新刊、新作情報

【2023年最新版】岩井圭也の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2018年『永遠についての証明』で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞し作家デビューした岩井圭也(いわい・けいやん。

そんな岩井圭也さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

岩井圭也の単行本新刊情報

1.『完全なる白銀』(2023/2/17発売)

最新刊

小学館

<あらすじ>
写真家として活動する藤谷緑里はアラスカに向かっていた。シーラと北米最高峰デナリに挑むためだ。

緑里とシーラの旧友、リタ・ウルラクは新鋭の女性登山家として名を馳せていた。リタとシーラの故郷、サウニケは北極海に面した小さな島だが、90年代後半から地球温暖化の影響で海に浸食されている。このままでは島は海に沈む――そんな故郷の危機を世界に知らしめる。それがリタが登山家として名を上げようとした理由だった。だがリタは冬季デナリ単独行に挑み、下山途中に消息を絶ってしまう。頂上から「完全なる白銀」を見た――という言葉を残して。

行方不明となったあと、リタの言動を疑ったマスコミは彼女を<冬の女王>ではなく<詐称の女王>と書き立てた。緑里とシーラは、リタが登頂した証を求めるべくデナリに挑むことに。だが世界最難関の山への登攀は、一筋縄にはいかない。ブリザード、霧、荷物の遺失、高度障害……二人の信頼関係も揺らぐ。さまざまな困難を乗り越え、北米大陸で最も高い地へ手を伸ばす緑里。その先に見えたものとは。

極限の高地だけでなく、社会でも闘う女性たちを描きだす、気鋭の著者の新境地。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『付き添うひと』(2022/9/22発売)

ポプラ社

<あらすじ>
過去の経験を通して、付添人(少年犯罪において弁護人の役割を担う人)の仕事に就いたオボロ。

彼に舞い込む依頼の先では、簡単には心を開かない、声を上げる方法すら分からない子どもたちが、心の叫びを胸に押し込め生き延びていた。

オボロは、彼らの心に向き合い寄り添う中で、彼らとともに人生を模索していく――。

 

3.『最後の鑑定人』(2022/7/29発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
「科学は嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間です」

「最後の鑑定人」と呼ばれ、科捜研のエースとして「彼に鑑定できない証拠物なら、他の誰にも鑑定できない」と言わしめた男・土門誠。ある事件をきっかけに科捜研を辞めた土門は、民間の鑑定所を開設する。

無駄を嫌い、余計な話は一切しないという奇人ながら、その群を抜いた能力により持ち込まれる不可解な事件を科学の力で解決していく。孤高の鑑定人・土門誠の事件簿。

『永遠についての証明』『水よ踊れ』で業界の注目を集める新鋭が正面から挑む、サイエンス×ミステリ!

 

4.『生者のポエトリー』(2022/4/5発売)

短編集

集英社

<あらすじ>
“詩”は人をつよくする――。

トラウマを抱え言葉をうまく発することができない青年・悠平が、急きょ舞台で詩を披露することになり……。(「テレパスくそくらえ」)

最愛の妻を亡くした元気象庁技官・公伸は、喪失の日々のなかで一編の詩に出会う。(「幻の月」)

学習支援教室の指導員・聡美と、ブラジル出身の少女・ジュリアの心を繋いだのは、初めて日本語で挑戦した詩だった。(「あしたになったら」)

……ほか、人生の大切な一歩を踏み出す、その一瞬を鮮やかに描いた全6編。逆境のなかで紡がれた詩が明日を切り拓く、心震わす連作短編集。

 

5.『竜血の山』(2022/1/19発売)

中央公論新社

<あらすじ>
昭和13年、鉱山技師の那須野寿一は、北海道東部の山奥で、巨大な水銀鉱床と地図にない集落を発見する。〈フレシラ〉という名のその集落には、ある秘密を抱えた一族が暮らしていた――。

フレシラの鉱夫となった一族の青年アシヤ。寿一の息子で、水銀に魅せられた源一。太平洋戦争、朝鮮戦争特需、水俣病の公害問題……昭和の動乱に翻弄された二人の青年の、数奇で壮絶な生き様を描く!

