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【2023年最新版】三津田信三の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

三津田信三の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2001年に『ホラー作家の棲む家』でデビューした三津田信三さん。本格ミステリ大賞を受賞した『水魑の如き沈むもの』(2010年)等、ホラーテイストのミステリー作家として人気です。

そんな三津田信三さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

三津田信三の単行本新刊情報

1.『みみそぎ』(2022/11/25発売)

最新刊

KADOKAWA

<あらすじ>
作家の「僕」のもとに、旧知の編集者・三間坂秋蔵から、あるノートが送られてきた。

ノートに綴られていたのは、怪奇を愛した三間坂の祖父・萬造が記したと思われる怪異の記録だった。読むことで障りがあるかもしれない――そう思いつつも一読した僕は、予想を超える内容に戦慄することになる。その理由は、本書を最後まで読んで確かめてみてほしい。

本書には萬造のノートの一部と、ノートを読んだ三間坂の身に起こった出来事がまとめられている。もちろん途中で止める自由が読者にはある。

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『赫衣の闇』(2021/12/9発売)

文藝春秋

<あらすじ>
『黒面の狐』事件後、上京した物理波矢多は、闇市「赤迷路」に巣食う怪人「赫衣」の正体を調べるなかで、凄惨な殺人事件に遭遇する。

 

3.『忌名の如き贄るもの』(2021/7/29発売)

講談社

<あらすじ>
忌名は、いわば生贄だと?

「この忌名は、決して他人に教えてはならん……もしも何処かで、何者かに、この忌名で呼ばれても、決して振り向いてはならん」

生名鳴(いななぎ)地方の虫くびり村に伝わる「忌名の儀礼」の最中に起きた殺人事件に名(迷)探偵刀城言耶が挑む。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



三津田信三の文庫本新刊情報

1.『逢魔宿り』(2023/3/22発売)

文庫最新刊、短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
元編集者で現ホラー・ミステリ作家の「僕」のもとに、昔仕事をしたデザイナー・松尾から連絡が入った。「小説 野性時代」に連載している連作怪奇短篇について、話したいことがあるという。

各短篇は、それぞれ他人から聞いた体験談を基に小説化したもので、松尾とは何も関係がないはず。訝りながら家を訪ねた「僕」に、松尾は三十年前の出来事を語りだした。それは、日課の散歩中にある四阿で出会った、怪異譚を語りたがる奇妙な一家の話であった。子供時代に山小屋で遭遇した怪異、障子に映った奇妙な影絵、宿直していた学校で起きた異変。彼らが怪異譚を語るたび、なぜか松尾の近隣で事件が多発し……。(「逢魔宿り」)

ほか、「お籠りの家」「予告画」「某施設の夜警」「よびにくるもの」の4編を収録した、珠玉のホラー連作短編集。

2020年の単行本の文庫化作品です。

2.『子狐たちの災園』(2022/7/21発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
6歳の奈津江には、不思議な能力があった。誰かが失くしたものを探し出すことができるのだ。

優しい両親とともに穏やかな日々を送る奈津江だったが、突然、立て続けに両親を失うという不幸が彼女を襲う。さらに、両親は自分の実の親ではないと知らされたのだ。呆然とする奈津江は、実姉を名乗る深咲に連れられ、父が経営する子どもたちの施設“祭園”に引き取られることになる。

そこに暮らすのはわけありの少年少女たちだった。周囲を取り囲む黒い鬱蒼とした森、施設内をさまよう狐面の女、廃屋と化した“廻り家”と呼ばれる奇怪な祈祷所。やがて、奈津江の秘密が明かされるとき、惨劇が幕を開ける――。

怪異と謎に溢れた極上のホラー・ミステリ。

2010年の刊行作品『災園』を改題した文庫作品です。

3.『魔偶の如き齎すもの』(2022/6/15発売)

短編集

講談社

<あらすじ>
奇妙な文様が刻まれている魔偶――土偶の骨董――は、所有する者に福と禍をもたらすという……。

大学を卒業して三年目の春を迎えた刀城言耶は、その話を聞いて旧家の屋敷を訪れた。そこには魔偶に興味を持った者たちがすでに集っていた。

表題作の他、『妖服の如き切るもの』『巫死の如き甦るもの』『獣家の如き吸うもの』、さらに、これまで文庫化されていなかった『椅人の如き座るもの』を収録した中短篇集。

2019年の単行本の文庫化作品です。

4.『白魔の塔』(2021/10/6発売)

文藝春秋

<あらすじ>
『黒面の狐』事件後、海運の要から戦後復興の礎となろうと灯台守になった物理波矢多は、二十年の時をまたぐ怪奇事件に巻き込まれる。

2019年の単行本の文庫化作品です。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『みみそぎ』(2022/11/25発売)
  2. 『赫衣の闇』(2021/12/9発売)
  3. 『忌名の如き贄るもの』(2021/7/29発売)

文庫本新刊

  1. 『逢魔宿り』(2023/3/22発売)
  2. 『子狐たちの災園』(2022/7/21発売)
  3. 『魔偶の如き齎すもの』(2022/6/15発売)
  4. 『白魔の塔』(2021/10/6発売)

コンスタントに作品を発表し続けている三津田信三さん。新作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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