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【2024年最新版】皆川博子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

皆川博子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】


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1986年 、『恋紅』で第95回直木賞を受賞した皆川博子さん。ミステリーやサスペンス作品を中心に発表し、80歳を超えた今も作品を生み出しています。

そんな皆川博子さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

皆川博子の単行本新刊情報

1.『影を買う店』(2024/12/3発売)

最新刊、短編集

河出書房新社

<あらすじ>
「消えても仕方ないと思っていた、小さい野花のような、でも作者は気に入っている作品たち。幻想を愛する読者の手にとどきますように」

――皆川博子鍾愛の幻想・奇想小説集。新装版。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『天涯図書館』(2023/7/27発売)

講談社

<あらすじ>
小説の女王・皆川博子が百年近くの歳月をかけ耽溺してきた、永遠に残したい本の数々。

生まれ変わっても本の山野に埋もれていたい。知るほどに読むほどに好きになる。『辺境図書館』『彗星図書館』に続く、完全保存版ブックガイド。(短編2本も追加収蔵)

 

3.『風配図 WIND ROSE』(2023/5/9発売)

河出書房新社

<あらすじ>
1160年5月、バルト海交易の要衝ゴットランド島。

流れ着いた難破船の積荷をめぐり、生存者であるドイツ商人と島民の間で決闘裁判が行われることとなった。重傷を負った商人の代闘に立ったのは、15歳の少女ヘルガ。義妹アグネが見守る中、裁判の幕が開き、運命が動き出す――

ドイツ商人が北へ進出し、ロシア・ノヴゴロドでは政争が頻発するなど動乱の時代を生きた人々を詩歌や戯曲形式も交えて紡ぐ、小説の新たな可能性を拓く傑作長篇!

 

4.『皆川博子随筆精華II 書物の森への招待』(2021/7/27発売)

エッセイ

河出書房新社

<あらすじ>
単行本や文庫の解説・書評・推薦文など70篇を集成。

小説の女王が読み解いた本を一望できる、随筆集にして至高のブックガイド。

 

5.『インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー』(2021/6/16発売)

早川書房

<あらすじ>
18世紀、独立戦争中のアメリカ。記者ロディは投獄された英国兵エドワード・ターナーを訪ねた。

なぜ植民地開拓者(コロニスト)と先住民族(モホーク)の息子アシュリーを殺したのか訊くために。残されたアシュリーの手記の異変に気づいた囚人エドは、追及される立場から一転、驚くべき推理を始める。

それは部隊で続く不審死やスパイの存在、さらには国家の陰謀にかかわるものだった……『開かせていただき光栄です』シリーズ最終作。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



皆川博子の文庫本新刊情報

1.『散りしきる花』(2024/4/22発売)

文庫最新刊

春陽堂書店

<あらすじ>
吉遊女屋の娘ゆうと旅役者の福之助が結ばれて十年の歳月が流れた。

そして関西を巡業して廻る一座に様々な苦難がふりかかる――。 ゆうの激しい人生を描く。

直木賞受賞作「恋紅」の続編。

1990年の刊行作品の文庫新装版です。

2.『恋紅』(2024/3/26発売)

春陽堂書店

<あらすじ>
吉原の遊女屋の娘「ゆう」は旅役者の福ノ助に再会し、一途な思いを募らせていく……。

江戸から明治にかけての吉原の盛衰や、芸能舞台の変遷を織り交ぜ、ひたむきな恋心を描いた第95回(1986年)直木賞受賞作

2018年の単行本の文庫版です。

3.『夜のリフレーン』(2021/2/25発売)

短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
物語の女王が、幻想と綺想のあわいで紡ぐ短編集

秘めた熱情、封印された記憶、日常に忍び寄る虚無感――。福田隆義氏のイラスト、中川多理氏の人形と小説とのコラボレーションも収録。

著者の物語世界の凄みと奥深さを堪能できる選り抜きの24編を収録。

2018年の単行本の文庫版です。

4.『U』(2020/11/10発売)

文藝春秋

<あらすじ>
17世紀初頭、爛熟のオスマン帝国に徴用されたキリスト教徒の少年三人。

ムスリムに改宗させられ、ポーランド・リトアニア軍との戦いに赴く。そして20世紀、第一次大戦の最中、ドイツ帝国誇るUボートを巡り、極秘作戦が開始される。

時空を超えた幻想小説かつリアルな戦争小説。

綾辻行人、須賀しのぶ、恩田陸との往復書簡付き。

2017年の単行本の文庫版です。

5.『写楽』(2020/7/16発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
謎の絵師、写楽の正体に迫る圧巻の時代ミステリ

江戸の町に忽然と現れた謎の浮世絵師・写楽。

天才絵師・歌磨の最大のライバルといわれ、名作を次々世に送り出し、たった十ヵ月で消えてしまった“写楽”とは、いったい何者だったのか――?

1994年の単行本の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。

 



まとめ

それぞれおさらいします。

文庫本新刊

  1. 『散りしきる花』(2024/4/22発売)
  2. 『恋紅』(2024/3/26発売)
  3. 『夜のリフレーン』(2021/2/25発売)
  4. 『U』(2020/11/10発売)
  5. 『写楽』(2020/7/16発売)

比較的コンスタントに作品を発表している皆川博子さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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