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2006年、「八月の路上に捨てる」で第135回芥川賞を受賞した伊藤たかみさん。
そんな伊藤たかみさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
伊藤たかみの単行本新刊情報
1.『ぼくらのセイキマツ』(2019/4/16発売)
最新刊
理論社
<あらすじ>
ノストラダムスの予言によれば来年夏には世界が滅亡する。でも中三のぼくらにはその前に受験があるのだった。ゾンビみたいな人形を持ち歩いているナナコ。そのナナコに小学生の頃から惹かれているイッセー、ヒロ。
生きてる手応えもないままゆるゆると流れていく時間に抵抗する三人の夏を描く。
芥川賞作家久々のYA書き下ろし。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『はやく老人になりたいと彼女はいう』(2017/11/10発売)
文藝春秋
<あらすじ>
新興住宅地の夏祭の会場からきもだめしをするうちに十歳の少年と少女が深い森に迷いこんでいた。少年と知り合いの老婆は森をさまよっている。さらに少年の母親と少女の父親も…。ひと晩だけの遭難。暗い森で浮かびあがったそれぞれの人生。
愛に不器用な人たちを描くおとぎ話のような文学作品。小幡彩貴のイラスト21点掲載!
3.『歌姫メイの秘密』(2016/7/20発売)
講談社
<あらすじ>
メイは、小学校4年のときに、母親といっしょに“ありがた教”と呼ばれるN神聖教会のキャンプから逃げてきた。かわいいのに風変わりで、歌が抜群にうまいのだ。彼女の「恋人」として、僕たちは屋根裏部屋で長い時間を過ごすようになる。どうしても自分の本当の父親と会ってみたい、というメイ。
高校生になった僕らは、ようやく探し当てた父親の家へと向かうが…。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
伊藤たかみの文庫本新刊情報
1.『ぎぶそん』(2015/1/2発売)
文庫最新刊
ポプラ社
<あらすじ>
中学二年、「ガンズ・アンド・ローゼス」に心酔した少年ガクは、仲間を集めてバンドをはじめる。親友のマロと幼なじみのリリイ。それに、「ギブソンのフライングV」を持っていてギターがうまいと噂―の問題児たける。
ケンカや練習を経て、四人は次第に仲間になっていく。ガクとリリイの淡い恋、文化祭ライブ、十四歳のできごとのひとつひとつが、多彩な音を響かせあう青春ストーリー。
第21回坪田譲治文学賞受賞作。
2005年の単行本の文庫版です。
2.『カンランシャ』(2013/9/10発売)
光文社
<あらすじ>
不動産会社に勤める瀬尾隆一は大学時代からの先輩の妻・いずみに、夫が浮気しているのではないか、と相談を受ける。それがきっかけとなり、次第に距離を縮めてゆく隆一といずみ。
その一方で、いずみの夫・直樹も恋人・愛との仲を深める。二組の男女関係がもつれ、煮詰まってきたある日、自宅で倒れた直樹が病院に運ばれる!
男女の恋愛と再生を描く傑作小説!
2009年の単行本の文庫版です。
3.『誰かと暮らすということ』(2013/1/25発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
都会の片隅で不満や希望を抱える者たちを鮮やかに描く作品集いつになったら、満たされるんだろう。誰に対して怒っているんだろう――
都会の片隅でちいさな不満やささやかな希望を抱きながら生きる等身大の日常に優しいまなざしを注ぐハートウォーミングストーリー!
2009年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ぼくらのセイキマツ』(2019/4/16発売)
- 『はやく老人になりたいと彼女はいう』(2017/11/10発売)
- 『歌姫メイの秘密』(2016/7/20発売)
■文庫本新刊
- 『ぎぶそん』(2015/1/2発売)
- 『カンランシャ』(2013/9/10発売)
- 『誰かと暮らすということ』(2013/1/25発売)
近年は寡作になっている伊藤たかみさん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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