1982年に出版したエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなり、1986年(昭和61年)に『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞した林真理子(はやし・まりこ)さん。
そんな林真理子さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
林真理子の単行本新刊情報
1.『マリコ、東奔西走』(2023/3/23発売)
最新刊、エッセイ
文藝春秋
<あらすじ>
年明け早々、38年ぶりの書き下ろし小説『奇跡』が大ヒット。コロナの間隙を縫って行われた3年ぶりの桃見の会も大盛況。今年もパワフルに東へ西へと大忙しと思いきや……世間の予想を軽々と超えてくるのがマリコ流。なんと母校日本大学の理事長に電撃就任!大学の「マッチョな体質」を変えるための最初の一歩を踏み出したのだった。昼間は理事長室に通い、夜には原稿、そして週末は全国を飛び回る。理事長になっても我らのマリコは止まらない。
「週刊文春」の人気ご長寿連載エッセイ、ついに34巻!
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『成熟スイッチ』(2022/11/17発売)
エッセイ
講談社
<あらすじ>
昨日とは少し違う自分になる「成熟スイッチ」はすぐそこにある――。ベストセラー『野心のすすめ』から9年、人気作家が成熟世代におくる待望の人生論新書。日大理事長就任、「老い」との近づき方など、自身の成熟の現在地を明かしながら、
「人間関係の心得」「世間を渡る作法」ほか四つの成熟のテーマについて綴っていく。先輩・後輩世代とのつき合い方、自分の株が上がる「お礼」の方法、会話を面白くする「毒」の入れ方など、著者ならではの成熟テクニックが詰まった一冊!
3.『あした何着よう 美女入門20』(2022/7/21発売)
エッセイ
マガジンハウス
<あらすじ>
書き下ろしの仕事のため、青山に出来たばかりのおしゃれなホテルに自主“カンヅメ”したり、NHK朝の看板番組に出演したり。夏の歌舞伎座には、長年大事に“育ててきた” とっておきの麻の着物(重要無形文化財! の越後上布)でお出まし。
楽しいことが大好きだから、心踊る予定を詰め込んで、おしゃれを満喫する。マリコのノンストップ華麗なる日々。
4.『カムカムマリコ』(2022/3/23発売)
文藝春秋
<あらすじ>
ますます猛威を振るうコロナウイルスを跳ね返すべく、いち早くワクチンを打ったマリコ。春には娘が大学を卒業し、子育てもひと段落し、介護問題を描いた『小説8050』も大ヒット。一年遅れのオリンピックでは聖火ランナーを務め、小室眞子さん、圭さんの結婚情報は逃さずチェック。
緊急事態宣言が明けてからは、待ってましたとばかりに、全国各地を飛び回る。コロナが明けて、さらにパワーアップしたマリコが時代を駆ける。
「週刊文春」の人気ご長寿連載エッセイ、ついに33巻!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
林真理子の文庫本新刊情報
1.『私のスポットライト』(2023/4/6発売)
文庫最新刊
ポプラ社
<あらすじ>
「世の中、頑張るコと運のいいコがいる。運のいいコの方が最初は前に出ていくけど、残るのは頑張るコの方だ」顔も成績も地味な13歳の平田彩希は、クラスで目立たないように過ごす日々。しかし、クラスの派閥争いのあおりを受け、学園祭のクラス劇で主役を演じることに。これを機に演劇の面白さに目覚めた彩希は、児童劇団に入団するのだが、クラスメイトに「カンチガイしてる」と言われて――。
「フツウ」コンプックスや周囲の視線から脱し、自分の「好き」に向き合う苦悩と喜びを、林真理子が瑞々しく描いた青春小説。
2016年の単行本の文庫版です。
2.『Go To マリコ』(2023/3/8発売)
エッセイ
文藝春秋
<あらすじ>
世界を襲った感染爆発(パンデミック)もなんのその。おうち時間は目いっぱい楽しみ、「新しい生活様式」になじめばさっそく飲食店支援に食べ歩き、相撲観戦へと出かける。さらに故郷山梨では「まるごと林真理子展」も開催。未曽有の時代にも躍進する日々を綴った、週刊文春連載人気エッセイ集。
巻末に、特別対談「眞子さまの恋『皇室結婚史』から考える」収録。
2021年の単行本の文庫版です。
3.『綴る女-評伝・宮尾登美子』(2023/2/21発売)
中央公論新社
<あらすじ>
「これって本当のことですかね。作家は日記でよく噓をつきますから」。後に「呪い」と称した家業・女衒(芸妓娼妓紹介業)を営む父との軋轢、血の繋がらない母との絆、満州からの壮絶な引き上げと、借金に苦しんだ下積み時代――。『櫂』『陽暉楼』『鬼龍院花子の生涯』など、ドラマ・映画の原作としても愛された自伝的小説を世に送り続け、昭和・平成のエンタメ界を席巻したヒットメイカー・宮尾登美子。彼女の綴った物語はどこまでが真実で、どこからが創作だったのか。
誰もが知る国民的作家の謎めいた生涯に林真理子が挑んだ、衝撃のドキュメンタリー。
2020年の単行本の文庫版です。
4.『女の偏差値』(2022/8/4発売)
エッセイ
マガジンハウス
<あらすじ>
京都の夜はとびきりバブリーに楽しみたいし、年越しはハワイの輝く太陽の下で過ごしたい。大切な洋服は高級ブラシで入念に手入れして、ノースリーブ・ワンピのために二の腕エクササイズの努力も惜しまない。素敵な出会いに心躍らせながら、今日もマリコはダイエットにおしゃれに邁進中。
楽しいことで埋め尽くされたマリコの(コロナ以前の)輝かしき日々。美女入門Part17の文庫化。
2019年の単行本の文庫版です。
5.『女はいつも四十雀』(2022/7/13発売)
エッセイ
光文社
<あらすじ>
女の四十代は、子育ても仕事も社交もおしゃれもとなると、本当に忙しくて大変だ。だが「楽しく有意義な四十代を迎えれば、その延長としての五十代がやってくる」(「はじめに」)。
そう、女の人生、勝負はいつも四十から。ここでの積み重ねが、その後の人生を豊穣にする。十年以上にわたって「STORY」の巻頭を飾る人気エッセイ、平成最後の五年分収載。
2019年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『マリコ、東奔西走』(2023/3/23発売)
- 『成熟スイッチ』(2022/11/17発売)
- 『あした何着よう 美女入門20』(2022/7/21発売)
- 『カムカムマリコ』(2022/3/23発売)
■文庫本新刊
- 『私のスポットライト』(2023/4/6発売)
- 『Go To マリコ』(2023/3/8発売)
- 『綴る女-評伝・宮尾登美子』(2023/2/21発売)
- 『女の偏差値』(2022/8/4発売)
- 『女はいつも四十雀』(2022/7/13発売)
以上になります。まだまだ精力的に作品を発表している林真理子さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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