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1989年、『高円寺純情商店街』で第101回直木賞を受賞したねじめ正一さん。70歳を超えた今でも創作活動に励んでいます。
そんなねじめ正一さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
ねじめ正一の単行本新刊情報
1.『たんていベイビー きえたヤギのおばあさん』(2022/5/13発売)
最新刊、絵本
文研出版
<あらすじ>
たんていベイビーは赤ちゃんだけど、どんな事件も解決する名探偵。依頼があると、助手のウシのウーパーと一緒に駆けつける。
ヤギのおばあさんが行方不明になるが、たんていベイビーは俳句をよんで無事解決。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『ゆかしたの ワニ』(2022/5/13発売)
絵本
福音館書店
<あらすじ>
僕の家の床下にはワニがいる。僕は夜になると大きな歯ブラシやバケツを持って、ワニの歯磨きをしに降りてゆく。床下のワニは巨大で、大きく開けた口はまるで洞窟のよう。奥歯を磨くときはワニの口の中に入らないといけないけれど、危なくなっても七つ道具があるから大丈夫。
日常と地続きの、ちょっとスリリングで不思議な世界です。
3.『泣き虫先生』(2022/4/10発売)
新日本出版社
<あらすじ>
なにかにつけて泣く感動屋の「泣き虫先生」と、6階建て高さはあろうかという風呂屋のエントツに登ってしまった少年を助けるため、ひとり猛スピードで駆け上がった「チビカン」の大人2人。地域で剛速球エースの誉れも高い卓也と、転校生でバッテリーを組む力少年の2人。この4人が始めた、ヘッセの小説〈車輪の下〉読書会が生み出したものは?
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
ねじめ正一の文庫本新刊情報
1.『認知の母にキッスされ』(2017/12/22発売)
文庫最新刊
中央公論新社
<あらすじ>
今日も明日も介護の日々。そして、認知症の妄想は、加速していく――まったく新しい体験的〝介護小説〟ある日、デイケア先で喚きはじめた母は、気付かぬうちに認知症を発症していた。介護のために毎日、母の元へ通い始めた息子は、一語一語逃さぬよう、母の「妄想」を聞き取り始める……。
「介護」というシビアなテーマでありながら、著者の体験を元に、なれない介護に振り回される姿が描かれ、ホッとする読後感のある作品。
単行本刊行から3年、文庫版では、段々と妄想も減り、そしてついには、何も話さなくなった母・みどりさんとの日々が加筆されます。
言葉無く眠り続けるベッドの脇で巡らした思いとは、そして……。
2014年の単行本の文庫版です。
2.『おふくろ八十六、おれ還暦』(2014/9/20発売)
エッセイ
中央公論新社
<あらすじ>
人生の後半戦をジタバタと過ごしていたある日、母が病気になった。私は「母を俳句で笑わせる」という決意をする–。
団塊世代オトコの本音エッセイ
2011年の単行本の文庫版です。
3.『長嶋少年』(2014/9/2発売)
文藝春秋
<あらすじ>
すべての野球少年に捧げる、渾身の成長物語「僕はサードです。背番号はもちろん〈3〉です」逆境にありながら、ひたすら長嶋に憧れ野球に打ち込む少年の成長を描く傑作長篇!
2012年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『たんていベイビー きえたヤギのおばあさん』(2022/5/13発売)
- 『ゆかしたの ワニ』(2022/5/13発売)
- 『泣き虫先生』(2022/4/10発売)
■文庫本新刊
- 『認知の母にキッスされ』
(2017/12/22発売) - 『おふくろ八十六、おれ還暦』
(2014/9/20発売) - 『長嶋少年』
(2014/9/2発売)
近年は絵本作品に注力しているねじめ正一さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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