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【2023年最新版】あさのあつこの単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

あさのあつこの単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

『バッテリー』が大ベストセラーなった、あさのあつこさん。小説家、そして児童文学作家として活躍しています。

そんなあさのあつこさんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

あさのあつこの単行本新刊情報

1.『渦の中へ おいち不思議がたり』(2023/5/12発売)

最新刊

PHP研究所

<あらすじ>
医塾に通い、医者を目指しつつ、女としての幸せもつかみ取ろうとするおいち。

そんなおいちの祝言の日に事件が……。「浦之屋」という商家で、毒物混入事件が起きたのだ。おいちは、祝言の席から「浦之屋」に駆けつけ、父・松庵らとともに、苦しんでいる人達の手当てに奔走する。

そして、「浦之屋」の若旦那の乳母が服毒死し、菖蒲長屋の元住人の巳助が犯人として名乗り出る。この世に思いを残して死んだ人の声を聞けるおいちは、巳助が闇に呑み込まれていく姿を見てしまい、事件の裏に何かある、と思い、真相を突き止めるべく動き始める。

やがておいちの身体に異変が……。父の手伝いと勉強、そして家庭をもったおいちは、大切なものや人を守っていけるのか。

シリーズ累計35万部突破! 人気の青春「時代」ミステリー第六弾。

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『闇医者おゑん秘録帖 残陽の廓』(2023/3/8発売)

中央公論新社

<あらすじ>
おゑんは、複雑な事情を抱える女たちを診ることを生業とする闇医者だ。吉原の廓・美濃屋で花魁の安芸を診察した帰り、甲三郎と名乗る謎めいた男がおゑんに声をかけてくる。

美濃屋の主・久五郎と吉原の惣名主である平左衛門のもとにいざなわれたおゑんは、三日前に倒れた遊女・春駒を診て欲しいと二人に頼まれる。

しかし、これまでおゑんが見たこともない症状で病み窶れている春駒は、治療も虚しく命を落としてしまう。平左衛門によると、最近、同様に亡くなった遊女は春駒で三人目だという――。

「婦人公論」人気連載、待望の書籍化。

 

3.『神無島のウラ』(2023/2/24発売)

小学館

<あらすじ>
関東で小学校の教員をしていた槙屋深津は、故郷である鹿児島県の神無島に帰ってきた。週に二便しかないフェリーで鹿児島港から約十二時間、外食する店もない、外周十五キロほどの島だ。十二歳で離れた島に二十年ぶりに戻ったのは、三年に満たない結婚生活にピリオドを打ち、島の小・中学校の臨時教諭になるためだ。

島に降り立った深津のあいさつに、伯父の返事はなかった。深津とともに島を出た母が、伯父の家にいることだけを告げた。学校の教師や子どもたち、元同級生たちは深津の帰郷を歓迎するが、小学四年生の宇良という男の子だけ現れなかった。

人の善悪を見抜き、どちらかわからないうちは、姿を見せないという。深津は悪寒を覚えた。人は生きて変化している。二十年前、島で起こった事件などいつまでも引きずっているわけもない──。

島の学校に通うのは、地元の子どもだけでなく、不登校や親の虐待など家庭の事情で「島留学」をする子どもたち。全校生徒十人ほどの学校で過ごす日々、厳しくも豊かな自然への畏怖、子どもを守ると言い伝えられる島の神・ウラの存在。島での生活の中で、深津が過去と対峙し、再生していく姿を描く感動作。

 

4.『風を紡ぐ 針と剣 縫箔屋事件帖』(2023/1/30発売)

実業之日本社

<あらすじ>
剣を愛する町娘・おちえと、武士の身分を捨てて職人を志す一居が、消えた花嫁衣裳の謎に迫る。

深川の縫箔(刺繡)屋・丸仙の娘、おちえの竹刀が盗まれた。おちえの父が大店のため縫い上げた花嫁衣裳にも不穏な影が忍び寄る。剣の達人であった職人・一居(いちい)もその気配に気づくことができなかった賊の意外な正体は!?

