小説の新刊、新作情報(作家別) PR

【2024年最新版】角田光代の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

角田光代の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

『対岸の彼女』で第132回直木三十五賞(2005年)を受賞した角田光代(かくた・みつよ)さん。心理描写に長けた作風が人気です。

そんな角田光代さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

角田光代の単行本新刊情報

1.『方舟を燃やす』(2024/2/29発売)

最新刊

新潮社

<あらすじ>
口さけ女はいなかった。恐怖の大王は来なかった。噂はぜんぶデマだった。

一方で大災害が町を破壊し、疫病が流行し、今も戦争が起き続けている。何でもいいから何かを信じないと、何が起きるかわからない今日をやり過ごすことが出来ないよ――。

飛馬と不三子、縁もゆかりもなかった二人の昭和平成コロナ禍を描き、「信じる」ことの意味を問いかける傑作長篇。

 

2.『ゆうべの食卓』(2023/2/15発売)

短編集

オレンジページ

<あらすじ>
ひとりの、二人の、家族の、ささやかであたたかい11の食卓の記憶

2020年6月から『オレンジページ』に掲載された「ゆうべの食卓」。新型コロナに翻弄されながら離婚を決意する女性。恋人にふられたのをきっかけに料理に目覚めるサラリーマン。実家を売却することになった兄弟のささやかな宴会。

さまざまな人生のひとコマを「食卓」というキーワードで紡いだ、直木賞作家・角田光代氏の短編集。

 

3.『明日も一日きみを見てる』(2023/2/10発売)

エッセイ

KADOKAWA

<あらすじ>
集合住宅から一軒家に引っ越しをした角田さん。外猫とのはじめての遭遇と脱走事件、虫取り事件にハゲ事件。

アクシデントは絶えないが、猫との暮らしそのものには、パンデミックのなかでも変わらない単調さがある。

ごはんを用意したりおやつをあげたり、腹に乗せたり顔マッサージをしたり。猫との静かな日常のくり返しがずっと続いていくことを、全世界の全ての猫の幸福を願ってやまない、愛情あふれるエッセイ集。

 

4.『タラント』(2022/2/21発売)

中央公論新社

<あらすじ>
こんな人生に、使命は宿るのか。片足の祖父、不登校の甥、大切な人を失ったみのり。

絶望に慣れた毎日が、一通の手紙から動き出す。慟哭と感動の傑作長篇。

実に5年ぶりの長編です。

文庫版が発売です(下記参照)。

5.『銀の夜』(2020/11/18発売)

光文社

<あらすじ>
女子高時代に少女バンドを組んでメジャーデビューをした三人は35歳となった。

自分の人生に確かなものをつかみたい。生きる手応え、深い充実を求めてあがく女たち。14年間埋もれていた傑作が、今、私たちの魂を揺さぶる。

著者5年ぶりの長編小説。

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



角田光代の文庫本新刊情報

1.『源氏物語 8』(2024/10/8発売)

文庫最新刊

河出書房新社

<あらすじ>
薫によって宇治邸に囲われた浮舟だったが、薫と偽って近寄ってきた匂宮に契りを交わされてしまう。浮舟は匂宮の情熱に心惹かれるものの、二人の関係が薫に知られ、苦悩の末、入水を決意する……。

傑作「宇治十帖」より、「浮舟」から「夢浮橋」までを収録。紫式部の”魂”に触れる完結巻!

 

2.『タラント』(2024/8/20発売)

中央公論新社

<あらすじ>
学生時代はボランティアサークルに所属し、国内外で活動しながら、ある出来事で心に深傷を負い、無気力な中年になったみのり。

不登校の甥とともに、戦争で片足を失った祖父の秘密や、祖父と繋がるパラ陸上選手を追ううちに、みのりの心は予想外の道へと走りはじめる。

あきらめた人生に使命〈タラント〉が宿る、慟哭の長篇小説。

2022年刊行作品の文庫版です。

3.『源氏物語 7』(2024/8/6発売)

河出書房新社

<あらすじ>
八の宮亡きあと薫は、宇治に残された姉の大君に求愛し、匂宮を妹の中の君と結ばせるが、大君は薫を拒み続けて他界する。

匂宮は中の君を京の二条院に迎え入れるものの、夕霧の六の君と結婚。中の君に次第に恋慕を募らせる薫に、彼女は異母妹である浮舟の存在を明かす――。

「総角」から「東屋」までを収録。

 

4.『源氏物語 6』(2024/6/6発売)

河出書房新社

<あらすじ>
夕霧は亡き友、柏木の妻である落葉の宮に恋慕を募らせる。

紫の上は出家を果たせずに最期を迎え、心の支えを失った光君は、悲しみにくれ出家を決意し、光源氏の物語は終焉に向かう。「橋姫」からは、いよいよ宇治を舞台にした傑作「宇治十帖」が始まる。

「夕霧」から「椎本」までを収録。

 

5.『源氏物語 5』(2024/4/8発売)

河出書房新社

<あらすじ>
栄華を極める光源氏への女三の宮の降嫁から運命が急変する。

柏木と女三の宮の密通を描く最高峰「若菜(上・下)」から「鈴虫」まで。

 


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『方舟を燃やす』(2024/2/29発売)
  2. 『ゆうべの食卓』(2023/2/15発売)
  3. 『明日も一日きみを見てる』(2023/2/10発売)
  4. 『タラント』(2022/2/21発売)
  5. 『銀の夜』(2020/11/18発売)

文庫本新刊

  1. 『源氏物語 8』(2024/10/8発売)
  2. 『タラント』(2024/8/20発売)
  3. 『源氏物語 7』(2024/8/6発売)
  4. 『源氏物語 6』(2024/6/6発売)
  5. 『源氏物語 5』(2024/4/8発売)

次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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