『十角館の殺人』で鮮烈なデビューを遂げた綾辻行人さん。
その後も館シリーズ、アナザーシリーズ等の多くのミステリー作品を刊行しています。
そこで綾辻行人さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
綾辻行人の単行本新刊情報
1.『Another 2001』(2020/9/30発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
始まってしまった。そんなはずは、なかった……のに、どうして。夜見山北中学三年三組を襲った1998年度の〈災厄〉から3年。春からこのクラスの一員となる生徒たちの中には、あの夏、見崎鳴と出会った少年・想の姿があった。
〈死者〉がクラスに紛れ込む〈現象〉に備えて、今年は特別な〈対策〉を講じる想たちだったが、思いがけぬ事態が発生、ついに〈災厄〉が始まってしまう。
相次ぐ理不尽な“死”の恐怖、そして深まる謎。
〈夜見山現象〉史上最凶の〈災厄〉を、想と鳴は止めることができるのか――!?
単行本はこちらが最新刊です。
待望のAnotherシリーズ最新作です!
綾辻行人「Anotherシリーズ」の最新作と読む順番、あらすじまとめ
関連記事>KADOKAWAによるAnother特設サイトが公開されています。
2.『シークレット: 綾辻行人ミステリ対談集in京都』(2020/9/17発売)
対談集
光文社
<あらすじ>
綾辻行人が、それぞれのデビュー時からかかわりを持ってきた後輩作家たち10人と夜な夜な語る、ミステリの魅力と創作の秘密。それは、かけがえのない愉楽。読めば、小説がさらに面白くなる。
読書欲に火をつける、極上の対談集!
こちらは『Another 2001』に先駆けて発売される対談集です。
3.『人間じゃない 綾辻行人未収録作品集』(2017/2/24発売)
短編・中編集
講談社
<あらすじ>
衝撃のデビュー作『十角館の殺人』から30年――。メモリアルイヤーにお贈りする綾辻行人の最新刊!持ち主が悲惨な死を遂げ、今では廃屋同然の別荘<星月荘>。
ここを訪れた四人の若者を襲った凄まじい殺人事件の真相は?――表題作「人間じゃない――B〇四号室の患者――」ほか、『人形館の殺人』の後日譚「赤いマント」、『どんどん橋、落ちた』の番外編「洗礼」など、自作とさまざまにリンクする5編を完全収録。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
綾辻行人の文庫本新刊情報
1.『緋色の囁き〈新装改訂版〉』(2020/12/15発売)
文庫最新刊、短編集
講談社
<あらすじ>
「私は魔女なの」謎の言葉を残したまま1人の女生徒が寮の「開かずの間」で焼死した。その夜から次々と起こる級友たちの惨殺事件に名門女学園は恐怖と狂乱に包まれる。
創立者の血をひく転校生冴子は心の奥底から湧き起こってくる“囁き”に自分が殺人鬼ではないかと恐怖におののく。
「囁き」シリーズ登場!!
1988年の単行本の文庫新装改訂版です。
2.『深泥丘奇談・続々』(2019/8/23発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
さまざまな怪異が日常に潜む、“もうひとつの京都”―妖しい神社の「奇面祭」、「減らない謎」の不可解、自宅に見つかる秘密の地下室、深夜のプールで迫りくる異形の影、十二年に一度の「ねこしずめ」の日…。恐怖と忘却の繰り返しの果てに、何が「私」を待ち受けるのか?本格ミステリの旗手が新境地に挑んだ無類の奇想怪談連作、ここに終幕。
初出は2016年の単行本の文庫版です。
「深泥丘(みどろがおか)」シリーズの完結編です。
3.『どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉』(2017/2/15発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
ミステリ作家・綾辻行人に持ち込まれる“問題”はひと筋縄ではいかないものばかり。崩落して誰も渡れなくなった〈どんどん橋〉の向こう側で、燃える〈ぼうぼう森〉の中で、明るく平和だったはずのあの一家で……勃発する難事件の”犯人”は誰か?
超絶技巧がちりばめられた五つの超難問に挑め! ミステリシーンを騒然とさせた好評の作品集が読みやすい改訂新装版に!
初出は1999年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『Another 2001』
(2020年9月30日) - 『シークレット: 綾辻行人ミステリ対談集in京都』
(2020/9/17発売) - 『人間じゃない 綾辻行人未収録作品集』
(2017/2/24発売)
■文庫本新刊
- 『緋色の囁き〈新装改訂版〉』
(2020/12/15発売) - 『深泥丘奇談・続々』
(2019/8/23発売) - 『どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉』
(2017/2/15発売)
かなり寡作ペースになっている綾辻行人さんでしたが、『Another 2001』が発売となり、大いに期待です。
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