おちえにも突然求婚者が現れて――続々重版の大人気時代青春ミステリー〈針と剣〉シリーズ第3弾は、風雲急を告げる――。

 

5.『おもみいたします』(2022/11/12発売)

徳間書店

<あらすじ>
頭風に苦しむお清を訪ねたお梅はギリギリのところまできていると感じ取る。

揉みはじめると、お清の身体に潜む「淀み」を感じ――。

彼女を悩ませるその原因とは?

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



あさのあつこの文庫本新刊情報

1.『ハリネズミは月を見上げる』(2023/4/26発売)

文庫最新刊

新潮社

<あらすじ>
あなたも最低。許せない――。

高校二年生の鈴美は逆上する痴漢から守ってくれた比呂に感謝するが、予想外のきつい言葉を返され戸惑う。周りから浮くことを恐れる鈴美は、独りでも毅然とふるまう比呂と接するなかで次第に変化してゆく。だが比呂もまた、誰にも言えない悩みを抱えていて……。

両親の離婚、中退した幼馴染み、壊れてしまった心。まばゆい出会いが胸に響く青春小説の新たな傑作。

2020年の単行本の文庫版です。

2.『星に祈る おいち不思議がたり』(2023/4/11発売)

PHP研究所

<あらすじ>
現代女性にも通じる悩みを抱える主人公を思わず応援したくなる人気時代小説最新刊。

父のような医者になりたいと願う娘おいちに、絶好の機会が訪れる。女性の医者を育てるための医塾が開かれるというのだ。おいちは、希望に胸を膨らませ、夢への第一歩を踏み出そうとする。

そんななか、深川で謎の連続失踪事件が起きる。忽然と姿を消した四人に、共通点は見出せなかった。不可解な事件が気になるおいちの許に、岡っ引の仙五朗が思いがけない情報を携えてやって来る。この世に思いを残して死んだ人の姿を見ることができるおいちは、事件を解決に導くことができるのか。

一方、心を寄せ合う新吉との関係も、新たな局面を迎える。仕事も家庭も持ちたいという娘の密かな願いは、叶えられるのか。

人気の青春「時代」ミステリー第五弾!

2021年の単行本の文庫版です。

3.『風を結う 針と剣 縫箔屋事件帖』(2022/12/8発売)

光文社

<あらすじ>
深川の縫箔(刺繡)屋・丸仙を訪れた町医者の宗徳は、職人の一居(いちい)の姿を目にした瞬間「亡くなった知人に似ている」と取り乱し、直後に謎の死を遂げる。

宗徳は一居の過去を知っていたのか。剣術を愛する丸仙の娘・おちえ。武家に生まれながら、刺繡の道を歩む一居。

ふたりの葛藤と成長をみずみずしい筆致で描く時代青春ミステリーシリーズ〈針と剣〉第2弾!

2020年の単行本の文庫版です。

4.『花下に舞う』(2022/9/13発売)

光文社

<あらすじ>
口入屋『佐賀屋』の主夫婦が惨殺された。死体は何かに驚いたまま死んだようだった。

北町奉行所定町廻り同心の木暮信次郎は岡っ引きの伊佐治に命じて事件の謎を追わせる。すると、小間物問屋『遠野屋』主・清之介の周囲に繋がりが。浮かんでくる事実の裏にまたも意外な真相が――。

最後に待つ大どんでん返しの衝撃。100万部を突破した人気シリーズ、驚愕の第十弾。

2021年の単行本の文庫版です。

5.『えにし屋春秋』(2022/7/15発売)

角川春樹事務所

<あらすじ>
浅草の油屋・利根屋の娘お玉に、本所髄一の大店の主人との縁談が持ち上がった。しかし見合いの前日、お玉は置手紙を残して姿を消した。

利根屋の体面と命運を賭して身代わりとなったのは、奉公人のおまい。当日、〈えにし屋〉を名乗る謎めいた女の元で、おまいは美しく着飾らせてもらい見合いの席に臨む。
しかしその後もお玉の行方は一向に摑めないままで……。

浮世には結びたい縁もあれば切りたい縁もある。縁を商いとする者と頼る者の光と影に、心揺さぶられる長篇時代ミステリー、シリーズ第一作。

2020年の単行本の文庫版です。



まとめ

それぞれおさらいします。

小説だけでなく、絵本や童話を含めてコンスタントに作品を発表しているあさのあつこさん。今後の作品も楽しみです。

それでは、良い読書体験を!

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