本格ミステリの書き手として活躍している柄刀一（つかとう・はじめ）さん。
そんな柄刀一さんの新刊情報をまとめました！
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
柄刀一の単行本新刊情報
1.『或るスペイン岬の謎』(2023/8/23発売)
最新刊
光文社
＜あらすじ＞
心臓移植経験者である南美希風は、その移植手術を執刀した恩人の娘であるエリザベス・キッドリッジの長期休暇に合わせて日本中を旅していたが、行く先々で不可解な事件に巻き込まれていく。すべてが反転した“あべこべ”の密室。雨中、庭に放置された全裸の被害者。悠久の森に佇む異質な殺人現場。
シリーズ史上最高となる圧巻のロジックで名探偵・南美希風が奇跡の不可能犯罪に挑む！
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『或るアメリカ銃の謎』(2022/7/20発売)
光文社
＜あらすじ＞
カメラマン南美希風と法医学者エリザベス・キッドリッジは愛知県のアメリカ領事私邸で起きた謎だらけの射殺事件に巻き込まれる。さらに、琵琶湖のクローズドサークルで発生した二ヶ所同時の殺人事件は、かつてない危険な要素に満ちていた。珍しく感情を露わに事件に挑む名探偵・美希風……
悲劇の連鎖を食い止める人知を超えた大胆な仮説とは⁉
3.『或るギリシア棺の謎』(2021/2/23発売)
光文社
＜あらすじ＞
美希風とエリザベス、ふたりにとって縁の深い篤志家の安堂朱海の訃報が届いた。高齢で長く闘病していた彼女だったが、自殺あるいは他殺の疑いが浮上する。誰が、難のために?実業家一族を覆う呪われた宿命を、精緻にして過剰な論理的推理が解き明かす、圧巻の本格推理!
文庫版が発売です（下記参照）。
4.『流星のソード 名探偵・浅見光彦vs.天才・天地龍之介』(2019/8/8発売)
祥伝社
＜あらすじ＞
昭和、平成、そして新時代へ―。三つの時代を駆け抜ける、浅見光彦令和最初の事件!隕石から作られた流星刀が眠る街・小樽で起きた二つの殺人。そして流星刀づくりに関わった刀工一族にまつわる秘密―
名探偵・浅見光彦とIQ190の天才・天地龍之介、再会した名コンビの華麗な推理!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう！
柄刀一の文庫本新刊情報
1.『或るギリシア棺の謎』(2024/2/14発売)
文庫最新刊
光文社
＜あらすじ＞
カメラマン南美希風と法医学者エリザベス・キッドリッジは、篤志家、安堂朱海の弔問に訪れていた。だが、彼女の死は自殺か他殺の疑いを招き、さらに未解決なままの朱海の孫娘殺害事件の謎をも呼び寄せる。不意に現れる脅迫状。光るタイプライターの文字。ギリシア意匠の棺の周りで起こる不可解な出来事の数々は、いかなる真相を語るのか。
柄刀版《国名シリーズ》第二弾！
2021年の単行本の文庫版です。
2.『或るエジプト十字架の謎』(2022/5/11発売)
短編集
光文社
＜あらすじ＞
トランクルームの密室。白い粉が舞い散る殺人現場。足跡なき泥濘の逃亡者。案内板に磔にされた首のない死体。南美希風が、奇跡を偽装した不可能犯罪の数々に挑む!
そこには、神々しいまでの犯行計画と、どうしようもなく俗な人間の本性があった──。
2019年の単行本の文庫版です。
3.『流星のソード 名探偵・浅見光彦VS.天才・天地龍之介』(2021/1/8発売)
祥伝社
＜あらすじ＞
毒殺事件が起きた小樽の龍宮神社で、浅見光彦は偶然、天地龍之介と再会する。神社では榎本武揚が隕石から作らせた流星刀が公開されていた。同日、小樽の海岸で他殺体が発見される。
二人は石川啄木を暗示する遺留物から連続殺人を疑うが、被害者に繋がりは見つからない。やがて、流星刀をめぐる謎の刀匠が浮上するや、第三の悲劇が!
名探偵二人に解けない犯罪の公式はあるのか。
2019年の単行本の文庫版です。
4.『ミダスの河 名探偵・浅見光彦vs．天才・天地龍之介』(2020/12/11発売)
祥伝社
＜あらすじ＞
骨髄移植の取材で山梨を訪れた浅見光彦は、ドナーの誘拐事件に巻き込まれた。一方、砂金採りのイベントに参加していたIQ190の天地龍之介は、事故車から落下する死体を目撃。出火した車内は金色だった。別々の事件を追う二人は、甲斐の黄金王と呼ばれる名家に辿り着く。ところが、二人に殺人容疑が。
埋蔵金伝説の地で連続して起きる悲劇の真相に、名探偵コンビが迫る。
2018年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『或るスペイン岬の謎』(2023/8/23発売)
- 『或るアメリカ銃の謎』(2022/7/20発売)
- 『或るギリシア棺の謎』(2021/2/23発売)
- 『流星のソード 名探偵・浅見光彦vs.天才・天地龍之介』(2019/8/8発売)
■文庫本新刊
- 『或るギリシア棺の謎』(2024/2/14発売)
- 『或るエジプト十字架の謎』(2022/5/11発売)
- 『流星のソード 名探偵・浅見光彦VS.天才・天地龍之介』(2021/1/8発売)
- 『ミダスの河 名探偵・浅見光彦vs．天才・天地龍之介』(2020/12/11発売)
コンスタントに作品を発表している柄刀一さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を！
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