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【2025年最新版】三津田信三の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

三津田信三の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2001年に『ホラー作家の棲む家』でデビューした三津田信三さん。本格ミステリ大賞を受賞した『水魑の如き沈むもの』(2010年)等、ホラーテイストのミステリー作家として人気です。

そんな三津田信三さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

三津田信三の新刊単行本、文庫一覧

まずは直近の単行本、文庫の一覧です。

※リンク先はAmazonです

それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

 

三津田信三の単行本新刊情報

1.『寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理』(2025/6/26発売)

最新刊

KADOKAWA

<あらすじ>
大学生の瞳星愛は、友人の皿来唄子に誘われ、彼女の実家で行われる婚礼に参加することになる。「山神様のお告げ」で決まったというこの婚姻は、「嫁首様」なる皿来家の屋敷神の祟りを避けるため、その結婚相手から儀礼に至るまで、何もかもが風変りな趣向が施されていた。

婚礼の夜、花嫁行列に加わった愛は、行列の後ろをついてくる花嫁姿のような怪しい人影を目撃する。そして披露宴を迎えようというその矢先、嫁首様を祀る巨大迷路の如き「迷宮社」の中で、奇怪な死体が発見された――。

作家であり民俗学研究者、そして名探偵としても知られる刀城言耶の怪異民俗学研究室、通称「怪民研」に出入りし、言耶の助手にして素人探偵の天弓馬人と共に数々の怪異譚の謎に挑んできた愛は、皿来家分家の四郎と共に事件の謎解きに挑むことになるのだが……。

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『六人の笛吹き鬼』(2024/9/19発売)

中央公論新社

<あらすじ>
笛が鳴っている。
名前を呼ばれている。
逃げないと、化物がやって来る……。

公園で〈笛吹き鬼〉をして遊ぶ六人の少女たち。
だが、奇妙な笛の音が鳴った時、一人、また一人と姿を消してしまう。
数年後、事件の当事者で、ホラー作家となった背教聖衣子がこの事件を調べはじめると、眠っていた「笛吹き鬼」も蘇る――。

禍々しい信仰が残る地で続く、奇っ怪な事件。

 

3.『歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理』(2023/6/6発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
亡者は海より這い上がり、首無女が迫り来る――。

瀬戸内にある波鳥町。その町にある、かつて亡者道と呼ばれた海沿いの道では、日の暮れかけた逢魔が時に、ふらふらと歩く亡者が目撃されたという。かつて体験した「亡者」についての忌まわしい出来事について話すため、大学生の瞳星愛は、刀城言耶という作家が講師を務める「怪異民俗学研究室」、通称「怪民研」を訪ねた。

言耶は不在で、留守を任されている天弓馬人という若い作家にその話をすることに。こんな研究室に在籍していながらとても怖がりな馬人は、怪異譚を怪異譚のまま放置できず、現実的ないくつもの解釈を提示する。あの日、愛が遭遇したものはいったい何だったのか――(「第一話 歩く亡者」)。

ホラー×ミステリの名手による戦慄の新シリーズ始動!

文庫版が発売です(下記参照)。

4.『みみそぎ』(2022/11/25発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
作家の「僕」のもとに、旧知の編集者・三間坂秋蔵から、あるノートが送られてきた。

ノートに綴られていたのは、怪奇を愛した三間坂の祖父・萬造が記したと思われる怪異の記録だった。読むことで障りがあるかもしれない――そう思いつつも一読した僕は、予想を超える内容に戦慄することになる。その理由は、本書を最後まで読んで確かめてみてほしい。

本書には萬造のノートの一部と、ノートを読んだ三間坂の身に起こった出来事がまとめられている。もちろん途中で止める自由が読者にはある。

文庫版が発売です(下記参照)。

5.『赫衣の闇』(2021/12/9発売)

