『罪の声』がベストセラーとなった塩田武士さん。元新聞記者ならではの鋭い視点で物語を紡いでいきます。
そんな塩田武士さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
塩田武士の単行本新刊情報
1.『デルタの羊』(2020/10/7発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する。しかし業界の抱える「課題」が次々と浮き彫りとなり、波乱の状況下、窮地に追い込まれる。
一方、フリーアニメーターの文月隼人は、ある理由から波紋を広げる “前代未聞のアニメ”への参加を決意するが……。
アニメに懸ける男たちの人生が交差するとき、【逆転のシナリオ】が始動する!
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『歪んだ波紋』(2018/8/9発売)
講談社
<あらすじ>
「誤報」にまつわる5つの物語。新聞、テレビ、週刊誌、ネットメディア―昭和が終わり、平成も終わる。気づけば私たちは、リアルもフェイクも混じった膨大な情報に囲まれていた。その混沌につけ込み、真実を歪ませて「革命」を企む“わるいやつら”が、この国で蠢いている。
松本清張は「戦争」を背負って昭和を描いた。塩田武士は「情報」を背負い、平成と未来を描く。全日本人必読。背筋も凍る世界が見えてくる。
3.『騙し絵の牙』(2017/8/31発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
大手出版社で雑誌編集長を務める速水。誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力的な男だ。ある夜、上司から廃刊を匂わされたことをきっかけに、彼の異常なほどの“執念”が浮かび上がってきて…。
斜陽の一途を辿る出版界で牙を剥いた男が、業界全体にメスを入れる!
すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
塩田武士の文庫本新刊情報
1.『氷の仮面』(2020/9/15発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
彼は、命を懸けても「普通の女の子になりたい」と願った――。同級生の真壁君への恋心に気づいた小学四年生のころ。クラスのいじめの対象となった中学一年生のころ告白されて女の子と付き合うことになった高校一年のころ。女装をして出かけていることを父に知られた高校三年のころ。
そして……。
2014年刊行作品の文庫版です。
2.『騙し絵の牙』(2019/11/21発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
出版大手「薫風社」で、カルチャー誌の編集長を務める速水輝也。笑顔とユーモア、ウィットに富んだ会話で周囲を魅了する男だ。ある夜、上司から廃刊の可能性を匂わされたことを機に組織に翻弄されていく。社内抗争、大物作家の大型連載、企業タイアップ…。
飄々とした「笑顔」の裏で、次第に「別の顔」が浮かび上がり―。
2017年刊行作品の文庫版です。
3.『罪の声』(2019/5/15発売)
講談社
<あらすじ>
「これは、自分の声だ」京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、幼いころの自分の声が。それはかつて、日本を震撼させた脅迫事件に使われた男児の声と、まったく同じものだった。一方、大日新聞の記者、阿久津英士も、この未解決事件を追い始め–。
圧倒的リアリティで衝撃の「真実」を捉えた傑作。
2016年刊行の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
比較的スローペースな塩田武士さん。新作が楽しみな作家の一人です。
それでは、良い読書体験を!
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