『バッテリー』が大ベストセラーなった、あさのあつこさん。小説家、そして児童文学作家として活躍しています。
そんなあさのあつこさんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
あさのあつこの単行本新刊情報
1.『彼女が知らない隣人たち』(2022/3/26発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
答えは見つからない。でも、逃げない。逃げないで伝える――。主婦の咏子は、高校生の息子と小学生の娘、夫と平凡に暮らしていた。ある夕方、駅近くの商業施設で爆発事件を目撃。
駅を使う息子が気になり電話をかけるが、「これはテロだ」と興奮して語る様子に違和感を覚え……。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『舞風のごとく』(2021/10/8発売)
文藝春秋
<あらすじ>
小舞六万石が大火に見舞われた。山河豊かで災害も少ない土地で、城下の半分に迫る町が焼け落ちたことで、人々は混乱に陥った。筆頭家老の後嗣である樫井透馬は、執政会議で一刻も早く救済策を講じることを主張するが、前例主義に凝り固まった藩の上層部は有効な策を講じることができない。
苛立ちが募る透馬は、少年の頃から剣を通じて身分を友情をはぐくみ、今は側近として取り立てている新里正近、山坂半四郎と共に人々の救済に乗り出す。
一方で透馬たちが独自に動くうち、この大火事がただの失火ではないのではないか、という疑いが芽生える。
さらに藩政の主導権を巡る政争も巻き起こり……。少年剣士たちの友情と成長を描く青春時代小説第三弾。
3.『星に祈る: おいち不思議がたり』(2021/6/14発売)
PHP研究所
<あらすじ>
深川で行方不明者が続出する。その事件を気にかけつつ、おいちは医師になるため塾に通おうとするのだが……。待望のシリーズ第五弾!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
あさのあつこの文庫本新刊情報
1.『飛雲のごとく』(2022/6/7発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
少年剣士の清々しい友情と成長を描く、あさのあつこの新たな代表作。〝小舞(おまい)藩〟シリーズ、第二弾!第一弾「火群(ほむら)のごとく」から4年。16歳になった林弥は無事に元服の儀を済ませ、名実ともに新里家にとっての当主となる。
義姉の七緒に密かな想いを募らせる林弥だが、真実を告げることはできず、また理不尽な兄の死の真相も、いまだ摑めずにいた。
そんななか、江戸に出ていた透馬が、樫井家を継ぐために小舞藩へと戻ってくる。ふたたび政争に巻き込まれようとする透馬は、家臣として林弥を重用することを決意するが……。
山河豊かな小舞藩を舞台に繰り広げられる、傑作青春時代小説。
2019年の単行本の文庫版です。
2.『アスリーツ』(2022/3/23発売)
中央公論新社
<あらすじ>
陸上では、自分に失望した。もう、負けたくない――。結城沙耶は、中学2年で出場した全日本中学陸上広島県大会100メートルハードル女子決勝で転倒し、失意のうちに陸上部を退部した。親友の松前花奈に誘われ、広島の進学校・大明学園高校へ入学し、射撃部に入る沙耶。
初めて構えるビームライフルの重さに驚き、個性豊かな先輩たちに励まされ、童顔の監督・磯村辰馬の指導を受けつつ、未知の競技に戸惑いながらも花奈とともに励む毎日だったが――。
五輪種目のライフル射撃と格闘する少女たちの喜怒哀楽に心震える、名作『バッテリー』に連なる10代の挫折と再生の物語。
2019年の単行本の文庫版です。
3.『烈風ただなか』(2022/1/21発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
江戸時代中期、十五万石を超える富裕な石久藩。鳥羽新吾は上士の息子でありながら、藩校から郷校「薫風館」に転学、自由な気風を謳歌していた。その「薫風館」で陰謀が起きる。かつての学友たちが斬殺され、その真相を知った学友だった瀬島が自害。中老である彼の父も罷職となった。真実を知るはずの新吾の父は、事件後何事もなかったかのように妾宅に住み、そして二年が過ぎようとしていた。
新吾は元服を迎え、親友の栄太は江戸へ遊学し同じく同輩の弘太郎には嫁取りの話が来ている。ゆっくりと時が進んでいたある日、弘太郎の近所で太刀傷の死体を見たと証言した隠居の老人が事故死する。
同時に、弘太郎の許嫁の八千代が不自然に新吾の姓「鳥羽」に対し戦く。そして、突然栄太が謎の理由で帰郷する。かつての陰謀から再び不穏な気配がわき起こる。熱い「青春時代小説」!
2019年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『彼女が知らない隣人たち』(2022/3/26発売)
- 『舞風のごとく』(2021/10/8発売)
- 『星に祈る: おいち不思議がたり』(2021/6/14発売)
小説だけでなく、絵本や童話を含めてコンスタントに作品を発表しているあさのあつこさん。今後の作品も楽しみです。
それでは、良い読書体験を!
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