文藝春秋

<あらすじ>
『黒面の狐』事件後、上京した物理波矢多は、闇市「赤迷路」に巣食う怪人「赫衣」の正体を調べるなかで、凄惨な殺人事件に遭遇する。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



三津田信三の文庫本新刊情報

1.『怪異十三』(2025/7/23発売)

文庫最新刊、短編集

中央公論新社

<あらすじ>
「一編でも読者が心から怖がってくれれば、編者冥利に尽きる」

怪異の名手・三津田信三が自ら選んだ、国内外のホラー名作十三篇。それに加えて、三津田氏が今作のために書いた「霧屍疸村の悪魔」を収録した珠玉のホラーアンソロジー。

他では味わえない異様さ、不穏さ、無気味さ、そして忌まわしさを、存分に感じてください――。

2018年の刊行作品の文庫新装版です。

2.『歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理』(2025/5/23発売)

短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
無明大学にある「怪異民俗学研究室」(怪民研)は、作家であり探偵である刀城言耶の研究室で、膨大な書籍と曰くある品で溢れている。

瞳星愛は、昔遭遇した“亡者”の忌まわしい体験を語るため怪民研を訪れた。言耶の助手・天弓馬人は熱心に推理を巡らせ、合理的な解釈を語るが、愛は“ある事実”に気づいてしまう。首無女、座敷婆、狐鬼、縮む家――数々の怪異と謎に2人が挑む。

本格ホラー・ミステリの名手による新シリーズ、開幕! 三津田信三ワールドの魅力が凝縮された連作短編集。

2023年の単行本の文庫版です。

3.『みみそぎ』(2024/12/24発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
作家・三津田信三のもとに、旧知の編集者・三間坂秋蔵から、あるノートが持ち込まれる。ノートに綴られていたのは、怪奇を愛した三間坂の祖父・萬蔵が記したと思われる怪異の記録だった。

読むことで障りがあるかもしれないと思いつつノートに目を通した三津田は戦慄した――その理由は、本書を読んで確かめてみてほしい。本書には萬蔵のノートの一部と、読後に起きた出来事がまとめられている。今回は残念ながら、先行作品のごとく「終章」における謎解きも解釈も一切ない。

「この一冊が、先生最後の著作になる。そういう懼れに私はいま囚われています」と、三間坂は震撼している。もしかしたらそうかもしれない。もちろん途中で止める自由が読者にはある。

2022年の単行本の文庫版です。

4.『七人の鬼ごっこ』(2024/7/22発売)

中央公論新社

<あらすじ>
「だぁーれまさんがぁ、こぉーろしたぁ」

自殺しようとしたえいくん――多門英介を襲い、連続殺人をはじめた《鬼》は誰?

瓢箪山の達磨神社。桜の木の下で遊んだ子供時代の仲間が次々殺されていく。その一人でホラーミステリ作家となった速水晃一は神社を訪れ、あの日、記憶に封じた忌まわしい《鬼》と、連続殺人犯を推理するが……。

2011年の単行本の文庫新装版です。

5.『スラッシャー 廃園の殺人』(2024/3/22発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
異形のホラー作家・一藍が10億という巨額の費用をかけ、造りあげた廃墟庭園。

そこでは行方不明者が続出し、遺体で発見される者も出た後、ついに作家自身まで謎の失踪を遂げた。そんな血腥い曰く付きの場所、“魔庭”をロケハンするために訪れた映画関係者たち。彼らに、想像を絶する恐怖と怪異が襲いかかる――!

あらゆる場所に仕掛けとたくらみが張り巡らされた驚くべき庭園。そして、一行に執拗につきまとい、殺戮を平然と行なう黒怪人の正体とは?

絶叫必至、疾走感にあふれる驚愕のホラー・ミステリ。オマージュにした映画を紹介する、著者書き下ろしの「好事家のためのノート」も収録。

2007年の単行本の文庫新装版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

コンスタントに作品を発表し続けている三津田信三さん。新作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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