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上橋菜穂子さんの『鹿の王』は2015年(第12回)の本屋大賞を受賞した大作。続編も刊行されてシリーズ化しています。
そんな上橋菜穂子さんの「鹿の王シリーズ」の読む順番を紹介いたします!
上橋菜穂子「鹿の王シリーズ」読む順番
2作がKADOKAWAから刊行されています。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。
1.『鹿の王』(2014年)
<あらすじ>
強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角(どつかく)”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!?
たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう!
こちらが第一作目で、文庫にして全4巻のファンタジー大作。
謎の病の究明、そしてその驚くべき陰謀……壮大な世界観の中、さまざまなキャラクターが生き生きと躍動し、それぞれが背負う運命のもとで懸命に生き抜いていきます。
本屋大賞受賞も頷ける名作です。
なお、第4回日本医療小説大賞(2015年)も受賞しています。
関連記事>2.『鹿の王 水底の橋』(2019年)
<あらすじ>
壮大なスケールで紡がれる 『鹿の王』最新作がはやくも文庫化!真那の姪を診るために恋人のミラルと清心教医術の発 祥の地・安房那領を訪れた天才医術師・ホッサル。
しかし思いがけぬ成り行きから、東乎瑠帝国の次期皇帝を巡る争いに巻き込まれてしまい……!?
2作目が単行本の一年後に文庫化です。
主人公は天才医術師ホッサルにチェンジ。それでも世界観や深いストーリーは変わらず、極上の物語を体感できます。
ジュニアつばさ文庫版『鹿の王』
<あらすじ>
東乎瑠帝国にとらわれ、岩塩鉱で奴隷となったヴァン。ところがふしぎな黒犬におそわれ、謎の病気が流行してしまう。ひとり病気から生き残ったヴァンは、逃げる途中、幼い少女をひろい、ユナと名づけて育てることに。
一方、若き天才医術師ホッサルは、その病気が、伝説の病「黒狼熱」だと考え、治す方法を見つけるため、ヴァンを探そうとするけれど!?
第12回本屋大賞を受賞した壮大な冒険小説が、角川つばさ文庫に登場!
子ども向けの文庫レーベル「角川つばさ文庫」版もあります。こちらは文字を大きくして、漢字を少なくして読みやすくしてあります。
子どもが読んでも何かしら考えさせられるストーリー。オススメです。
まとめ
それではおさらいします。
- 『鹿の王』
(2014年) - 『鹿の王 水底の橋』
(2019年)
上橋菜穂子「鹿の王シリーズ」の読む順番は以上のようになります。
壮大な異世界を、キャラクターとともに旅をする感覚が共有できる名作ファンタジー。さらなる続編も期待です。
なお、KADOKAWAによる『鹿の王』公式サイトも開設されています。
それでは、良い読書体験を!
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