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2020年、『オルタネート』が第164回直木賞の候補となった加藤シゲアキさん。
そんな加藤シゲアキさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
加藤シゲアキの単行本新刊情報
1.『なれのはて』(2023/10/25発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局員・守谷京斗(もりや・きょうと)は、異動先で出会った吾妻李久美(あづま・りくみ)から、祖母に譲り受けた作者不明の不思議な絵を使って「たった一枚の展覧会」を企画したいと相談を受ける。しかし、絵の裏には「ISAMU INOMATA」と署名があるだけで画家の素性は一切わからない。二人が謎の画家の正体を探り始めると、秋田のある一族が、暗い水の中に沈めた業に繋がっていた。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『1と0と加藤シゲアキ』(2022/9/30発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
加藤シゲアキ責任編集! 豪華クリエイター陣と共演するスペシャルブック◆収録内容
・競作「渋谷と○○」 (恩田陸、最果タヒ、珠川こおり、中村文則、羽田圭介、深緑野分、堀本裕樹、又吉直樹)
・対談 (白石和彌、前川知大、又吉直樹)
・インタビュー&対談再録
・戯曲「染、色」
・小説「渋谷と一と〇と」
・脚本「渋谷と1と0と」
・ショートフィルム『渋谷と1と0と』撮影現場レポート
・10年の作家生活を振り返る2.5万字超ロングインタビュー
・《1と0と》撮り下ろしグラビア
・『ピンクとグレー』から最新の雑誌連載までを網羅する全著作ガイド
・作家とアイドルの境界線を紐解く、ライブパフォーマンス解説
・書店店頭から10年を見届けてきた書店員座談会
and more…
3.『オルタネート』(2020/11/19発売)
新潮社
<あらすじ>
高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、若者たちの運命が、鮮やかに加速していく。全国配信の料理コンテストで巻き起こった“悲劇”の後遺症に思い悩む蓉。
母との軋轢により、“絶対真実の愛”を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津。高校を中退し、“亡霊の街”から逃れるように、音楽家の集うシェアハウスへと潜り込んだ尚志。
恋とは、友情とは、家族とは。そして、人と“繋がる”とは何か。デジタルな世界と未分化な感情が織りなす物語の果てに、三人を待ち受ける未来とは一体―。
“あの頃”の煌めき、そして新たな旅立ちを端正かつエモーショナルな筆致で紡ぐ、新時代の青春小説。
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『できることならスティードで』(2020/3/6発売)
エッセイ
朝日新聞出版
<あらすじ>
逃げるように、パリへ。祖父を見舞いに、岡山へ。こうして僕は旅に出た―旅がテーマのエッセイ15編に“旅する”掌編小説3編を加えた、著者初のエッセイ集。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
加藤シゲアキの文庫本新刊情報
1.『オルタネート』(2023/6/26発売)
文庫最新刊
新潮社
<あらすじ>
高校生限定のマッチングアプリが必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、3人の若者の運命が、鮮やかに加速していく――。恋とは、友情とは、家族とは、人と“繋がる”とは何か。悩み、傷つきながら、〈私たち〉が「世界との距離をつかむまで」を端正かつエモーショナルに描く。渾身の青春小説。
2020年の単行本の文庫版です。
2.『できることならスティードで』(2022/11/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
大阪やパリ、スリランカ紀行から、学校に行く意味を考える「小学校」、故ジャニー喜多川氏への思いを綴った「浄土」まで、広義の旅をテーマにした著者初のエッセイ集が待望の文庫化!著者文芸誌初連載のエッセイ15編と”旅する”掌編小説3編に加え、文庫版には、新たに文庫化に際しての思いを著者が書き下ろした文庫版あとがき「刊行から二年を経て」、さらには作家の朝吹真理子氏による解説も収録!
単行本同様に著者撮影の写真を使ったカバーも単行本からデザインを一新します。
2020年の単行本の文庫版です。
3.『チュベローズで待ってる』(2022/6/27発売)
新潮社
<あらすじ>
就職活動に失敗した22歳の光太は、カリスマホストの雫にスカウトされてホストクラブ「チュベローズ」で働きはじめる。客としてやってきた美津子が憧れのゲーム会社に勤めていることを知り、彼女を利用して夢に近づこうとするが――。(『チュベローズで待ってる AGE32』に続きます)
2017年の単行本の文庫版です。
4.『傘をもたない蟻たちは』(2018/6/15発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
かなわない―。天才肌の彼女に惹かれた美大生の葛藤。書いた原稿がそのまま自分の夢で再現される不思議な現象にのめりこんでいく小説家の後悔。幼なじみの秘密を知り、彼との接し方がわからなくなってしまった男子中学生の苦悩。自分の心に正直でいたいだけなのに。
誰もが胸に抱える生ぎづらさを鮮烈に切り取った、著者初の短編集。
単行本未収録作品であるタイムリープSF「おれさまのいうとおり」を加えた全7編。
2015年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『なれのはて』(2023/10/25発売)
- 『1と0と加藤シゲアキ』(2022/9/30発売)
- 『オルタネート』(2020/11/19発売)
- 『できることならスティードで』(2020/3/6発売)
■文庫本新刊
- 『オルタネート』(2023/6/26発売)
- 『できることならスティードで』(2022/11/7発売)
- 『チュベローズで待ってる』(2022/6/27発売)
- 『傘をもたない蟻たちは』(2018/6/15発売)
芸能人ということもあり、スローペースで作品を発表している加藤シゲアキさん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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