2011年、「時代小説ベストテン2010」1位となった富樫倫太郎さん。
そんな富樫倫太郎さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
富樫倫太郎の単行本新刊情報
1.『北条氏康-関東争乱篇』(2024/7/22発売)
最新刊
中央公論新社
<あらすじ>
北条、武田、今川による甲相駿三国同盟が成立。氏康がようやく関東平定に集中した矢先に、今川義元急死という報がもたらされる。武田と長尾による川中島の戦いも繰り返される中、勢いを得た長尾景虎がついに関東に乗り込む。小田原城籠城まで追い込まれた存亡の危機を、北条氏は切り抜けられるのか?
氏康の軍配者・小太郎、信玄の軍配者・冬之助、謙信の軍配者・四郎左――足利学校で共に学んだ日から30年、三人が戦場で相見える日がついに訪れた!
軍配者シリーズ、北条早雲シリーズを継ぐ〈北条サーガ〉の佳境。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『北条氏康-河越夜襲篇』(2022/11/8発売)
中央公論新社
<あらすじ>
武田晴信は、今川義元の臣・太原雪斎からの提案に驚愕した!その戦略は現実のものとなり、いまや北条の河越城は8万の敵に囲まれている。氏康の命運尽きたと誰もが思ったその時、10倍もの敵の目を眩ませる小太郎の奇策が発動する!
〈北条氏康シリーズ〉第三弾は緊迫の展開。
3.『北条氏康 大願成就篇』(2021/7/19発売)
中央公論新社
<あらすじ>
氏康が今川から嫁を迎えた直後、駿府で今川の家督争いが勃発。老獪な雪斉の要請で、北条家は義元を助力する。ところが、その義元が武田と結んだという報が入り、一転、駿河を攻める仕儀に。兵を休める間もなく、武蔵では河越城、下総では国府台城を舞台に、北条軍一丸の進撃が続く。
そんな中、鶴岡八幡宮の再建に心血を注いできた父・氏綱に異変が……。氏康に、三代目として立つ日が近づいていた。一方、氏康の軍配者・風摩小太郎の元には、足利学校以来二十年ぶりのあの男が訪ねてくる。
4.『捜査一課OB-ぼくの愛したオクトパス』(2021/5/19発売)
中央公論新社
<あらすじ>
初老の巡査長・鉄太郎と、若手キャリアの警部・賢人が取り組む連続強盗傷害事件の捜査は難航していた。そんな折、賢人と母の久子は瀕死のタコを海で助け、自宅で飼うことに。夫を亡くしてから元気のなかった久子が、タコにソクラテスと名付け世話をするうちに明るさを取り戻していくのを見て、最初は馬鹿にしていた賢人もタコの持つ不思議な能力を認めるようになっていった。
鉄太郎の身勝手な捜査に振り回されて悩んでいた賢人は、ソクラテスとの触れ合いによって事件解決のヒントを得て、次第に犯人に迫っていくーー。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
富樫倫太郎の文庫本新刊情報
1.『警視庁SM班IV キングベアー』(2024/8/23発売)
文庫最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
娘の仇打ちが果たされ、虚無感に包まれていた樹里亜の元に助けを乞う1本の電話が入る。それは先日の銃撃戦で死んだと思われていた殺し屋、スリーパーこと山田太郎からのものだった。一方、身内を殺された犯罪組織のボス達はスリーパーを確実に仕留めるため、海外から凄腕の元特殊部隊員キングベアーを招く。復讐戦第2ラウンドのカウントダウンが始まる中、SM班は抗争の連鎖を止めるために動き出す。
破天荒チームが活躍する警察シリーズ第4弾!
2.『ちぎれ雲(二)-女犯の剣』(2024/4/22発売)
中央公論新社
<あらすじ>
闘いの傷を癒すべく、箱根を訪れた愛之助は、孔雀という謎めいた美女と出逢う。あわや男女の仲になる寸前、愛之助は急遽江戸に呼び戻されてしまった。一方、江戸では、不良旗本と佳穗が真剣で対峙する最悪の事態が……。
愛之助の前に再び現れた残虐な盗賊・煬帝、そして彼を執拗に追う孔雀の目的と正体とは!? 風雲急を告げる、シリーズ第二弾。
3.『ちぎれ雲 一-浮遊の剣』(2024/3/19発売)
中央公論新社
<あらすじ>
〝猪母真羅〟持ちで美丈夫の麗門愛之助。女が群がるこの男、実は放念無慚流の達人にして、大身旗本の次男坊という恵まれた境遇。しかし宮仕えを嫌い、気ままな用心棒暮らしを送っていた。ところが、江戸中を恐怖に陥れていた残虐な盗賊団〝煬帝〟を、「ある事情」から斬ることになった愛之助だが――!?
時代小説界のネオ・ヒーロー、ここに誕生
4.『SRO neoⅠ-新世界』(2024/1/23発売)
中央公論新社
<あらすじ>
SRO二代目室長に就任した芝原麗子は、これといった成果を上げられず、重圧に苦しんでいた。人員不足を埋めるべく新たに配属された夏目悠太郎が目をつけたのは、未解決の連続殺人事件。かつての銀幕のスター・鳳翔ルリ子の恐るべき欲望が悲劇を巻き起こす。
一方、3年前にテロを企てた大宇宙真理の光教団は、教主・美福門太陽が罪を免れたことで力を取り戻しつつある。さらに、最凶シリアルキラー近藤房子の薫陶を受けた石塚麻友が、非情な殺人鬼へと変貌し――。
大人気シリーズの新章が幕を開ける!
5.『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』(2023/5/11発売)
祥伝社
<あらすじ>
真犯人に繋がる証拠は血で書かれた「R」のみ──十年前、沖縄で二十代女性のストーカー殺人があった。遺体発見時、犯人と思しき男の自殺体も見つかり、被疑者死亡で事件は決着していた。だが、加害者の母親は特命捜査対策室の小早川冬彦に再捜査を依頼。癌を患う彼女は、生きているうちに息子の冤罪を晴らしたいと言う。
冬彦は血文字に着目し、寅三と沖縄へ飛ぶが……。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『北条氏康-関東争乱篇』(2024/7/22発売)
- 『北条氏康-河越夜襲篇』(2022/11/8発売)
- 『北条氏康 大願成就篇』(2021/7/19発売)
- 『捜査一課OB-ぼくの愛したオクトパス』(2021/5/19発売)
■文庫本新刊
- 『警視庁SM班IV キングベアー』(2024/8/23発売)
- 『ちぎれ雲(二)-女犯の剣』(2024/4/22発売)
- 『ちぎれ雲 一-浮遊の剣』(2024/3/19発売)
- 『SRO neoⅠ-新世界』(2024/1/23発売)
- 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』(2023/5/11発売)
コンスタントに作品を発表している富樫倫太郎さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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