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



岩井圭也の文庫本新刊情報

1.『飛べない雛 横浜ネイバーズ(2) 』(2023/5/15発売)

文庫最新刊

角川春樹事務所

<あらすじ>
〈山下町の名探偵〉という名誉だがダサい二つ名を持つ、ロンこと小柳龍一。

横浜市内で起こったいくつかのトラブル解決にかかわったことから、誰かの役に立ちたいという気持ちが芽生え、探偵業を始めようかと考えるも、最近では相談事がまったくない。あいかわらず暇を持て余していた彼のもとに幼馴染みのヒナから電話が入る。彼女の相談に何気なく乗ったロン。

だがそれが、ヒナが隠してきた大きな秘密の扉を開ける契機になり……等身大の登場人物が大きな共感を集め、早くも話題沸騰の書き下ろしシリーズ、第二弾!

 

2.『横浜ネイバーズ』(2023/4/14発売)

角川春樹事務所

<あらすじ>
横浜・中華街、四川料理の名店「翠玉楼」は来月で閉店を迎える。

いずれはオーナーの座を継ぐつもりでいたロンこと小柳龍一は当てが外れ、毎日することもなく、ぶらぶらと暇を持て余していた。二十歳を超えたからって、まだ将来なんて決められない。そんな働く気も夢も、何もない彼の元に次々と厄介事が持ち込まれる。それはロンが〈山下町の名探偵〉と呼ばれていたからだ。

「何も手にはもっていないけれど、それでも」──大きな共感を集める等身大のヒーローが誕生!

 

3.『文身』(2023/3/9発売)

祥伝社

<あらすじ>
己の破滅的な生き様を私小説として発表し続けた文壇の重鎮、須賀庸一。

彼の死後、絶縁状態にあった娘のもとに、庸一から原稿の入った郵便物が届く。遺稿に書かれていた驚くべき秘密――それは、すべての作品を書いたのは約60年前に自殺したはずの弟だということ。

さらには原稿に書かれた内容を庸一が実行に移し、後から私小説に仕立て上げていたという「事実」だった……。

2020年の単行本の文庫版です。

4.『夏の陰』(2022/4/21発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
自分が認められることなどあってはならない。殺人犯の息子なのだから――。

息を潜め生きてきた岳を導いてくれたのは、中学時代、ボランティアで剣道を指導してくれた柴田だった。やり場のない気持ちを剣道にぶつけてきた岳は、父が殺した警察官の息子・和馬と遭遇する。

既に剣道で名を馳せる和馬との接触を絶とうとする岳に、柴田は「最後に岳の試合を見せてほしい」と言い……思わぬラストで涙腺が決壊する罪と赦しの物語。

2019年の単行本の文庫版です。

5.『永遠についての証明』(2022/1/21発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
圧倒的「数覚」に恵まれた瞭司の死後、熊沢はその遺書といえる研究ノートを入手するが――

冲方丁、辻村深月、森見登美彦絶賛!選考委員の圧倒的評価を勝ち取った、第9回野性時代フロンティア文学賞受賞作!

2018年の単行本の文庫版です。

 



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『完全なる白銀』(2023/2/17発売)
  2. 『付き添うひと』(2022/9/22発売)
  3. 『最後の鑑定人』(2022/7/29発売)
  4. 『生者のポエトリー』(2022/4/5発売)
  5. 『竜血の山』(2022/1/19発売)

文庫本新刊

  1. 『飛べない雛 横浜ネイバーズ(2) 』(2023/5/15発売)
  2. 『横浜ネイバーズ』(2023/4/14発売)
  3. 『文身』(2023/3/9発売)
  4. 『夏の陰』(2022/4/21発売)
  5. 『永遠についての証明』(2022/1/21発売)

以上になります。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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