2014年、第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作となった『人間の顔は食べづらい』で有栖川有栖さん、道尾秀介さんの推薦を受けてデビューした白井智之(しらい・ともゆき)さん。
そんな白井智之さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
白井智之の単行本新刊情報
1.『ぼくは化け物きみは怪物』(2024/8/21発売)
最新刊
光文社
<あらすじ>
クラスメイト襲撃事件を捜査する小学校の名探偵。滅亡に瀕した人類に命運を託された〝怪物”。郭町の連続毒殺事件に巻き込まれた遊女。異星生物のバラバラ死体を掘り起こした三人組。見世物小屋(フリークショー)の怪事件を予言した〝天使の子”。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『エレファントヘッド』(2023/9/26発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
精神科医の象山は家族を愛している。だが彼は知っていた。どんなに幸せな家族も、たった一つの小さな亀裂から崩壊してしまうことを――。やがて謎の薬を手に入れたことで、彼は人知を超えた殺人事件に巻き込まれていく。
3.『名探偵のいけにえ』(2022/9/15発売)
新潮社
<あらすじ>
病気も怪我も存在せず、失われた四肢さえ蘇る、奇蹟の楽園ジョーデンタウン。調査に赴いたまま戻らない助手を心配して教団の本拠地に乗り込んだ探偵・大塒は、次々と不審な死に遭遇する。
奇蹟を信じる人々に、現実世界のロジックは通用するのか?
4.『死体の汁を啜れ』(2021/8/30発売)
実業之日本社
<あらすじ>
この街では、なぜか人がよく殺される。小さな港町、牟黒市。殺人事件の発生率は、南アフリカのケープタウンと同じくらい。豚の頭をかぶった死体。頭と手足を切断された死体。胃袋が破裂した死体。死体の腹の中の死体……。
事件の謎を追うのは、推理作家、悪徳刑事、女子高生、そして深夜ラジオ好きのやくざ。
前代未聞の死体から始まる、新時代の本格ミステリ!
5.『ミステリー・オーバードーズ』(2021/5/25発売)
光文社
<あらすじ>
召し上がれ、致死量の謎。鬼才が腕を振るう、5つの“美味しい”本格ミステリー。嫌悪か、恐怖か、悦楽か――脳を揺さぶる白井智之ワールド!
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
白井智之の文庫本新刊情報
1.『ミステリーオーバードーズ』(2023/11/14発売)
文庫最新刊、短編集
光文社
<あらすじ>
探偵たちの集まった館で殺人事件が起きた。その晩、探偵たちの口にしたワインに幻覚剤が混入していたことで、事件は思わぬ方向へ転がっていく……。(ディテクティブ・オーバ―ドーズ)ほか“食”をテーマにした全5篇を収録。
異世界転生からエログロ、本格ミステリーまで、唯一無二のミステリー作家・白井智之が美味しく調理した短編集。
2021年の刊行作品の文庫版です。
2.『名探偵のはらわた』(2023/2/25発売)
新潮社
<あらすじ>
「亘くん、きみは真実を語るべきだ」農薬コーラ毒殺魔、局部切断女、そして恐怖の三十人殺し!昭和史に残る極悪犯罪者たちが地獄の淵からよみがえり、現代日本で殺戮の限りを尽くす。空前絶後の惨劇に立ち上がった伝説の名探偵は、推理の力でこの悪夢を止められるのか?
「疑え――そして真実を見抜け」
二度読み必至の鮮やかな伏線回収、緻密なロジックによる美しき多重解決。本格ミステリの神髄、ここにあり。
2020年の刊行作品の文庫版です。
3.『お前の彼女は二階で茹で死に』(2022/8/5発売)
実業之日本社
<あらすじ>
自殺した妹・リチウム(ミミズ人間)の仇を討つために、刑事になったヒコボシ。事件を追いながら、リチウムを自殺に追い込んだ連中の尻尾を摑み、破滅させてやろうとたくらむ。事件の謎を解くのは、天才的な推理力を持つ女子高生探偵・マホマホ。しかし、彼女はヒコボシに監禁されていて……。
文庫化に際し大幅改稿、著者渾身の本格ミステリ大作!
2018年の刊行作品の文庫版です。
4.『そして誰も死ななかった』(2022/1/21発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
五人全員が死んだとき――本当の「事件」が始まる。覆面作家・天城菖蒲から、絶海の孤島に建つ天城館に招待された五人の推理作家。やがて作家たちは次々と奇怪を死を遂げ、そして誰もいなくなったとき、本当の「事件」の幕が開く。
特殊設定ミステリの真骨頂!
2019年の刊行作品の文庫版です。
5.『少女を殺す100の方法』(2020/12/9発売)
光文社
<あらすじ>
「死んでる? 誰が」「?みんなです」とある女子中学校で二年A組の生徒全員が殺された。教頭のクサカベは警察より先に犯人を見つけ出そうとするが……。(「少女教室」)ミロが夏休みを過ごすことになったウラ地区では、年に一度、空から少女が降ってくるという……。(「少女が町に降ってくる」)
グロテスクなのに、ロジカル。本格ミステリ界の鬼才が贈る「少女の大量死」全八編!
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ぼくは化け物きみは怪物』(2024/8/21発売)
- 『エレファントヘッド』(2023/9/26発売)
- 『名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件』(2022/9/10発売)
- 『死体の汁を啜れ』(2021/8/30発売)
- 『ミステリー・オーバードーズ』(2021/5/25発売)
■文庫本新刊
- 『ミステリーオーバードーズ』(2023/11/14発売)
- 『名探偵のはらわた』(2023/2/25発売)
- 『お前の彼女は二階で茹で死に』(2022/8/5発売)
- 『そして誰も死ななかった』(2022/1/21発売)
- 『少女を殺す100の方法』(2020/12/9発売)
以上になります。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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