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2007年 に『ウルチモ・トルッコ』で第36回メフィスト賞を受賞した、本格ミステリ作家の深水黎一郎(ふかみ・れいいちろう)さん。
そんな深水黎一郎さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
深水黎一郎の単行本新刊情報
1.『真贋』(2024/5/22発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
美術にまつわる犯罪を解決するために警視庁に新設された「美術犯罪課」。その課長代理を命じられた森越歩未(もりこし・あゆみ)と唯一の部下・馬原茜(まはら・あかね)に初めて課された任務は、日本きっての名家・鷲ノ宮家による名画コレクションの巨額脱税疑惑。時価数百億円とも謳われるそのコレクションに出された鑑定結果は、なんと“すべてが贋作”だったーー!?
捜査を進める中、新たに浮かび上がった「絵の中で歳を重ねる美女」の謎に、美術犯罪課は芸術探偵こと神泉寺瞬一郎(しんせんじ・しゅんいちろう)の力を借りて立ち向かうがーー?
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『名画小説』(2021/8/24発売)
短編集
河出書房新社
<あらすじ>
13の名画に隠された、驚きの謎、恐怖――秘密が明かされた時、あなたは戦慄する。『最後のトリック』深水黎一郎による傑作短編集。
3.『詩人の恋』(2020/9/30発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
「お宅の旦那はあの歌曲集の中で一つ、やってはいけないことをした」。シューマンの妻・クララのもとにある日偽名による脅迫状が届く。シューマンの作品の評価を貶める決定的な証拠を入手したというのだ。
夫婦の友人・ブラームスは、ハイネの詩をもとに創られた連作歌曲集「詩人の恋」にこめられた謎を追い、ベルリンに向かうが……。
一方、180年の時を経た現代では、恋に悩む高校生、大学生指揮者、ベルリンを訪れた大学教員が「詩人の恋」をめぐって不可解な出来事に遭遇していた……。
4.『犯人選挙』(2019/9/19発売)
講談社
<あらすじ>
築30年の「大泰荘」で8人の大学生が共同生活を送っていた。ある朝、マッチョな男性住人が鍵のかかった自室において遺体で発見される。深夜には建物の玄関にチェーン錠がかけられるため、たとえ鍵を持っていても中には入れない二重の「密室」で誰が彼を殺したのか?
住人の誰もが怪しく、誰にも動機が……。「7つの選択肢」から犯人を選んで下さい。
先行読者投票の結果も収録!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
深水黎一郎の文庫本新刊情報
1.『マルチエンディング・ミステリー』(2023/12/15発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
築30年の「大泰荘」で8人の大学生が共同生活を送っていた。ある朝、マッチョな男性住人が鍵のかかった自室において遺体で発見される。深夜には建物の玄関にチェーン錠がかけられるため、たとえ鍵を持っていても中には入れない二重の「密室」で誰が彼を殺したのか? 住人の誰もが怪しく、誰にも動機が……。
「7つの選択肢」から犯人を決めるのは、あなた。読者投票の結果も収録。
文庫化に際して、『犯人選挙』を改題。
2019年刊行作品の文庫版です。
2.『第四の暴力』(2022/1/11発売)
光文社
<あらすじ>
集中豪雨で全滅した山村にただ一人生き残った男を、テレビカメラとレポーターが、貪るようにしゃぶりつくす。男は怒りを爆発させ、暴れ回る。その引き金を引いた女性アナウンサーは業界を去るが、彼女もまたマスコミの犠牲者だったと男は気づく。その二人が場末の食堂で再会した時……。
強烈な皮肉と諧謔でギョーカイを鋭く抉る、超激辛の問題作登場!
2019年刊行作品の文庫版です。
3.『虚像のアラベスク』(2021/5/21発売)
中編集
KADOKAWA
<あらすじ>
名門バレエ団に公演中止を要求する脅迫状が届いた。海外の要人が鑑賞を予定しているため、警視庁の海埜警部補が警護に当たることとなる。芸術知識と推理力で数々の事件を解決してきた甥の“芸術探偵”神泉寺瞬一郎と通し稽古に向かうと、演目の『ドン・キホーテ』は、本物のナイフが小道具として使われたり、空中高く放り投げられたりと危険なシーンばかり。
それでも万全の警備態勢を整え、公演に臨む海埜だが、突如ありえない光景を目にすることに!(「ドンキホーテ・アラベスク」)
動機、トリック、どんでん返し、全てが衝撃の問題作がついに文庫化。
2018年刊行作品の文庫版です。
4.『最高の盗難』(2020/5/7発売)
短編集
河出書房新社
<あらすじ>
時価十数億のヴァイオリン、ストラディヴァリウスの銘器が若き天才ヴァイオリニストの凱旋コンサート会場から忽然と消えた!巨大な密室と化した超満員の音楽ホール。チャイコフスキーの名曲が明らかにした真犯人は?そしてあまりに芸術的な犯行手口とは?
ハウダニットの驚異的傑作はじめ、ワーグナーの熱狂者たちが織り成す三部作、幻のデビュー作も収録の華麗な音楽ミステリー集。
2017年刊行『ストラディヴァリウスを上手に盗む方法』を改題した文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■文庫本新刊
- 『マルチエンディング・ミステリー』(2023/12/15発売)
- 『第四の暴力』(2022/1/11発売)
- 『虚像のアラベスク』(2021/5/21発売)
- 『最高の盗難』
(2020/5/7発売)
コンスタントに作品を発表している深水黎一郎さん。新作が楽しみです。
それでは、良い読書体験を!
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