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伊坂幸太郎さんの「殺し屋シリーズ」は、さまざまな殺しの方法を持つ殺し屋たちが活躍する人気シリーズです。
そんな伊坂幸太郎さんの「殺し屋シリーズ」の読む順番を紹介いたします!
「殺し屋シリーズ」の読む順番(刊行順)
現在4作が刊行されています。
おすすめの読む順番としても、刊行順が一番良いと思いますので、順番に紹介していきます。
1.『グラスホッパー』(2004年)
<あらすじ>
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに――「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!
こちらが第一作です。
鈴木、鯨、蝉の三人の殺し屋たちが、別の殺し屋を追っていくというストーリー。キャラクターが魅力的に描かれており、テンポの良い展開に一気に読み進められます。
伊坂幸太郎を読むとっかかりとしても最適な一冊でしょう。
伊坂幸太郎の名作を読むなら~おすすめ10作品ランキングを紹介
関連記事>2.『マリアビートル』(2010年)
<あらすじ>
酒浸りの元殺し屋「木村」。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」「檸檬」。運の悪い殺し屋「七尾」。物騒な奴らを乗せた東北新幹線は疾走する!
『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。
続編というよりは、新たな「殺し屋」たちが活躍する物語。しかし間違いなく「殺し屋」の系譜に連なる作品です。
3.『AX(アックス)』(2017年)
<あらすじ>
「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。引退に必要な金を稼ぐために仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。
こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。物語の新たな可能性を切り拓いた、エンタテインメント小説の最高峰!
同じく新たな「殺し屋」の物語ですが、過去作が少しずつ関係している部分もあるので、やはり順番に読んでいきましょう。
こちらも至上のエンターテインメント作品に仕上がっています。
4.『777 トリプルセブン』(2023/9/21発売)
<あらすじ>
伊坂幸太郎、2年ぶりの完全書き下ろし。殺し屋シリーズ最新作。
こちらが単行本の最新刊になります。
こちらが「殺し屋シリーズ」最新作。
Audible版「殺し屋シリーズ」
それぞれAmazonの「聴いて読む」サービスであるAudible版もあります。
※楽天市場、Yahoo!ショッピングにはありません
初回30日間の無料期間があるAudibleの詳しい解説は、以下の記事で紹介しています。
Audible(オーディブル)は耳で読む~朗読者、会員特典、評判、おすすめ作品を紹介
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漫画版「グラスホッパー」
<あらすじ>
殺された妻の仇を討つため非合法組織【令嬢】の社員として働く「鈴木」。復讐の機会をうかがっている最中、そのターゲットが何者かに殺され…。ナイフ使いの「蝉」、自殺させ屋「鯨」、そして謎の男「押し屋」を巻き込み、復讐劇は予測不可能な未来へ突き進む――
井田ヒロトさんの絵で漫画化もされています。
映画版「グラスホッパー」
生田斗真、浅野忠信、山田涼介主演で映画化もされています。
まとめ
それではおさらいします。
- 『グラスホッパー』
(2004年) - 『マリアビートル』
(2010年) - 『AX(アックス)』
(2017年) - 『777 トリプルセブン』(2023年)
伊坂幸太郎「殺し屋シリーズ」の読む順番は以上のようになります。
3作ですので、ぜひ読破してみてくださいね!