新刊、新作情報

【2023年最新版】古内一絵の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2010年、「銀色のマーメイド」第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞して(刊行時『快晴フライング』に改題)小説家デビューした古内一絵(ふるうち・かずえ)ん。

そんな古内一絵さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

古内一絵の単行本新刊情報

1.『山亭ミアキス』(2021/11/30発売)

最新刊

KADOKAWA

<あらすじ>
迷い込んだ宿には、美味しいごはんと、不思議な従業員が待っていた――。

――日常から逃げ出したいあなたへ――

心に悩みを抱える人が迷い込む、森の中の不思議な宿「山亭ミアキス」。超絶美形のオーナーに不思議な従業員、ロビーでは暖炉が赤々と燃え、食事は絶品のアイルランド料理。

しかし、泊まると間違いなく酷い目に遭わされる。ブラック部活に疲弊する少年、マタハラに悩む女性など、今日も救いを求める者がたどり着く。人をたぶらかす、謎めいた彼らの正体と目的とは――?

「マカン・マラン」シリーズの著者が描く、愛と涙の物語。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ』(2021/9/30発売)

東京創元社

<あらすじ>
新元号が発表された日、宣伝部の砂原江見は岐路に立たされていた。

長く勤めた老舗映画会社・銀都活劇が大手IT企業に買収されることが決まったのだ。社内には弛緩した雰囲気が漂い、退職者も続出していた。DVD宣伝を手がける江見の部署も、一癖ある部下たちも、この先どうなるかわからない。

では銀活の名前が消えるまでに、自分は何がしたいのか。バブル、ロスジェネ、ゆとり、さとり、様々な世代から「働き方」を問いかける。

3.『星影さやかに』(2021/6/10発売)

文藝春秋

<あらすじ>
戦時中、近所から「非国民」と呼ばれる父親を恥じ、立派な軍国少年となるべく日々を過ごしていた良彦。

それから終戦を経て約20年後、良彦の元に父の遺品の日記が届く。

なぜ父は心を病み、非国民と呼ばれたのか――本当に正しかったのは誰だったのか――そして、良彦の家にまつわる数奇な運命とは――

激動の昭和を生きた親子三代の記憶が紐解かれる。

単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



古内一絵の文庫本新刊情報

1.『キネマトグラフィカ』(2022/3/19発売)

文庫最新刊

東京創元社

<あらすじ>
あの頃思い描いていた自分に、いまなれているだろうか――老舗映画会社に新卒入社し、“平成元年組”と呼ばれた六人の男女。

今はそれぞれの道を歩む彼らが、とある地方映画館で思い出の映画を鑑賞しながら、二十五年前に起きた“フィルムリレー”に思いを馳せる。

フィルムはデータに、劇場はシネコンに……四半世紀の間に映画の形態が移り変わったように、映画と共に生きた彼らの人生もまた変化していった。

働く人すべての心を熱くする、傑作エンターテイメント。

2018年刊行の単行本の文庫化作品です。

2.『風の向こうへ駆け抜けろ2 蒼のファンファーレ』(2021/12/7発売)

小学館

<あらすじ>
女性騎手・芦原瑞穂と弱小厩舎のメンバーを描いた爽快スポーツエンタメ小説の続編が、待望の文庫化。

舞台は再び、「藻屑の漂流先」と揶揄され、廃業寸前だった緑川厩舎。瑞穂の真摯な姿勢と情熱でメンバーが一つになり、G1桜花賞に挑戦、惨敗した翌年。今度は、中央デビュー戦で勝利した超良血馬ティエレンが緑川厩舎にやってきた。

馬主はマスメディアでも有名な風水師のワン。何もかも謎めいている彼は、風水で緑川厩舎に白羽の矢を立てたと言い、厩舎を立て直すきっかけとなった魚目の馬、フィッシュアイズとの勝負を望んでいた。その狙いとは……。

2017年刊行の単行本の文庫化作品です。

3.『花舞う里』(2021/3/5発売)

小学館

<あらすじ>
親友が事故で亡くなったのは自分のせい、と自らを責め、心を閉ざしてしまった中学2年の杉本潤。母と一緒に、東京から逃げるように母の故郷の愛知県奥三河・澄川へと引っ越す。

そこはコンビニもファストフードの店もないど田舎だが、700年の歴史を持つ「花祭り」という神事、伝統芸能が根付く山深い地域だった。

奥三河にある10を超す集落が各々に伝わる「花祭り」を大切に守っているが、どこも少子化と過疎化の問題は深刻。潤の新たなクラスメイトもたったの3人で、潤の転入によって久しぶりに集落の中学生だけで少年の舞である「三つ舞」ができると皆が期待する。しかし、人との関わりを極力避けたい潤には煩わしさしかない。

“親友を失った自分が、「神」に捧げる神楽だなんて――”。

祭りへの参加を拒否する潤。だが次第に、周囲の人々の心にも巣食う悩みや悲しみ、この世の不条理さを知るようになる。

守るべき伝統と、受け入れざるを得ない変化。少年の心の成長と、「今」を懸命に生きる人々を描く、美しくて愛おしい再生の物語。



まとめ

それぞれおさらいします。

コンスタントに作品を発表している古内一絵さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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