2015年に『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞してデビューした呉勝浩(ご・かつひろ)さん。
そんな呉勝浩さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
呉勝浩の単行本新刊情報
1.『爆弾』(2022/4/20発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。
「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止めることができるのか。爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『おれたちの歌をうたえ』(2021/2/10発売)
文藝春秋
<あらすじ>
「あんた、ゴミサトシって知ってるか?」元刑事の河辺のもとに、ある日かかってきた電話。その瞬間、封印していた記憶があふれ出す。真っ白な雪と、死体――。あの日、本当は何があったのか?
友が遺した暗号に導かれ、40年前の事件を洗いはじめた河辺とチンピラの茂田はやがて、隠されてきた真実へとたどり着く。
『スワン』で日本推理作家協会賞、吉川英治文学新人賞を受賞。圧倒的実力を誇る著者が、迸る想いで書き上げた大人のための大河ミステリー。
3.『スワン』(2019/10/31発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
巨大ショッピングモール「スワン」で起きた無差別銃撃事件。死者21名を出した悲劇の渦中で、高校生のいずみは犯人と接しながら生き延びた。しかし、同じく事件に遭遇した同級生・小梢により、次に誰を殺すか、いずみの指名によって犯行が行われたという事実が週刊誌で暴露される。被害者から一転、非難の的となったいずみ。そんななか、彼女のもとに招待状が届く。
集められたのは事件に巻き込まれ、生き残った5人の関係者。目的は事件の中のひとつの「死」の真相をあきらかにすること。その日、本当に起こったこととはなんだったのか?
第73回日本推理作家協会賞、第41回吉川英治文学新人賞受賞作です。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
呉勝浩の文庫本新刊情報
1.『スワン』(2022/7/21発売)
文庫最新刊
徳間書店
<あらすじ>
ショッピングモール「スワン」で無差別銃撃事件が発生した。死傷者40名に迫る大惨事を生き延びた高校生のいずみは、同じ事件の被害者で同級生の小梢から、保身のために人質を見捨てたことを暴露される。被害者から一転して非難の的になったいずみのもとに、ある日一通の招待状が届いた。5人の事件関係者が集められた「お茶会」の目的は、残された謎の解明だというが……。
文学賞2冠を果たした、慟哭必至のミステリ。
2019年の単行本の文庫版です。
2.『マトリョーシカ・ブラッド』(2022/5/13発売)
徳間書店
<あらすじ>
陣場山で発見された白骨死体の傍らにはマトリョーシカが埋められていた。被害者は5年前、行方不明とされていた男だった。神奈川県警刑事・彦坂は、青ざめる。その男こそ、5年前、組織ぐるみで隠蔽した事件の関係者だったのだ。
県警に激震が走るさなか、八王子で、第二の惨殺死体が発見される。現場には第一の事件との関連性を示すマトリョーシカが残されていた。
事件そのものを隠したい神奈川県警と、反目し合う警視庁の捜査班。組織の論理がもたらす闇に、はぐれ刑事たちが誇りをかけて、合同捜査を始める。
2018年の単行本の文庫版です。
3.『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール』(2021/11/16発売)
光文社
<あらすじ>
あの無差別銃乱射事件から3年。犯人の妹・葵と被害者の雛口依子は運命的な出会いを果たす。二人は事件の真相をルポに書くため、依子の過ごした26年を辿る。
「何だこれは、何なんだこれは」書店員さんたちを困惑と興奮の渦に巻き込んだビルドゥングスロマン!
2018年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『爆弾』(2022/4/20発売)
- 『おれたちの歌をうたえ』(2021/2/10発売)
- 『スワン』(2019/10/31発売)
■文庫本新刊
- 『スワン』(2022/7/21発売)
- 『マトリョーシカ・ブラッド』(2022/5/13発売)
- 『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール』(2021/11/16発売)
コンスタントに作品を発表している呉勝浩さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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