」。前作『最後のページをめくるまで』で見せた鮮やかなどんでん返しを、本作でも再び実現!
「俺の話を聞け」から「真実」まで全五編を収録した驚きの短編集。
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『宝の山』(2020/2/19発売)
光文社
<あらすじ>
かつては温泉客で賑わっていた岐阜県宝幢村。希子は、十六年前の地震で家族を亡くし、伯父夫婦と暮らしている。隣家に住むのは、七年前にIターンしてきた長谷川一家。家にはいつも頑丈に鍵が掛けられ、村人から不審がられていた。
ある日、村おこしのために雇われた女性ブロガーが突如消えてしまい……。
『冷たい手』で大ブレイクの著者が放つ、待望の長編ミステリー!
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
水生大海の文庫本新刊情報
1.『あなたが選ぶ結末は』(2024/3/13発売)
文庫最新刊、短編集
双葉社
<あらすじ>
最後の最後で読者がそれまで見てきたものとは違った景色を提示する「どんでん返し」。好評を博した前作、『最後のページをめくるまで』で見せた鮮やかなどんでん返しを、本作でも再び実現!
在宅勤務下で起きた事件を描く「二週間後の未来」から「真実」まで全五編を収録した驚きの短編集。
2021年の単行本の文庫版です。
2.『宝の山』(2023/10/12発売)
光文社
<あらすじ>
かつての温泉街で、今は過疎化した村・岐阜県宝幢村。この村で生まれ育った希子は世間知らずだが真面目で、村役場に勤める男と結婚間近だ。あるとき、村おこしのため雇われたブロガーが謎の失踪を遂げ、希子はその代役を頼まれた。何かがおかしいという訳ありの男子高校生とともに失踪の謎を追うと、次第に村にまつわる衝撃の事実が明らかになり……。
希子がたどり着く真相とは⁉ 『冷たい手』の著者による、最新ミステリー!
2020年の単行本の文庫版です。
3.『マザー/コンプレックス』(2023/6/6発売)
小学館
<あらすじ>
蜂須賀恵理子は、悲嘆に暮れている。自慢の息子が痴漢行為を咎められ、逃げようとして地下鉄に轢かれ、死んだのだ。冤罪だと信じる恵理子は、亡き息子のSNSにのめり込み、事件の真相を探ろうと奔走する。夏川美夏は、激怒している。高校生の娘が電車内で痴漢を捕まえたが、被害には長い間遭っていたというのだ。美しい娘には芸能界で活躍してほしい。週刊誌記者に身辺を嗅ぎ回られ、美夏は苛立つ。
高奈琴絵は、幸せの絶頂から突き落とされる。不妊治療の末、ようやく待望の子供を妊娠した矢先、夫が痴漢をして逮捕されたのだ。琴絵を責める義母に、逆ギレする夫。離婚がちらつくが、一人で子供を育てる自信がなく琴絵は途方に暮れる。
地下鉄で起きたある事件を発端に、歪み、崩壊していく三つの家族。そして、新たな悲劇が起こる――
暴走する母性の先に衝撃の結末が待ち受ける、ドメスティック・スリラーの新たなる傑作!
4.『希望のカケラ 社労士のヒナコ』(2023/1/4発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
社労士4年目のヒナコのもとに、家具会社のワンマン社長から、男性社員の育休申請の相談が持ち込まれた。古い価値観の社長にヒナコは困惑。そればかりか、転職サイトに「育児休業を申請したが男性は無理だと断られた」と書き込みがあったことがわかり……(代表作)。
労務問題×ミステリー、人気シリーズ第3弾!
5.『最後のページをめくるまで』(2022/6/16発売)
短編集
双葉社
<あらすじ>
小説の、最後の最後でおどろきたい方、ぜひどうぞ。「どんでん返し」をテーマに描いたミステリー5編。ベスト本格ミステリ2018に選出された「使い勝手のいい女」のほか、「わずかばかりの犠牲」「骨になったら」「監督不行き届き」「復讐は神に任せよ」と、どの短編もラストで景色が一変します。
2019年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『救世主』(2024/6/26発売)
- 『女の敵には向かない職業』(2022/10/19発売)
- 『あなたが選ぶ結末は』(2021/10/21発売)
- 『宝の山』(2020/2/19発売)
■文庫本新刊
- 『あなたが選ぶ結末は』(2024/3/13発売)
- 『宝の山』(2023/10/12発売)
- 『マザー/コンプレックス』(2023/6/6発売)
- 『希望のカケラ 社労士のヒナコ』(2023/1/4発売)
- 『最後のページをめくるまで』(2022/6/16発売)
以上になります。コンスタントに作品を発表している水生大海さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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