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【2024年最新版】林真理子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

1982年に出版したエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなり、1986年(昭和61年)に『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞した林真理子(はやし・まりこ)ん。

そんな林真理子さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

林真理子の単行本新刊情報

1.『マリコ、アニバーサリー』(2024/3/21発売)

最新刊、エッセイ

文藝春秋

<あらすじ>
去年から勤め人となったマリコは年始から大忙し。元気を出すためしっかりお餅を食べて、朝ドラの「舞い上がれ!」はかかさない。

理事長になって初めての卒業式。エッセイよりだいぶ早い「挨拶文の締切」に面喰いつつも、しっかり書き上げるマリコであった。夏になるころには「週刊文春」のエッセイの担当者であったイイクボ青年が何と社長に就任。

コロナが明けてからは台湾を楽しみ、ルーマニアへの弾丸出張もなんのその。「週刊朝日」が休刊し、山の上ホテルが休館になったり寂しいニュースもあったけど、いつでも前向きなマリコに今日も世間の目は釘付けである。

「週刊文春」の人気ご長寿連載エッセイ、ついに35巻!

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『平家物語』(2023/11/24発売)

小学館

<あらすじ>
日本古典文学史上の名作を、作家林真理子氏が換骨奪胎。

「鹿谷の謀議」「一の谷の合戦」「壇ノ浦の戦い」「大原御幸」など、誰もが興味を惹かれる著名な場面、現代人の心に響く部分だけを抽出して鮮やかに再構築しました。スピード感あふれる展開! 美しい情景描写!

さらに、平安時代末期の平家源氏皇室を取り巻く、ドロドロとした抗争に翻弄される人々の内面を、丹念に、リアルに描き出した部分は圧巻!

 

3.『いいこと考えた! 美女入門21』(2023/7/20発売)

マガジンハウス

<あらすじ>
毎日毎日、本当に忙しい私。前だって忙しかったけれども、母校の理事長に決まってからその忙しさが二倍になった。

毎日とびまわって、いろんな会議に出たりいろんな人に会ったりする。今までは居職の常として、カジュアルでラクチンな服が多かったのであるが、毎日大学本部へ行くことになると、ジャケットが必要。コーディネイトを考え、アクセも決める。それも毎日……。

などという生活はずーっと前に終わっていたのであるが、また始まるとは。しかしこれが新鮮で楽しい。おしゃれ度がアップしそう。

 

4.『私はスカーレット』(2023/6/14発売)

小学館

<あらすじ>
『STORY』の超人気連載「出好き、ネコ好き、私好き」が足かけ21年、ついに完結。
2019年からの約3年分のエッセイと、日本大学理事長に就任直後のインタビュー記事(「はじめに」)を収録。

カラダにもココロにも「揺らぎ」を感じ始めた40代女性に捧げる、マリコ流〝美女訓〟の決定版。

2019年の作品の単行本化作品です。

5.『四十雀、跳べ!』(2023/5/29発売)

エッセイ

光文社

<あらすじ>
『STORY』の超人気連載「出好き、ネコ好き、私好き」が足かけ21年、ついに完結。
2019年からの約3年分のエッセイと、日本大学理事長に就任直後のインタビュー記事(「はじめに」)を収録。

カラダにもココロにも「揺らぎ」を感じ始めた40代女性に捧げる、マリコ流〝美女訓〟の決定版。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



林真理子の文庫本新刊情報

1.『カムカムマリコ』(2024/3/6発売)

文庫最新刊

文藝春秋

<あらすじ>
コロナ感染爆発(パンデミツク)も2年目に入り、行動制限も緩和された。となると、自粛中に溜まったマリコのエネルギーが一気に弾けるのは当然のこと。

ゴルフを再開し、太秦で女優としてドラマに出演、人生二度目の東京五輪は聖火ランナーも務めて大いに楽しむ。前だけを見て突き進む、マリコパワーに刮目せよ!

巻末に豪華対談2篇収録!

2022年の単行本の文庫版です。

2.『星影のステラ』(2024/1/23発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
「私のことステラって呼んでね」初めて会った日、彼女はそう言った。

つくり話のような自慢をする都会的なステラに、田舎から東京に出てきたフミコは憧れと嫉妬を抱きつつ、彼女と一緒に暮らし始めるが……。

1985年の単行本の文庫版です。

3.『幸福御礼』(2023/9/22発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
東京で夫と穏やかな暮らしを送っていた由香にとって、悩みの種は夫の実家のことだった。結婚当初「どうってことないうち」と言っていた夫の実家は、北関東にある河童市の由緒ある家柄で、祖父が元市長であり伯父は現職の市長だったのだ。

煩わしいことには関わらないと宣言していた由香だったが、夫の伯父である現職市長が病に倒れてから状況は一変。地元に帰ることはないといっていた夫は、姑や伯父の懇願に負けてしまい、選挙に出ることを決意してしまう。

最初は別居して選挙と距離を置いていた由香だったが、次第に選挙をめぐる問題に巻き込まれていき――。

選挙を通じて描かれる、本音と建て前が渦巻く家族小説!

1996年の単行本の文庫新装版です。

4.『美女ステイホーム』(2023/8/3発売)

マガジンハウス

<あらすじ>
anan看板連載「美女入門」PART18

久しぶりのパリを堪能したマリコは帰国後も大忙し。大相撲見物する姿がテレビで映し出されたり、トップアイドルたちが煌めく舞台に胸躍らせたり。

もちろんダイエットのことだって忘れはしない。「体重計は毎日のってやらないと、罰として魔法をかけるの」。リバウンド人生に一喜一憂しながらも、次々舞い込む食事の誘いを楽しむ。

人気者マリコの華麗なる日々を描く美女入門Part18。

2020年の単行本の文庫版です。

5.『私のスポットライト』(2023/4/6発売)

ポプラ社

<あらすじ>
「世の中、頑張るコと運のいいコがいる。運のいいコの方が最初は前に出ていくけど、残るのは頑張るコの方だ」

顔も成績も地味な13歳の平田彩希は、クラスで目立たないように過ごす日々。しかし、クラスの派閥争いのあおりを受け、学園祭のクラス劇で主役を演じることに。これを機に演劇の面白さに目覚めた彩希は、児童劇団に入団するのだが、クラスメイトに「カンチガイしてる」と言われて――。

「フツウ」コンプックスや周囲の視線から脱し、自分の「好き」に向き合う苦悩と喜びを、林真理子が瑞々しく描いた青春小説。

2016年の単行本の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

文庫本新刊

  1. 『カムカムマリコ』(2024/3/6発売)
  2. 『星影のステラ』(2024/1/23発売)
  3. 『幸福御礼』(2023/9/22発売)
  4. 『美女ステイホーム』(2023/8/3発売)
  5. 『私のスポットライト』(2023/4/6発売)

以上になります。まだまだ精力的に作品を発表している林真理子さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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