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2021年、『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞した町田そのこさん。
そんな町田そのこさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
町田そのこの単行本新刊情報
1.『わたしの知る花』(2024/7/22発売)
最新刊
中央公論新社
<あらすじ>
「あんたは、俺から花をもらってくれるのか」虫も殺せぬ優男、結婚詐欺師……?
77歳で孤独死した老人の、誰も知らない波瀾に満ちた意外な人生とは?『52ヘルツのクジラたち』町田そのこの新作は、一人の男と美しい花を巡る物語。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『夜明けのはざま』(2023/11/8発売)
ポプラ社
<あらすじ>
自分の情けなさに、歯噛みしたことのない人間なんて、いない。地方都市の寂れた町にある、家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」。仕事のやりがいと結婚の間で揺れ動く中、親友の自死の知らせを受けた葬祭ディレクター、元夫の恋人の葬儀を手伝うことになった花屋、世界で一番会いたくなかった男に再会した葬儀社の新人社員、夫との関係に悩む中、元恋人の訃報を受け取った主婦……。
死を見つめることで、自分らしく生きることの葛藤と決意を力強く描き出す、『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞した町田そのこ、新たな代表作!
3.『あなたはここにいなくとも』(2023/2/20発売)
短編集
新潮社
<あらすじ>
恋人に紹介できない家族、会社でのいじめによる対人恐怖、人間関係をリセットしたくなる衝動、わきまえていたはずだった不倫、ずっと側にいると思っていた幼馴染との別れ――いまは人生の迷子になってしまったけれど、あなたの道しるべは、ほら、ここに。
もつれた心を解きほぐす、ぬくもりに満ちた全五篇。
4.『宙ごはん』(2022/5/27発売)
小学館
<あらすじ>
宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」だった。宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。待っていたのは、ごはんも作らず子どもの世話もしない、授業参観には来ないのに恋人とデートに行く母親との生活だった。代わりに手を差し伸べてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯だ。花野の中学時代の後輩の佐伯は、毎日のごはんを用意してくれて、話し相手にもなってくれた。
ある日、花野への不満を溜め、堪えられなくなって家を飛び出した宙に、佐伯はとっておきのパンケーキを作ってくれ、レシピまで教えてくれた。その日から、宙は教わったレシピをノートに書きとめつづけた。
全国の書店員さん大絶賛! どこまでも温かく、やさしいやさしい希望の物語。
5.『星を掬う』(2021/10/18発売)
中央公論新社
<あらすじ>
町田そのこ 2021年本屋大賞受賞後第1作目は、すれ違う母と娘の物語。小学1年の時の夏休み、母と二人で旅をした。その後、私は、母に捨てられた――。
ラジオ番組の賞金ほしさに、ある夏の思い出を投稿した千鶴。それを聞いて連絡してきたのは、自分を捨てた母の「娘」だと名乗る恵真だった。
この後、母・聖子と再会し同居することになった千鶴だが、記憶と全く違う母の姿を見ることになって――。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
町田そのこの文庫本新刊情報
1.『コンビニ兄弟3:―テンダネス門司港こがね村店―』(2023/8/29発売)
文庫最新刊、短編集
新潮社
<あらすじ>
第一話「推しが門司港を熱くする」
門司港に大好きなアイドルがやってきた!
大ファンの中尾は駆けつけるが、彼には悩みがあるらしい。第二話「ハロー、フレンズ」
故郷を離れて暮らす若き主婦の新たなる一歩とは。第三話「華に嵐」
コンビニ兄弟の次男坊・ツギの心を激しく傷つけた魔性の女が「偽装恋愛」を持ちかけてきた!?元気がもらえる3編の連作集。
2.『ぎょらん』(2023/6/26発売)
新潮社
<あらすじ>
人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。それを嚙み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。地方都市の葬儀会社へ勤める元引きこもり青年・朱鷺は、ある理由から都市伝説 めいたこの珠の真相を調べ続けていた。
「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。
傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7編の連作集。
2018年の単行本の文庫版です。
3.『52ヘルツのクジラたち』(2023/5/25発売)
中央公論新社
<あらすじ>
52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そのためこの世で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。
2020年の単行本の文庫版です。
4.『うつくしが丘の不幸の家』(2022/4/28発売)
短編集
東京創元社
<あらすじ>
築21年の三階建て一軒家を購入し、一階部分を店舗用に改築。美容師の美保理にとって、これから夫の譲と暮らすこの家は、夢としあわせの象徴だった。朝、店先を通りかかった女性に「ここが『不幸の家』だって呼ばれているのを知っていて買われたの?」と言われるまでは――。
わたしが不幸かどうかを決めるのは、他人ではない。『不幸の家』で自らのしあわせについて考えることになった五つの家族をふっくらと描く、傑作連作小説。
2019年の単行本の文庫版です。
5.『コンビニ兄弟2』(2021/12/23発売)
新潮社
<あらすじ>
失恋をして居心地の悪さに高校をサボった永田詩乃は、突然綺麗になった祖母と意外なところで出会う。バイト店員・廣瀬太郎は自分のことを退屈な男だと思っているのに、キラキラ美少女がその日常を乱し始める。
どうして親友は去っていったんだろう。村井美月の直面する現実と勇気の一歩。誰にとっても大切な想いをささやかにつなぐ場所、北九州門司港の小さなコンビニの心温まる物語。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『わたしの知る花』(2024/7/22発売)
- 『夜明けのはざま』(2023/11/8発売)
- 『あなたはここにいなくとも』(2023/2/20発売)
- 『宙ごはん』(2022/5/27発売)
- 『星を掬う』(2021/10/18発売)
■文庫本新刊
- 『コンビニ兄弟3:―テンダネス門司港こがね村店―』(2023/8/29発売)
- 『ぎょらん』(2023/6/26発売)
- 『52ヘルツのクジラたち』(2023/5/25発売)
- 『うつくしが丘の不幸の家』(2022/4/28発売)
- 『コンビニ兄弟2』(2021/12/23発売)
コンスタントに作品を発表している町田そのこさん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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