2001年に『ホラー作家の棲む家』でデビューした三津田信三さん。本格ミステリ大賞を受賞した『水魑の如き沈むもの』(2010年)等、ホラーテイストのミステリー作家として人気です。
そんな三津田信三さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
三津田信三の単行本新刊情報
1.『赫衣の闇』(2021/12/9発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
『黒面の狐』事件後、上京した物理波矢多は、闇市「赤迷路」に巣食う怪人「赫衣」の正体を調べるなかで、凄惨な殺人事件に遭遇する。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『忌名の如き贄るもの』(2021/7/29発売)
講談社
<あらすじ>
忌名は、いわば生贄だと?「この忌名は、決して他人に教えてはならん……もしも何処かで、何者かに、この忌名で呼ばれても、決して振り向いてはならん」
生名鳴(いななぎ)地方の虫くびり村に伝わる「忌名の儀礼」の最中に起きた殺人事件に名(迷)探偵刀城言耶が挑む。
3.『逢魔宿り』(2020/9/30発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
雨の日には、読まないでください。ホラー作家の「僕」に、デザイナーの松尾は昔ある四阿で出会った奇妙な一家の話を語る。山小屋での恐怖体験、障子に映る異常な影絵、宿直中の学校での異変。
一家が怪異譚を語るたび、近隣で不可解な事件が起き……。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
三津田信三の文庫本新刊情報
1.『魔偶の如き齎すもの』(2022/6/15発売)
文庫最新刊、短編集
講談社
<あらすじ>
奇妙な文様が刻まれている魔偶――土偶の骨董――は、所有する者に福と禍をもたらすという……。大学を卒業して三年目の春を迎えた刀城言耶は、その話を聞いて旧家の屋敷を訪れた。そこには魔偶に興味を持った者たちがすでに集っていた。
表題作の他、『妖服の如き切るもの』『巫死の如き甦るもの』『獣家の如き吸うもの』、さらに、これまで文庫化されていなかった『椅人の如き座るもの』を収録した中短篇集。
2019年の単行本の文庫化作品です。
2.『白魔の塔』(2021/10/6発売)
文藝春秋
<あらすじ>
『黒面の狐』事件後、海運の要から戦後復興の礎となろうと灯台守になった物理波矢多は、二十年の時をまたぐ怪奇事件に巻き込まれる。
2019年の単行本の文庫化作品です。
3.『犯罪乱歩幻想』(2021/9/18発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
ミステリ×ホラーの名手が誘う新たな乱歩の世界。禁断の犯罪が幕をあける!本格ミステリ大賞受賞の鬼才が乱歩に挑む!
「屋根裏の同居者」「赤過ぎる部屋」「G坂の殺人事件」など乱歩トリビュート5編に加え「骸骨坊主の話」「影が来る」を収録。
刺激的かつ挑戦的な珠玉のミステリ!
2018年の単行本の文庫化作品です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『赫衣の闇』(2021/12/9発売)
- 『忌名の如き贄るもの』(2021/7/29発売)
- 『逢魔宿り』
(2020/9/30発売)
■文庫本新刊
- 『魔偶の如き齎すもの』(2022/6/15発売)
- 『白魔の塔』(2021/10/6発売)
- 『犯罪乱歩幻想』(2021/9/18発売)
コンスタントに作品を発表し続けている三津田信三さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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