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【2024年最新版】呉勝浩の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

呉勝浩の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2015年に『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞してデビューした呉勝浩(ご・かつひろ)ん。

そんな呉勝浩さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

呉勝浩の単行本新刊情報

1.『法廷占拠 爆弾2』(2024/7/31発売)

最新刊

講談社

<あらすじ>
東京地方裁判所、104号法廷。

史上最悪の爆弾魔スズキタゴサクの裁判中、突如銃を持ったテロリストが乱入し、法廷を瞬く間に占拠した。

「ただちに死刑囚の死刑を執行せよ。ひとりの処刑につき、ひとりの人質を解放します」前代未聞の籠城事件が発生した。

スズキタゴサクも巻き込んだ、警察とテロリストの戦いが再び始まる!

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『Q』(2023/11/8発売)

小学館

<あらすじ>
千葉県富津市の清掃会社に勤める町谷亜八(ハチ)は、過去に傷害事件を起こし執行猶予中の身だ。ようやく手に入れた「まっとうな暮らし」からはみ出さぬよう生きている。唯一の愉しみは、祖父の遺したアウディでアクアラインを走ることだった。ある日、血の繋がらない姉・ロクから数年ぶりに連絡が入る。二人の弟、キュウを脅す人物が現れたというのだ。

キュウにはダンスの天賦の才があった。彼の未来を守るため、ハチとロクは、かつてある罪を犯していた。折しも、華々しいデビューを飾り、キュウは一気に注目を集め始めたところである。事件が明るみに出ればスキャンダルは避けられない。弟のため、ハチは平穏な日々から一歩を踏み出す。

一方、キュウをプロデュースする百瀬は、その才能に惚れ込み、コロナ禍に閉塞する人々を変えるカリスマとして彼を売り出しはじめた。と名付けられたキュウは、SNSを通じ世界中で拡散され続ける。かつてない大規模ゲリラライブの準備が進む中、への殺害予告が届く――。

抗いようのない現実と、圧倒的な「いま」を描く。世界をアップロードさせる著者渾身の一作。

 

3.『素敵な圧迫』(2023/8/30発売)

短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
「ぴったりくる隙間」を追い求める広美は、ひとりの男に目を奪われた。あの男に抱きしめられたなら、どんなに気持ちいいだろう。広美の執着は加速し、男の人生を蝕んでいく――(「素敵な圧迫」)。

交番巡査のモルオは落書き事件の対応に迫られていた。誰が何の目的で、商店街のあちこちに「V」の文字を残したのか。落書きをきっかけに、コロナで閉塞した町の人々が熱に浮かされはじめる――(「Vに捧げる行進」)。

ほか全6編を収録。

物語に翻弄される快感。胸を貫くカタルシス。文学性を併せ持つ、珠玉のミステリ短編集。

 

4.『爆弾』(2022/4/20発売)

講談社

<あらすじ>
些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。

たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。

「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。

警察は爆発を止めることができるのか。爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。

文庫版が発売です(下記参照)。

5.『おれたちの歌をうたえ』(2021/2/10発売)

文藝春秋

<あらすじ>
「あんた、ゴミサトシって知ってるか?」

元刑事の河辺のもとに、ある日かかってきた電話。その瞬間、封印していた記憶があふれ出す。真っ白な雪と、死体――。あの日、本当は何があったのか?

友が遺した暗号に導かれ、40年前の事件を洗いはじめた河辺とチンピラの茂田はやがて、隠されてきた真実へとたどり着く。

『スワン』で日本推理作家協会賞、吉川英治文学新人賞を受賞。圧倒的実力を誇る著者が、迸る想いで書き上げた大人のための大河ミステリー。

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



呉勝浩の文庫本新刊情報

1.『爆弾』(2024/7/12発売)

文庫最新刊

講談社

<あらすじ>
東京中に爆弾。怪物級ミステリ-!

自称・スズキタゴサク。取調室に捕らわれた冴えない男が、突如「十時に爆発があります」と予言した。

直後、秋葉原の廃ビルが爆発。爆破は三度、続くと言う。ただの“霊感”だと嘯くタゴサクに、警視庁特殊犯係の類家は情報を引き出すべく知能戦を挑む。

炎上する東京。拡散する悪意を前に、正義は守れるか。

2022年の単行本の文庫版です。

2.『おれたちの歌をうたえ』(2023/8/2発売)

文藝春秋

<あらすじ>
河辺のもとにかかってきたある電話。思い出すのは封印していた真っ白な雪と死体。

あの日、本当は何があったのか? 大河ミステリー。

2021年の単行本の文庫版です。

3.『スワン』(2022/7/21発売)

徳間書店

<あらすじ>
ショッピングモール「スワン」で無差別銃撃事件が発生した。死傷者40名に迫る大惨事を生き延びた高校生のいずみは、同じ事件の被害者で同級生の小梢から、保身のために人質を見捨てたことを暴露される。

被害者から一転して非難の的になったいずみのもとに、ある日一通の招待状が届いた。5人の事件関係者が集められた「お茶会」の目的は、残された謎の解明だというが……。

文学賞2冠を果たした、慟哭必至のミステリ。

2019年の単行本の文庫版です。

4.『マトリョーシカ・ブラッド』(2022/5/13発売)

徳間書店

<あらすじ>
陣場山で発見された白骨死体の傍らにはマトリョーシカが埋められていた。

被害者は5年前、行方不明とされていた男だった。神奈川県警刑事・彦坂は、青ざめる。その男こそ、5年前、組織ぐるみで隠蔽した事件の関係者だったのだ。

県警に激震が走るさなか、八王子で、第二の惨殺死体が発見される。現場には第一の事件との関連性を示すマトリョーシカが残されていた。

事件そのものを隠したい神奈川県警と、反目し合う警視庁の捜査班。組織の論理がもたらす闇に、はぐれ刑事たちが誇りをかけて、合同捜査を始める。

2018年の単行本の文庫版です。

5.『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール』(2021/11/16発売)

光文社

<あらすじ>
あの無差別銃乱射事件から3年。

犯人の妹・葵と被害者の雛口依子は運命的な出会いを果たす。二人は事件の真相をルポに書くため、依子の過ごした26年を辿る。

「何だこれは、何なんだこれは」書店員さんたちを困惑と興奮の渦に巻き込んだビルドゥングスロマン!

2018年の単行本の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『法廷占拠 爆弾2』(2024/7/31発売)
  2. 『Q』(2023/11/8発売)
  3. 『素敵な圧迫』(2023/8/30発売)
  4. 『爆弾』(2022/4/20発売)
  5. 『おれたちの歌をうたえ』(2021/2/10発売)

コンスタントに作品を発表している呉勝浩さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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