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【2024年最新版】三津田信三の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

三津田信三の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2001年に『ホラー作家の棲む家』でデビューした三津田信三さん。本格ミステリ大賞を受賞した『水魑の如き沈むもの』(2010年)等、ホラーテイストのミステリー作家として人気です。

そんな三津田信三さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

三津田信三の単行本新刊情報

1.『歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理』(2023/6/6発売)

最新刊

KADOKAWA

<あらすじ>
亡者は海より這い上がり、首無女が迫り来る――。

瀬戸内にある波鳥町。その町にある、かつて亡者道と呼ばれた海沿いの道では、日の暮れかけた逢魔が時に、ふらふらと歩く亡者が目撃されたという。かつて体験した「亡者」についての忌まわしい出来事について話すため、大学生の瞳星愛は、刀城言耶という作家が講師を務める「怪異民俗学研究室」、通称「怪民研」を訪ねた。

言耶は不在で、留守を任されている天弓馬人という若い作家にその話をすることに。こんな研究室に在籍していながらとても怖がりな馬人は、怪異譚を怪異譚のまま放置できず、現実的ないくつもの解釈を提示する。あの日、愛が遭遇したものはいったい何だったのか――(「第一話 歩く亡者」)。

ホラー×ミステリの名手による戦慄の新シリーズ始動!

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『みみそぎ』(2022/11/25発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
作家の「僕」のもとに、旧知の編集者・三間坂秋蔵から、あるノートが送られてきた。

ノートに綴られていたのは、怪奇を愛した三間坂の祖父・萬造が記したと思われる怪異の記録だった。読むことで障りがあるかもしれない――そう思いつつも一読した僕は、予想を超える内容に戦慄することになる。その理由は、本書を最後まで読んで確かめてみてほしい。

本書には萬造のノートの一部と、ノートを読んだ三間坂の身に起こった出来事がまとめられている。もちろん途中で止める自由が読者にはある。

 

3.『赫衣の闇』(2021/12/9発売)

文藝春秋

<あらすじ>
『黒面の狐』事件後、上京した物理波矢多は、闇市「赤迷路」に巣食う怪人「赫衣」の正体を調べるなかで、凄惨な殺人事件に遭遇する。

 

4.『忌名の如き贄るもの』(2021/7/29発売)

講談社

<あらすじ>
忌名は、いわば生贄だと?

「この忌名は、決して他人に教えてはならん……もしも何処かで、何者かに、この忌名で呼ばれても、決して振り向いてはならん」

生名鳴(いななぎ)地方の虫くびり村に伝わる「忌名の儀礼」の最中に起きた殺人事件に名(迷)探偵刀城言耶が挑む。

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



三津田信三の文庫本新刊情報

1.『スラッシャー 廃園の殺人』(2024/3/22発売)

文庫最新刊

KADOKAWA

<あらすじ>
異形のホラー作家・一藍が10億という巨額の費用をかけ、造りあげた廃墟庭園。

そこでは行方不明者が続出し、遺体で発見される者も出た後、ついに作家自身まで謎の失踪を遂げた。そんな血腥い曰く付きの場所、“魔庭”をロケハンするために訪れた映画関係者たち。彼らに、想像を絶する恐怖と怪異が襲いかかる――!

あらゆる場所に仕掛けとたくらみが張り巡らされた驚くべき庭園。そして、一行に執拗につきまとい、殺戮を平然と行なう黒怪人の正体とは?

絶叫必至、疾走感にあふれる驚愕のホラー・ミステリ。オマージュにした映画を紹介する、著者書き下ろしの「好事家のためのノート」も収録。

2007年の単行本の文庫新装版です。

2.『忌名の如き贄るもの』(2023/9/15発売)

講談社

<あらすじ>
忌名は、いわば生贄だと?

「この忌名は、決して他人に教えてはならん……もしも何処かで、何者かに、この忌名で呼ばれても、決して振り向いてはならん」

生名鳴(いななぎ)地方の虫くびり村に伝わる「忌名の儀礼」の最中に起きた殺人事件に名(迷)探偵刀城言耶が挑む。

2021年の単行本の文庫化作品です。

3.『そこに無い家に呼ばれる』(2023/7/21発売)

中央公論新社

<あらすじ>
作家・三津田と編集者の三間坂は、これまで家についての禍々しくも興味深い五つの話を知り、次いで〈烏合邸〉で記された四つの体験談にかかわってきた。

そして今回、三間坂の家の蔵から新たに発見されたのが、厳重に封印が施された三つの記録――それらはすべて「家そのものが幽霊」だという奇っ怪な内容で……。

最凶「幽霊屋敷」シリーズ最新作!

2020年の単行本の文庫化作品です。

4.『逢魔宿り』(2023/3/22発売)

短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
元編集者で現ホラー・ミステリ作家の「僕」のもとに、昔仕事をしたデザイナー・松尾から連絡が入った。「小説 野性時代」に連載している連作怪奇短篇について、話したいことがあるという。

各短篇は、それぞれ他人から聞いた体験談を基に小説化したもので、松尾とは何も関係がないはず。訝りながら家を訪ねた「僕」に、松尾は三十年前の出来事を語りだした。それは、日課の散歩中にある四阿で出会った、怪異譚を語りたがる奇妙な一家の話であった。子供時代に山小屋で遭遇した怪異、障子に映った奇妙な影絵、宿直していた学校で起きた異変。彼らが怪異譚を語るたび、なぜか松尾の近隣で事件が多発し……。(「逢魔宿り」)

ほか、「お籠りの家」「予告画」「某施設の夜警」「よびにくるもの」の4編を収録した、珠玉のホラー連作短編集。

2020年の単行本の文庫化作品です。

5.『子狐たちの災園』(2022/7/21発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
6歳の奈津江には、不思議な能力があった。誰かが失くしたものを探し出すことができるのだ。

優しい両親とともに穏やかな日々を送る奈津江だったが、突然、立て続けに両親を失うという不幸が彼女を襲う。さらに、両親は自分の実の親ではないと知らされたのだ。呆然とする奈津江は、実姉を名乗る深咲に連れられ、父が経営する子どもたちの施設“祭園”に引き取られることになる。

そこに暮らすのはわけありの少年少女たちだった。周囲を取り囲む黒い鬱蒼とした森、施設内をさまよう狐面の女、廃屋と化した“廻り家”と呼ばれる奇怪な祈祷所。やがて、奈津江の秘密が明かされるとき、惨劇が幕を開ける――。

怪異と謎に溢れた極上のホラー・ミステリ。

2010年の刊行作品『災園』を改題した文庫作品です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理』(2023/6/6発売)
  2. 『みみそぎ』(2022/11/25発売)
  3. 『赫衣の闇』(2021/12/9発売)
  4. 『忌名の如き贄るもの』(2021/7/29発売)

コンスタントに作品を発表し続けている三津田信三さん。新作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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