新本格ミステリの旗手として第一線で活躍し続けている有栖川有栖さん。
そんな有栖川有栖さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
有栖川有栖の単行本新刊情報
1.『日本扇の謎』(2024/8/7発売)
最新刊、新書版
講談社
<あらすじ>
舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。名前も、出身地も何もかも思い出せない彼の身元を辿る手がかりは、唯一持っていた一本の「扇」だった……。そして舞台は京都市内へうつり、謎の青年の周囲で不可解な密室殺人が発生する。事件とともに忽然と姿を消した彼に疑念が向けられるが……。
動機も犯行方法も不明の難事件に、火村英生と有栖川有栖が捜査に乗り出す!
単行本はこちらが最新刊です。
2.『濱地健三郎の呪える事件簿』(2022/9/30発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
探偵・濱地健三郎には鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。彼の事務所には、奇妙な現象に悩む依頼人のみならず、警視庁捜査一課の刑事も秘かに足を運ぶほどだ。リモート飲み会で現れた、他の人には視えない「小さな手」の正体。廃屋で手招きする「頭と手首のない霊」に隠された真実。歴史家志望の美男子を襲った心霊は、古い邸宅のどこに巣食っていたのか。
濱地と助手のコンビが、6つの驚くべき謎を解き明かしていく――。
3.『捜査線上の夕映え』(2022/1/11発売)
文藝春秋
<あらすじ>
「臨床犯罪学者 火村英生シリーズ」誕生から30年! 最新長編は、圧倒的にエモーショナルな本格ミステリ。一見ありふれた殺人事件のはずだった。火村の登場で、この物語は「ファンタジー」となる。大阪の場末のマンションの一室で、男が鈍器で殴り殺された。金銭の貸し借りや異性関係のトラブルで、容疑者が浮上するも……。
「俺が名探偵の役目を果たせるかどうか、今回は怪しい」
火村を追い詰めた、不気味なジョーカーの存在とは――。コロナ禍を生きる火村と推理作家アリスが、ある場所で直面した夕景は、佳き日の終わりか、明日への希望か――。
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『濱地健三郎の幽【かくれ】たる事件簿』(2020/5/2発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
江神二郎、火村英生に続く、異才の名探偵の事件簿、待望の第2弾!新宿にある「濱地探偵事務所」には、今日も不可思議な現象に悩む依頼人や警視庁の刑事が訪れる。年齢不詳の探偵・濱地健三郎は、助手のユリエとともに幽霊を視る能力と、類まれな推理力で事件を解き明かしてゆく。
新シリーズ第2弾となります。7作が収録された短編集です。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
有栖川有栖の文庫本新刊情報
1.『捜査線上の夕映え』(2024/11/6発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
大阪のマンションの一室で、元ホストの死体がスーツケースに押し込められた状態で発見された。凶器や被疑者はすぐに見つかり、難なく解決するかに思われた事件は、鉄壁のアリバイと捜査を攪乱する“ジョーカー”によって不可能犯罪と化す。
火村とアリスの辿りついた真相が心震わす、シリーズ新境地の傑作長篇。
2022年刊行作品の文庫版です。
2.『長い廊下がある家 新装版』(2023/8/9発売)
光文社
<あらすじ>
日比野浩光は山奥で迷子になり、やっと明かりのついた家を見つけた。そこでは、心霊現象を取材に来た三人の男女が夕食の最中で、ここは「幽霊屋敷」なのだという。翌朝、別の家と繫がる長い地下廊下で、取材に来るはずだったもう一人の男が血を流して死んでいるのが見つかったーー!
臨床犯罪学者・火村英生が鍵のかかった扉の謎を華麗に解き明かす!
2010年刊行作品の文庫新装版です。
3.『妃は船を沈める 新装版』(2023/7/12発売)
光文社
<あらすじ>
一台の車が海に落ち、中から男性の遺体が発見される。彼は、妻の友人で多額の資産を持つ三松妃沙子から、多額の借金をしていた。彼女は「妃」と呼ばれ、三つの願いを叶えるかわりに災いももたらす「猿の手」を大切にしていたという。彼女の願いとは何だったのか――。
臨床犯罪学者・火村英生が、トリックも心情の揺れも解き明かす本格ミステリ!
2008年刊行作品の文庫新装版です。
4.『白い兎が逃げる 新装版』(2023/6/13発売)
短編集
光文社
<あらすじ>
劇団の看板女優・清水伶奈がストーキングされているという。脚本家の亀井明月は、ハチヤというストーカー男を追い払ってほしいと頼まれた。が、すぐにその必要はなくなった。この男が死体となって見つかったのだ。(「表題作」)臨床犯罪学者・火村英生が鉄道トリックを華麗に暴く表題作をはじめ、本格ミステリ全四編を収録した傑作作品集!
2007年刊行作品の文庫新装版です。
5.『濱地健三郎の幽たる事件簿』(2023/1/24発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
年齢不詳の探偵・濱地健三郎には、鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。新宿にある彼の事務所には、奇妙な現象に悩む依頼人のみならず、警視庁捜査一課の強面刑事も秘かに足を運ぶほどだ。助手の志摩ユリエは、得技を活かして、探偵が視たモノの特徴を絵に描きとめていく―。郊外で猫と2人暮らしをしていた姉の失踪の謎と、弟が見た奇妙な光景が意外な形でつながる(「姉は何処」)。
資産家が溺死した事件の犯人は、若き妻か、懐具合が悪い弟か?人間の哀しい性が炙り出される(「浴槽の花婿」)など、驚きと謀みに満ちた7篇を収録。
ミステリの名手が、満を持して生み出した名探偵。待望のシリーズ、第2弾!
2020年刊行の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『日本扇の謎』(2024/8/7発売)
- 『濱地健三郎の呪える事件簿』(2022/9/30発売)
- 『捜査線上の夕映え』(2022/1/11発売)
- 『濱地健三郎の幽【かくれ】たる事件簿』
(2020/5/2発売)
■文庫本新刊
- 『捜査線上の夕映え』(2024/11/6発売)
- 『長い廊下がある家 新装版』(2023/8/9発売)
- 『妃は船を沈める 新装版』(2023/7/12発売)
- 『白い兎が逃げる 新装版』(2023/6/13発売)
- 『濱地健三郎の幽たる事件簿』(2023/1/24発売)
コンスタントに作品を発表し続けている有栖川有栖さん。次の作品も楽しみですね。
引き続き新刊情報を追っていきますので、こちらの記事を気に入っていただけたら、ぜひブックマーク、シェア等をしてもらえると嬉しいです。
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