2014年、『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞してデビューした井上真偽(いのうえ・まぎ)さん。
そんな井上真偽さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
井上真偽の単行本新刊情報
1.『ムシカ 鎮虫譜』(2020/9/11発売)
最新刊
実業之日本社
<あらすじ>
スランプに悩む音楽大学の同級生グループが夏休みに訪れたのは小さな無人島。そこには霊験あらたかな音楽の神が祀られているという。しかし、上陸し神社をお参りする彼らを待っていたのは、なぜかカメムシの大群だった。カマキリ、スズメバチ、ムカデ、そして…。
次々に襲撃される彼らの危機に現れた謎の巫女たち、そして、虫の怒りを鎮める音楽「鎮虫譜」の真実とは?
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『ベーシックインカム』(2019/10/4発売)
短編集
集英社
<あらすじ>
遺伝子操作、AI、人間強化、VR、ベーシックインカム。未来の技術・制度が実現したとき、人々の胸に宿るのは希望か絶望か。
美しい謎を織り込みながら、来たるべき未来を描いたSF本格ミステリ短編集。
3.『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』(2016/7/7発売)
講談社
<あらすじ>
聖女伝説が伝わる地方で結婚式中に発生した、毒殺事件。それは、同じ盃を回し飲みした八人のうち三人(+犬)だけが殺害されるという不可解なものだった。参列した中国人美女のフーリンと、才気煥発な少年探偵・八ツ星は事件の捜査に乗り出す。数多の推理と論理的否定の果て、突然、真犯人の名乗りが!?
青髪の探偵・上苙は、進化した「奇蹟の実在」を証明できるのか?
すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
井上真偽の文庫本新刊情報
1.『恋と禁忌の述語論理』(2018/12/14発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
雪山の洋館での殺人。犯人は双子のどちらか。なのに何れが犯人でも矛盾。この不可解な事件を奇蹟の実在を信じる探偵・上苙丞が見事解決―と思いきや、天才美人学者・硯は、その推理を「数理論理学」による検証でひっくり返す!!
他にも個性豊かな名探偵たちが続々登場。名探偵を脅かす推理の検証者、誕生!
2015年の単行本の文庫版です。
2.『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』(2018/7/13発売)
講談社
<あらすじ>
聖女伝説が伝わる里で行われた婚礼の場で、同じ盃を回し飲みした出席者のうち、毒死した者と何事もなく助かった者が交互に出る「飛び石殺人」が発生。不可解な毒殺は祟り神として祀られた聖女による奇蹟なのか?
探偵・上苙丞は人の手による犯行可能性を数多の推理と論理で否定し、「奇蹟の実在」証明に挑む。
2016年の単行本の文庫版です。
3.『その可能性はすでに考えた』(2018/2/15発売)
講談社
<あらすじ>
山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。唯一生き残った少女には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった。首無し聖人伝説の如き事件の真相とは? 探偵・上苙丞(うえおろじょう)はその謎が奇蹟であることを証明しようとする。
論理(ロジック)の面白さと奇蹟の存在を信じる斬新な探偵にミステリ界激賞の話題作。
2015年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ムシカ 鎮虫譜』(2020/9/11発売)
- 『ベーシックインカム』(2019/10/4発売)
- 『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』(2016/7/7発売)
■文庫本新刊
- 『恋と禁忌の述語論理』(2018/12/14発売)
- 『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』(2018/7/13発売)
- 『その可能性はすでに考えた』(2018/2/15発売)
比較的コンスタントに作品を発表している井上真偽さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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