小説の新刊、新作情報(作家別) PR

【2024年最新版】吉永南央の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2004年、「紅雲町のお草」で第43回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、2008年に『紅雲町ものがたり』でデビューした吉永南央(よしなが・なお)ん。

そんな吉永南央さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

吉永南央の単行本新刊情報

1.『時間の虹 紅雲町珈琲屋こよみ』(2024/10/28発売)

最新刊

文藝春秋

<あらすじ>
小蔵屋、まさかの閉店。

静かな時間が流れる、いつもの小蔵屋。オーナーシェフだったバクサンが引退し、お祝いをするお草だが、心には一抹の不安が。一つ、不審な間違い電話が相次いでいる。もう一つ、久実の婚約者・一ノ瀬が8ヵ月以上も店に顔を出さないのだ――。

小蔵屋に、何が起こっているのか? 止まっていた時間が、動き出す。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『雨だれの標本 紅雲町珈琲屋こよみ』(2023/10/6発売)

文藝春秋

<あらすじ>
お草が営む珈琲豆と和食器の店・小蔵屋が、高名な映画監督の新作の撮影候補地になった。店員の久実や常連客たちは色めき立つが、お草は店の通常営業ができなくなると、乗り気になれない。

だが監督と面会すると、その件とは別に、お草は別のお願いをされる。彼に大きな影響を与えた古い映像作品を作った、ある無名の男を捜してほしいというのだ。わずかな情報とおぼろな記憶を頼りに、お草は男の姿を追うが――。彼はいったい誰なのか?

 

3.『薔薇色に染まる頃 紅雲町珈琲屋こよみ』(2022/10/12発売)

文藝春秋

<あらすじ>
一度は売ったものの手放したことを後悔していた帯留めが戻ってきたと、旧知の東京のアンティークショップから連絡をもらったお草。

早速その店に向かうが、そこで耳にしたのは顔なじみのバーの雇われ店長が殺されたらしいという話だった。生前に彼と約束を交わしていたお草はそれを実行に移すが、その後、新幹線で何者かに追われている様子の母親と少年と隣り合わせる。そして、その少年を預かることになるが――。

殺された知人、生前の約束と怪しげな現金、最凶の男……。事件の全貌もわからぬまま少年と逃避行を続けるお草は、どこへ行くのか?

文庫版が発売です(下記参照)。

4.『月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ』(2021/10/8発売)

文藝春秋

<あらすじ>
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む杉浦草は、秋のある日、道端で「たすけて」と書かれたメモを拾う。

折しも紅雲町では女子中学生が行方不明中。メモと関連づけ、誘拐・監禁を視野に警察も動き出すが、直後に少女は家出とわかる。そして、無関係なメモの件は放置される。腑に落ちないお草は周辺をあたり、独居の老女が自宅で倒れているのを発見、救助する。

ところが数日後、留守のはずの老女宅に人の気配を感じて――。親の介護や「8050問題」に悩む人びとに、お草さんの甘いだけではなく厳しさも伴う言動は響くのか。

人気シリーズ第9弾!

文庫版が発売です(下記参照)。

5.『初夏の訪問者 紅雲町珈琲屋こよみ』(2020/8/28発売)

文藝春秋

<あらすじ>
5月。お草が営むコーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近所のもり寿司は、味が落ちたうえ新興宗教や自己啓発セミナーと組んでの商売を始め、近頃評判が悪い。店舗一体型のマンションも空室が目立ち、経営する森夫妻は妻が妊娠中にもかかわらず不仲のようだ。その様子を見て、お草は自らの短かった結婚生活を思い出したりしている。

そんな折、紅雲町に50歳過ぎの男が現れる。新規事業の調査のためといって森マンションに短期で入居している男は親切で、街中で評判になっていた。

その男が、お草のもとにやってきた。店の売却・譲渡を求められるのかと思ったお草に対し、男は自分は良一だ、と名乗る。

良一とは、お草の息子。夫や婚家との折り合いが悪く、お草が一人で家を出た後、3歳で水の事故で亡くなったはずだった。だがその男によると、じつは良一は助け出されたものの、父と後妻の間に子供が生まれて居場所がなくなり、女中だったキクの子として育てられたという。その証拠として、お草と別れた夫との間で交わされた手紙や思い出の品を取り出して見せる――。

男の言うことは本当なのか、本当に我が子なのか。お草の心は千々に乱れる――。

嘘は、人生の禍となるが、救いとなることもある――。甘いばかりではなく苦みを伴いつつ、深い味わいのある佳品。

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



吉永南央の文庫本新刊情報

1.『薔薇色に染まる頃 紅雲町珈琲屋こよみ』(2023/9/5発売)

文庫最新刊

文藝春秋

<あらすじ>
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営むお草は、愛用していた帯留を一度は売ったものの、手放したことをずっと後悔していた。

そんなある日、それが戻ってきたと連絡がくる。さっそく東京の店に向かうお草だが、そこで、旧知のバーの雇われ店長が血痕を残して忽然と姿を消し、どうやら殺されたらしいという話を耳にする。

その後、お草は、新幹線の中で何者かに追われている母子に出会い、事態は思わぬ方向へ……。

お草さんが容疑者に!? 逃避行を続けるふたりはどこへ──
甘いだけでない、ちょっとビターな物語。

2022年の刊行作品の文庫版です。

2.『月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ』(2022/10/5発売)

文藝春秋

<あらすじ>
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む杉浦草は、秋のある日、日課の散歩の途中、
<たすけて>と書かれた一枚のメモを拾う。

折しもその日の夕方、紅雲町では女子中学生が行方不明に。メモと関連づけ、誘拐・監禁を視野に警察も動き出すが、直後に少女は家出と判明、メモの件は放置される。

腑に落ちないお草は周辺をあたり、独居の老女が自宅で倒れているのを発見、救助する。
ところが数日後、留守のはずの老女宅に人の気配を感じて――。人気シリーズ第9弾!

2021年の刊行作品の文庫版です。

3.『初夏の訪問者 紅雲町珈琲屋こよみ』(2021/10/6発売)

文藝春秋

<あらすじ>
小蔵屋の近所のもり寿司は、味が落ちたうえ、新興宗教や自己啓発セミナーと組んでの商売を始め、近頃評判が悪い。

そんな折、紅雲町に50歳前後の男が現れる。新規事業の調査のためと言い、短期でマンションに滞在しているが、親切で、清潔な雰囲気に「なんだかお草さんみたいだった」という客もいて、評判になっていた。

その男が、お草のもとを訪ねてきて、自分は息子の良一だと名乗る。お草が一人で家を出た後、3歳で水の事故で亡くなったはずの息子、良一。その男によると、じつは良一は助け出されたものの、父と後妻の間に子供が生まれて居場所がなくなり、女中だったキクの子として育てられたという。

そして、その証拠として、お草と別れた夫との間で交わされた手紙や思い出の品を取り出して見せる。詐欺だと考えて冷たく男をあしらうものの、お草の心は千々に乱れる。もし、あの子が生きていたのだとしたら?

真相を確かめるために、お草は米沢にキクを訪ねる――。

嘘は、人生の禍となるが、ときに救いとなることもある。心に明るい小さな光を灯す、初夏の物語。

2020年の刊行作品の文庫版です。

4.『黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ』(2020/9/2発売)

文藝春秋

<あらすじ>
久実についに春が! と思いきや、元アイドルの女性への暴行事件で小蔵屋にも不穏な気配が漂う。

お草さんが示す道とは。好評第七弾。

2019年の刊行作品の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

以上になります。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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